今話の名セリフ:「風って、自然の思いを届ける力を持ってるんじゃないかな・・・。」(樹サクヤ)
「ヒーリングっど♡プリキュア」第24話「いま行きます! お手当てを風に乗せて」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、ひなたは、雑誌に載っていたカフェの話をしていました。そのカフェは、おおらか市という所にあり、電車で2時間以上かかるとの事。
ひなたは、今度の日曜日に皆で一緒に行こうと声をかけます。ですが、アスミは、そのカフェが紹介されているページの隣のページに目が行きました。
そのページの内容は、おおらか市街から外れた湖畔について。
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のどかは、アスミがその湖畔に注目しているのを見て、ここに行こうと提案。弁当を持ってハイキングに行こうという話になり、皆、賛成しました。
「じゃあ、早い方が人も少なそうだし、駅に朝6時集合でどう?」
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「まだ夜ニャ!」
「朝ラビ!」
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朝6時が夜って、どんだけ遅起きなんだよ。この2人、日曜日は、相当遅い時間まで寝てるんじゃなかろうか。
まあ、かく言う私も、8時頃に朝食を食べた後は、数時間寝てますけどね。世間一般から見れば結構だらしないと思っています。(笑)
~ Aパート ~
そして、日曜日を迎えました。
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「ふわあ~、素敵・・・。」
「来て良かった・・・。」
「本当ね・・・。」
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「アスミちゃん、なんか自然とお話ししてるみたい・・・。言葉が分かるの?」
「いいえ。思いが伝わってくるのです。」
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「思い? 草や木の?」
「土や花、そして、湖の。」
「ここはとても気持ちいいよね・・・。生きてるって感じ・・・。」
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その直後、雛の鳴き声が聞こえてきました。少し歩くと、雛を見かけます。
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のどかは、巣から落ちたんじゃないかと心配し、雛を触ろうとしましたが、誰かが制止の声をかけました。
「触っちゃ駄目よ! この子は、たぶん巣立ちの時なんだよ。まだ上手く飛べないだけ。」
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「親鳥が近くで見ているかもしれない。人間が勝手に連れて行っては駄目だよ。」
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ひなたは、何で親鳥が助けに来ないのか疑問に感じますが、アスミは、自分達がいると親鳥が近寄れないと言います。野生の雛にとって、人が近くにいる事はストレスになります。
その後、女性は手袋を着けて、雛を安全な所に移動させました。
雛から離れると、親鳥の声が。雛が無事な事に、安心したそうです。
女性の名前は「樹 サクヤ」。このおおらか市で樹木医をやっています。
木の様子を見て、診断をし、何か問題があれば処置をする。それが、彼女の仕事です。
「サクヤさんは、どうして樹木医になったんですか?」
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「小さい頃からここによく来ててね・・・。友達と、家族と、1人でもよく来たな・・・。ここにいると心が休まるの・・・。」
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「私の大好きな場所・・・。だから、ここにある木や自然を守りたいと思ったの・・・。」
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「木は大地に根を張って、繋がっているでしょ? 地球と。木が枯れたり元気がないのは、地球の悲鳴なんだって、私は思ってる・・・。」
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「サクヤさんは、木だけじゃなくて、地球もお手当てしてるんですね!」
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「地球のお手当て? そんな大げさなものじゃないけど・・・。」
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「木が、話してる・・・。」
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「風が吹いただけでしょ?」
「そう。でも、話してるよ。木が。お互いに元気って声を掛け合ってる。」
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「風って、自然の思いを届ける力を持ってるんじゃないかな・・・。」
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「なんて、私の思い込みだけどね。」
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「そんな事ありません。サクヤさんは、本当に自然の思いが分かる。いえ、分かろうとしている。」
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「ここの自然が素敵なのは、きっとサクヤさんがいるからです。私も、ここが大好きです・・・。」
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「ありがとう。」
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辺りが夕方となった頃、のどか達はサクヤと別れ、家に帰りました。
しかし、ある夜、この湖畔にダルイゼンが。例の雛を見かけ、メガパーツを取り込ませました。
~ Bパート ~
その翌朝、ラテは体調を崩しました。メガビョーゲンが、あの湖畔に出現した事を知ります。
ニュースでも、おおらか市に怪物が現れた事が報道されていました。しかも、映像には、サクヤが湖に向かって走っている姿が。
「やめて・・・。木が泣いてる・・・。湖も泣いてる!」
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「うるさいな・・・。」
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おおらか市までは、かなりの距離がありますが、それでも行くしかありません。
そんな中、アスミは・・・、
「サクヤさん・・・。助けます、サクヤさんを・・・。あの素敵な自然を・・・。」
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「風よ・・・。私の思いを運んで・・・。」
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「ええーっ!? 何、あれ!?」
「おおらか市の湖!?」
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「あれを通れば湖へ行けます。行きましょう。地球のお手当てに!」
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そして、湖に到着。しかし、サクヤは、怪物の攻撃を受けて、気を失っていました。
怪物の名は「ネブソック」。ここの自然を救うため、のどか達は変身します。
「またお前達か・・・。本当にどこにでも現れるな。」
「ダルイゼン!」
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「兄ちゃん! コイツら、何だ?」
「いーっつも、兄ちゃんの邪魔をするんだ・・・。」
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「じゃあ、倒しちゃっていい? 倒したら褒めてくれよな、兄ちゃん!」
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「兄ちゃん」と呼ばれて、まんざらでもない顔してるな、オイ。バテテモーダから「兄貴」と呼ばれて病みつきになったんでしょうか。(笑)
ネブソックの猛攻に、グレース、フォンテーヌ、スパークルは押されてしまいますが、アースは問題なく対処。
しかし、ネブソックの攻撃の余波で木が倒れ、気を失っているサクヤに当たりそうになってしまいます。ですが、ここはアースが守りました。
それでも、ネブソックは容赦なく攻めてきます。ここは、グレースがシールドで回避し、スパークルが反撃でネブソックの攻撃を止め、フォンテーヌがサクヤを担ぎました。
その後、ネブソックが急降下。プリキュア達は回避しますが、その破壊力はかなりのもの。
が、ダルイゼンは、所詮その程度だと評価。それを聞いて悔しく感じたネブソックは、かなり高い所まで飛びましたが・・・、
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「おっかねー!」
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「たっけーとこ、超おっかねー!」
「高い所怖いんだ・・・。」
「飛べるのに?」
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まあ、飛べるといっても、雛が素体ですからね。高い所が怖いのは、分からなくはないかも。
つーか、アース1人だけギャグ目になってねぇ。まあ、大人な雰囲気を醸し出していて、あまり合わないという判断から、そうしなかったんでしょうけど、キミもギャグ目になったっていいのよ? 私的には、その方がおいしいから。(笑)
高い所は怖いネブソックですが、それでも、積極的に攻撃を繰り出してきます。
ここは、アースが相手。ネブソックの攻撃を回避し続け、他3人の力を借りて、空高くジャンプ。
ネブソックは、アース1人を追いかけ続けたために・・・、
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「たっけー! おっかねー!」
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ネブソックが落ちてきたところを、アース以外の3人がトリプルキック。
再び上空に追い出し、そこを、ヒーリングハリケーン。ラテの具合が回復し、雛や湖、周りの木々も元に戻りました。気を失っていたサクヤも目を覚ましました。
「サクヤさんが気が付いて、木も草花も湖も喜んでいます。」
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「私の思い込みです。」
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その後、すこやか市に戻るのどか達。風の力を借りてここまで来たように、帰りも同じようにしたいところですが・・・、
「できません。あれはとても力を使うので、続けてはできないのです。」
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『えーっ!?』
「って事は電車で帰るの!?」
「電車賃足りるかな・・・。」
「私、お使い頼まれたんだけど・・・。」
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「せっかくだから、カフェ寄ってかない?」
「行ってみたい!」
「それどころじゃないでしょ!」
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今回は、これで終了です。
次回:「勇気を出して! とらわれのペギタン」
ペギタンは、ちゆと一緒に、ちょっと怖い映画を見ていました。ペギタンは、怖くないと強がるものの、ちゆはペギタンの頭をなでながら可愛いと声をかけます。
その後、ちゆが少し部屋を離れた間、ペギタンが部屋からいなくなってしまいました。皆でペギタンを探す事になり、ラテに匂いを辿ってもらったら、公園のベンチで途切れていて・・・。
一体、ペギタンは、どこに行ってしまったのか?
【まとめ】
おおらか市にある湖畔にハイキングにやって来たのどか達は、「樹 サクヤ」という樹木医と会い、彼女の仕事に感銘を受けたものの、その後日、雛鳥にメガパーツを取り込ませて生まれた怪物「ネブソック」が、湖畔やその周りの自然を蝕んでいきましたが、アスミが風の力を借りて、湖に通じる道を開き、ネブソックを浄化しました。
という事で、今回は、自然豊かな場所でハイキング。今作は、過去作と比べると、自然の豊かさが目につき、最初の3話の感想記事では、自然を感じたポイントを挙げてもいました。
そして、今話は、全24話中、最も自然の豊かさが描かれていたと感じ、すごく今作らしい回だったと感じています。私は、ここ何年も、自然の豊かさとは無縁の生活を送り続けてますので、すごく目を惹かれましたね。
特に、あの湖畔は、すごく綺麗だったと感じています。いつか、都会の喧騒から離れて、ああいう場所で一夜を過ごしてみたいな、と感じました。
そんな中で、「樹サクヤ」という樹木医が登場。湖、および、その周辺の動植物の保全が彼女の仕事であり、そういうキャラを出してきたという事は、人と自然の共存の大切さを語っていたように感じます。
自然は、景観が美しく、私達人間の心を癒してくれるものばかり。しかも、私達の寿命をはるかに超えて、その美しさを保っており、力強さも兼ね備えていると思います。
しかし、そんな自然にも寿命はあります。いくら自然が力強いといっても、自然の力だけでは、永遠に美しさを保てないでしょう。
それには、人の手が必要なように思います。と言っても、人の個性はそれぞれで、中には、動物の捕獲や木の伐採に遠慮しない者達もいますが、自然の美しさに感銘を受けて、それを守りたいと思う者達が、それなりにいるから、自然は美しいものだと、いつまでも認識されているのでしょうね。
自然が人の力を必要としているように、私達人間も生きていくには自然の力が必要です。光合成により生み出される酸素とか、身体に必要な水など。
そういう意味では、人も自然も本質的には同じであり、「共存」が大切なのだろうな、と思いました。今後どこかの回でも、自然について深く考えさせる話があったらいいな、と楽しみにしています。
さて、次回は、ペギタンが行方不明になってしまうという話。っていうか・・・、
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なんか、すげー目してるんですけど。そういえば、以前のどかがペンギンのポーズをしていた時に変な目をしていましたけど、あながち間違いではなかったって事でしょうか。(笑)
なんとなく、次回は、ちゆとペギタンが絆を深める話になりますかね。振り返ってみると、これまでのちゆメイン回は、パートナーとの絆を深める話はなかったですので、次回は注目度高めに見た方がいいのかもしれません。
次回予告を見た感じでは、ペギタンの災難に笑いまくりそうな気がしますが、シリアスどころもきっちり描いてほしいな、と期待しています。
今話の感想は、これで以上です。最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「ヒーリングっど♡プリキュア」第24話「いま行きます! お手当てを風に乗せて」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、ひなたは、雑誌に載っていたカフェの話をしていました。そのカフェは、おおらか市という所にあり、電車で2時間以上かかるとの事。
ひなたは、今度の日曜日に皆で一緒に行こうと声をかけます。ですが、アスミは、そのカフェが紹介されているページの隣のページに目が行きました。
そのページの内容は、おおらか市街から外れた湖畔について。


のどかは、アスミがその湖畔に注目しているのを見て、ここに行こうと提案。弁当を持ってハイキングに行こうという話になり、皆、賛成しました。
「じゃあ、早い方が人も少なそうだし、駅に朝6時集合でどう?」

「まだ夜ニャ!」
「朝ラビ!」

朝6時が夜って、どんだけ遅起きなんだよ。この2人、日曜日は、相当遅い時間まで寝てるんじゃなかろうか。
まあ、かく言う私も、8時頃に朝食を食べた後は、数時間寝てますけどね。世間一般から見れば結構だらしないと思っています。(笑)
~ Aパート ~
そして、日曜日を迎えました。




「ふわあ~、素敵・・・。」
「来て良かった・・・。」
「本当ね・・・。」





























「アスミちゃん、なんか自然とお話ししてるみたい・・・。言葉が分かるの?」
「いいえ。思いが伝わってくるのです。」

「思い? 草や木の?」
「土や花、そして、湖の。」
「ここはとても気持ちいいよね・・・。生きてるって感じ・・・。」

その直後、雛の鳴き声が聞こえてきました。少し歩くと、雛を見かけます。

のどかは、巣から落ちたんじゃないかと心配し、雛を触ろうとしましたが、誰かが制止の声をかけました。
「触っちゃ駄目よ! この子は、たぶん巣立ちの時なんだよ。まだ上手く飛べないだけ。」


「親鳥が近くで見ているかもしれない。人間が勝手に連れて行っては駄目だよ。」

ひなたは、何で親鳥が助けに来ないのか疑問に感じますが、アスミは、自分達がいると親鳥が近寄れないと言います。野生の雛にとって、人が近くにいる事はストレスになります。
その後、女性は手袋を着けて、雛を安全な所に移動させました。
雛から離れると、親鳥の声が。雛が無事な事に、安心したそうです。
女性の名前は「樹 サクヤ」。このおおらか市で樹木医をやっています。
木の様子を見て、診断をし、何か問題があれば処置をする。それが、彼女の仕事です。
「サクヤさんは、どうして樹木医になったんですか?」

「小さい頃からここによく来ててね・・・。友達と、家族と、1人でもよく来たな・・・。ここにいると心が休まるの・・・。」


「私の大好きな場所・・・。だから、ここにある木や自然を守りたいと思ったの・・・。」


「木は大地に根を張って、繋がっているでしょ? 地球と。木が枯れたり元気がないのは、地球の悲鳴なんだって、私は思ってる・・・。」


「サクヤさんは、木だけじゃなくて、地球もお手当てしてるんですね!」

「地球のお手当て? そんな大げさなものじゃないけど・・・。」



「木が、話してる・・・。」

「風が吹いただけでしょ?」
「そう。でも、話してるよ。木が。お互いに元気って声を掛け合ってる。」

「風って、自然の思いを届ける力を持ってるんじゃないかな・・・。」


「なんて、私の思い込みだけどね。」

「そんな事ありません。サクヤさんは、本当に自然の思いが分かる。いえ、分かろうとしている。」


「ここの自然が素敵なのは、きっとサクヤさんがいるからです。私も、ここが大好きです・・・。」


「ありがとう。」

辺りが夕方となった頃、のどか達はサクヤと別れ、家に帰りました。
しかし、ある夜、この湖畔にダルイゼンが。例の雛を見かけ、メガパーツを取り込ませました。
~ Bパート ~
その翌朝、ラテは体調を崩しました。メガビョーゲンが、あの湖畔に出現した事を知ります。
ニュースでも、おおらか市に怪物が現れた事が報道されていました。しかも、映像には、サクヤが湖に向かって走っている姿が。
「やめて・・・。木が泣いてる・・・。湖も泣いてる!」

「うるさいな・・・。」


おおらか市までは、かなりの距離がありますが、それでも行くしかありません。
そんな中、アスミは・・・、
「サクヤさん・・・。助けます、サクヤさんを・・・。あの素敵な自然を・・・。」







「風よ・・・。私の思いを運んで・・・。」




「ええーっ!? 何、あれ!?」
「おおらか市の湖!?」

「あれを通れば湖へ行けます。行きましょう。地球のお手当てに!」



そして、湖に到着。しかし、サクヤは、怪物の攻撃を受けて、気を失っていました。
怪物の名は「ネブソック」。ここの自然を救うため、のどか達は変身します。
「またお前達か・・・。本当にどこにでも現れるな。」
「ダルイゼン!」


「兄ちゃん! コイツら、何だ?」
「いーっつも、兄ちゃんの邪魔をするんだ・・・。」

「じゃあ、倒しちゃっていい? 倒したら褒めてくれよな、兄ちゃん!」


「兄ちゃん」と呼ばれて、まんざらでもない顔してるな、オイ。バテテモーダから「兄貴」と呼ばれて病みつきになったんでしょうか。(笑)
ネブソックの猛攻に、グレース、フォンテーヌ、スパークルは押されてしまいますが、アースは問題なく対処。
しかし、ネブソックの攻撃の余波で木が倒れ、気を失っているサクヤに当たりそうになってしまいます。ですが、ここはアースが守りました。
それでも、ネブソックは容赦なく攻めてきます。ここは、グレースがシールドで回避し、スパークルが反撃でネブソックの攻撃を止め、フォンテーヌがサクヤを担ぎました。
その後、ネブソックが急降下。プリキュア達は回避しますが、その破壊力はかなりのもの。
が、ダルイゼンは、所詮その程度だと評価。それを聞いて悔しく感じたネブソックは、かなり高い所まで飛びましたが・・・、


「おっかねー!」


「たっけーとこ、超おっかねー!」
「高い所怖いんだ・・・。」
「飛べるのに?」


まあ、飛べるといっても、雛が素体ですからね。高い所が怖いのは、分からなくはないかも。
つーか、アース1人だけギャグ目になってねぇ。まあ、大人な雰囲気を醸し出していて、あまり合わないという判断から、そうしなかったんでしょうけど、キミもギャグ目になったっていいのよ? 私的には、その方がおいしいから。(笑)
高い所は怖いネブソックですが、それでも、積極的に攻撃を繰り出してきます。
ここは、アースが相手。ネブソックの攻撃を回避し続け、他3人の力を借りて、空高くジャンプ。
ネブソックは、アース1人を追いかけ続けたために・・・、


「たっけー! おっかねー!」


ネブソックが落ちてきたところを、アース以外の3人がトリプルキック。
再び上空に追い出し、そこを、ヒーリングハリケーン。ラテの具合が回復し、雛や湖、周りの木々も元に戻りました。気を失っていたサクヤも目を覚ましました。
「サクヤさんが気が付いて、木も草花も湖も喜んでいます。」


「私の思い込みです。」


その後、すこやか市に戻るのどか達。風の力を借りてここまで来たように、帰りも同じようにしたいところですが・・・、
「できません。あれはとても力を使うので、続けてはできないのです。」

『えーっ!?』
「って事は電車で帰るの!?」
「電車賃足りるかな・・・。」
「私、お使い頼まれたんだけど・・・。」

「せっかくだから、カフェ寄ってかない?」
「行ってみたい!」
「それどころじゃないでしょ!」


今回は、これで終了です。
次回:「勇気を出して! とらわれのペギタン」
ペギタンは、ちゆと一緒に、ちょっと怖い映画を見ていました。ペギタンは、怖くないと強がるものの、ちゆはペギタンの頭をなでながら可愛いと声をかけます。
その後、ちゆが少し部屋を離れた間、ペギタンが部屋からいなくなってしまいました。皆でペギタンを探す事になり、ラテに匂いを辿ってもらったら、公園のベンチで途切れていて・・・。
一体、ペギタンは、どこに行ってしまったのか?
【まとめ】
おおらか市にある湖畔にハイキングにやって来たのどか達は、「樹 サクヤ」という樹木医と会い、彼女の仕事に感銘を受けたものの、その後日、雛鳥にメガパーツを取り込ませて生まれた怪物「ネブソック」が、湖畔やその周りの自然を蝕んでいきましたが、アスミが風の力を借りて、湖に通じる道を開き、ネブソックを浄化しました。
という事で、今回は、自然豊かな場所でハイキング。今作は、過去作と比べると、自然の豊かさが目につき、最初の3話の感想記事では、自然を感じたポイントを挙げてもいました。
そして、今話は、全24話中、最も自然の豊かさが描かれていたと感じ、すごく今作らしい回だったと感じています。私は、ここ何年も、自然の豊かさとは無縁の生活を送り続けてますので、すごく目を惹かれましたね。
特に、あの湖畔は、すごく綺麗だったと感じています。いつか、都会の喧騒から離れて、ああいう場所で一夜を過ごしてみたいな、と感じました。
そんな中で、「樹サクヤ」という樹木医が登場。湖、および、その周辺の動植物の保全が彼女の仕事であり、そういうキャラを出してきたという事は、人と自然の共存の大切さを語っていたように感じます。
自然は、景観が美しく、私達人間の心を癒してくれるものばかり。しかも、私達の寿命をはるかに超えて、その美しさを保っており、力強さも兼ね備えていると思います。
しかし、そんな自然にも寿命はあります。いくら自然が力強いといっても、自然の力だけでは、永遠に美しさを保てないでしょう。
それには、人の手が必要なように思います。と言っても、人の個性はそれぞれで、中には、動物の捕獲や木の伐採に遠慮しない者達もいますが、自然の美しさに感銘を受けて、それを守りたいと思う者達が、それなりにいるから、自然は美しいものだと、いつまでも認識されているのでしょうね。
自然が人の力を必要としているように、私達人間も生きていくには自然の力が必要です。光合成により生み出される酸素とか、身体に必要な水など。
そういう意味では、人も自然も本質的には同じであり、「共存」が大切なのだろうな、と思いました。今後どこかの回でも、自然について深く考えさせる話があったらいいな、と楽しみにしています。
さて、次回は、ペギタンが行方不明になってしまうという話。っていうか・・・、

なんか、すげー目してるんですけど。そういえば、以前のどかがペンギンのポーズをしていた時に変な目をしていましたけど、あながち間違いではなかったって事でしょうか。(笑)
なんとなく、次回は、ちゆとペギタンが絆を深める話になりますかね。振り返ってみると、これまでのちゆメイン回は、パートナーとの絆を深める話はなかったですので、次回は注目度高めに見た方がいいのかもしれません。
次回予告を見た感じでは、ペギタンの災難に笑いまくりそうな気がしますが、シリアスどころもきっちり描いてほしいな、と期待しています。
今話の感想は、これで以上です。最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。