「ハピネスチャージプリキュア!」第5話「めぐみとひめ! 仲良しおたすけ大作戦!!」の感想です。
〜 オープニング前 〜
今回は、ぴかりが丘中学から。めぐみ、ひめ、ゆうこは一緒に下校。
ゆうこがひめに、もう学校に慣れたかどうか聞くと、めぐみの後ろに隠れます。
ゆうこに話すのは、まだ緊張するようです。ここは、徐々に慣れていくしかないですね。
そんなひめに、ゆうこはいつものハニーキャンディをあげます。飴を口にすると、ご満悦のひめ。
ひめはゆうこに、どうやってハニーキャンディを作っているのか聞きます。ゆうこは秘密だと答えます。ただ、隠し味には自分の愛を込めているとの事。「隠し味は私の愛」か。なんか、無駄に意味深にとりそうな大きなお友達が続出しそうなセリフですね。(笑)
ゆうこは家のお弁当屋の手伝いがあるので、一足先に帰ります。
その直後、めぐみはひめに、自分の家に来ないかどうか聞きます。母がパンケーキを焼いてくれる、と聞いて、ひめは大喜びで、行くと言います。
今回の「10周年おめでとうメッセージ映像」で、登場したのは「スマイルプリキュア!」から、「キュアハッピー」。
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もちろん、この子がよく言うセリフ「ウルトラハッピー」も出ました! 久々に聞けて、私もウルトラハッピーです!
という訳で、前回感想で書いた予想が的中! これは本当に、前回感想ラストに書いた法則通りに出しているのかも!? 次回もこの流れが続くと読んで、次回はロゼッタが出ると予想します。次回から先の4回(7話〜10話)についても、予想を立てているのですが、それは最後に書きます。
〜 Aパート 〜
めぐみとひめは、めぐみの家に向かいます。ひめは友達の家に呼ばれるのは初めてという事で、めぐみの母に会ったら緊張しちゃうかも、とちょっと不安に。
めぐみは大丈夫だとフォローしますが、同時に、道に落ちているゴミを見つけます。
その後、川の近くを歩いていた1人の少年がペットボトルを川にポイ捨てします。めぐみは少年に、ポイ捨てしちゃダメと注意しますが、少年は無視します。これに怒ったひめはプリカードで服装チェンジします。
ポリスにチェンジしたひめは、少年を強く注意して、一緒にゴミを捨てさせます。めぐみが「みんなでキレイにしようね」と言うと、少年は元気にうなずいて、その場を後にします。
いい事をしたら、きっとおやつが美味しくなる、という事で、ひめはパンケーキを楽しみにしますが、その時、近くを通った犬がケガをしてる事に気付きます。
またしても服装チェンジ。今度はナースの姿に。
応急処置を施します。少しして、飼い主の少年が現れ、手当てしてくれた事に感謝して、その場を去ります。っていうか、ポイ捨てした少年といい、なんか変なコスプレしてんな、と思わないのだろうか?(笑)
今度こそパンケーキ、といきたいところですが、そうもいかず、今度は迷子の女の子の手助けをします。3話でもチェンジしたローラースケーターで母親を捜し、見つけます。
さすがに疲れてきたひめ。しかし、次は、木陰から女性を見つめる、1人の男性を発見します。
この女性は彼の恋人のようで、プロポーズしようと思っているのですが、なかなか勇気が出ないそうです。チッ、意気地なしめが。男なら、こういう時はドカッと行かんかい! まあ、しかし、実際でも、多くの男性はこうなっちゃうもんなんですかね? 私はこういうのに縁がありませんので、よく分かりません。(泣)
ここは、めぐみがお花屋さんにチェンジ。
ひめは、女性は花をもらうと嬉しい、とアドバイス。その後、男性は花束を渡してプロポーズ。成功します。
人助けは一件落着。改めて、めぐみの家に向かいます。
ひめはめぐみに、人助けって面倒臭くないか、と聞きます。めぐみは、面倒臭くない、みんなの笑顔が見られるから幸せ、と答えます。
しかし、ひめはその事がよく分からず、お腹ペコペコで不幸って感じだと言います。そんなひめに、めぐみは「ハピネス注入!」と、ひめの肩に力を込めます。
ひめは、幸せ34%くらい上がったかも、と言います。そんな2人のやりとりを見ていたゆうこが声をかけます。
ゆうこは弁当の配達中。腹が減っているひめは喜びますが、もちろん弁当はあげられません。だけど、ハニーキャンディは常に持っており、ここでもあげます。またしても、ご満悦のひめ。
ゆうこはひめに、めぐみといると大忙しでしょ、と聞き、ひめはそうだと答え、人助けしまくりですごく疲れた、と言います。それでも人に喜んでもらうと嬉しいよね、とゆうこは言いますが、ひめは確かにそうだけど、やっぱり疲れたと返します。
という訳で、めぐみとひめは走って、めぐみの家に向かいます。そんな2人を見て、ゆうこは、仲良き事は美しき事かな、と言い、感心します。
そして、めぐみの家に到着。ひめは緊張しながらも、めぐみの母・かおりに、いや、かおりお姉様にあいさつします。
以下、今回の感想では、「かおりお姉様」とお呼びします。3話では、誠司に「おばさん」と言われてしかめっ面でしたからね。これはお姉様と呼ばなきゃマズイな、と思いましたので、今回は「かおりお姉様」と呼ぶ事にいたします。(笑)
かおりお姉様はひめを見て、本当のお姫様のみたいだと言います。本当にお姫様なんですけどね。
そして、ついにパンケーキとご対面。かおりお姉様の手作りジャムをのせて食べると、ひめは、美味しいと感動。めぐみも母のジャムは最高だと褒め、かおりお姉様もその笑顔が見たくて頑張っちゃうと言い、めぐみと笑い合います。そんな2人を見て、ひめは何かを感じます。
しばらくして、ひめは大使館に帰ります。めぐみも一緒に行きます。
ひめは、めぐみは母と仲良しでいいな、と言います。ひめの両親は国民達と一緒に鏡の中に閉じ込められています。
その事を聞いためぐみは、絶対に助けに行こう、プリカードを全部集めてひめの願いを叶えよう、と言います。
その後、ひめは、プリカードが全部集まったらめぐみは何を願うのかを聞き、めぐみは、母を元気にしてくれるようお願いする、と答えます。かおりお姉様は身体が弱いようです。
めぐみとひめは、これからもプリカードをいっぱい集めて、お互い願いを叶えようと意気込みます。だけど、「プリキュアゴー!」と叫ぶのは程々にな? 定期的に注意しないと、多くの人に正体バラシそうで怖いですね。(笑)
一方、幻影帝国では、クイーンミラージュが、ぴかりが丘町から感じる愛に不快感を示します。
ディープミラーは、プリキュアは人助けをする事を好むようなので、それを罠におびき寄せてはどうか、と策を講じ、ホッシーワがその作戦にのります。
〜 Bパート 〜
あの後、ひめはめぐみに、何で人助けをするのかを聞きます。めぐみは、母がみんなの笑顔が一番だって言うから、と答えます。めぐみ自身も、みんなに喜んでもらうと嬉しいと感じています。ひめは、笑顔だけじゃお腹いっぱいになれない、とよく分かっていません。
その時、誰かの叫び声が聞こえます。ある女性が多数のチョイアークに追われています。
とはいえ、上の画像のように笑顔ですが。もう、彼女が何者なのか丸分かりですね。あれだけのチョイアークに追われてるのに笑顔って、この人、相当のMですねえ。(笑)
ひめとリボンは怪しさを感じますが、めぐみは、これは大変だと感じます。そして、2人は変身します。
2人は優位に戦いますが、やはり数の多さは変わらず。という事で、フォームチェンジ。ラブリーは「ロリポップヒップホップ」に。
そして、当然のCGフル活用。「ポップンソニックアタック」でチョイアーク達を一掃します。
今回もチョイアークさん達、お疲れ様です。まだ少なくとも「マカダミアフラダンス」「ポップコーンチア」でのやられ役という仕事が残ってるのでしょうから、ザコ戦闘員とはいえ、決して楽な地位ではありません。これは彼らの給料高くしてあげないと、幻影帝国がブラック企業にもなりかねませんね。(笑)
助けられた女性はホッシーワに正体を現します。見事な演技でプリキュアをおびき寄せたと悦に入ります。
まったく、さっきチョイアーク達に追われていた時といい、敵のくせにキレイな背景使いやがって。来月から消費増税なんですから、敵側に無駄にキレイな背景使うコストはカットして下さい。(笑)
ラブリーは、騙すなんて酷い、こんな事したら本当に助けが必要な人が困る、と怒ります。これに対し、ホッシーワは、人助けなんかするから騙される、人助けをしている自分はいい子だと酔いしれているから見えすいた罠にひっかかる、と返します。
プリンセスは、騙す方が騙される方よりも悪いに決まっている、ラブリーは素直だからあっさり騙されやすいだけ、と反論します。ラブリーは、フォローしてくれたプリンセスに感謝し、自分はどうして人助けをしたいのか分からないけど、ただ困っている人がいたら手を差し伸べたい、と言います。
ホッシーワは感心する事なく、サイアークを地中から呼び寄せます。ラブリーとプリンセスはサイアークに捕まります。
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「誰だって自分の事しか考えてないのよ。アンタ達だってそう。自分が気持ちいいとか、人から褒められるからだとか、結局自分のためじゃない! それで感謝もされなかったりしたら丸損よねー。」
とホッシーワは言います。しかし、ラブリーは、
「そうかもしれない。でも、私は、助けてもらったり、笑顔をもらった時の嬉しい気持ちをみんなにあげたい。それで損したり、大変な目に遭っても、みんなが幸せならそれでいいの!」
と言います。ホッシーワは、何よりも自分が大切だ、と言い、サイアークにプリキュアを握り潰すよう指示します。
そして、ホッシーワは、自己満足のために仲間まで巻き込んでラブリーこそ自分勝手、と言います。これに対し、プリンセスは、ラブリーは自分勝手なんかじゃない、と反論します。
「私も、人助けなんか面倒臭いって思うけど、ラブリーと一緒にいると、次から次へと大変だけど、なんかあったかい気持ちになるの! だからだから、友達の事、悪く言わないでー!」
そして、サイアークの拘束から脱出。すぐに、ラブリーを助けます。ラブリーはプリンセスに感謝し、2人は気持ちが高まり、反撃に出ます。
ラブリーはラブリービームで、プリンセスは爆弾ボンバーでサイアークを弱らせます。とどめはラブリーがピンキーラブシュート。ホッシーワは、人の笑顔なんて腹の足しにならない、と吐き捨て、撤退します。
それからして、めぐみはひめと手を繋いで、ひめと一緒にプリキュアをやっている事に改めて感謝します。ひめも、めぐみと一緒にプリキュアをやれて嬉しいと言います。
もちろん、今回もプリカードをゲット。
今回は、「マカダミアフラダンス」「コックさん」「テニス」「マリン」「ロック」と5種もゲット。これだけゲットできたのは、沢山人助けをして幸せが貯まったから、とリボンは言います。
めぐみは「情けは人のためならず」と言います。人に情けをかける事は、巡り巡って自分に返ってきて、自分のためにもなる。ひめは、めぐみが人助けが好きな理由が分かったかも、こういうのも悪くない、人の笑顔っていいね、と言います。めぐみとひめは、これからもどんどん人助けしようと盛り上がります。
前回に引き続き、2人を遠くから見ていたフォーチュン。彼女は何を思うのか?
今回は、これで終了です。
次回:「リボンの優しさ!! 料理って愛情なんです!!」
リボンは毎日ひめのために料理を作っているようですが、ひめは自分の食べたい料理を出すようワガママを言って困らせてしまうようです。
相手の立場に立って、相手の気遣いや思いやりを学ぶ事がテーマになりそうな感じで、次回もひめの成長要素に期待できそうです。
【まとめ】
「情けは人のためならず」。これが今回のテーマでした。
ひめは、今回の話を通して、貴重な経験を得た事でしょう。
ブルースカイ王国で王女として平和に過ごしていた頃は、今回のような人助けとはほぼ無縁だったでしょうからね。その頃は、周りの者が、身分の高い者の手を煩わせてはならないと率先して動いていたでしょうし、ひめには何も言わなかったでしょうから、人助けをする事の意義には気付きにくいでしょう。今回の話でも、始めのうちは、人助けの心地良さを感じられなかったのも納得だと思います。
面倒臭い事は周りがやってくれるために、身分の高い者は好き勝手やれるのですが、そうなってしまうと、国は荒んでしまいます。周りの気持ちを理解した上で国を治めていかなければ、国は繁栄しません。ですので、王位継承者であるひめには、今回のような経験は必要な事でしょう。
国が乗っ取られてしまった事は、両親と別れたり、国を取り戻す過酷な運命に立ち向かわなければならない、と大変な事ではありますが、今回のような経験を繰り返していけば、国を取り戻した後の国民達への向き合い方も変わっていき、大きな指示や期待を得られるでしょう。平和なまま時が過ぎていれば、今回のような経験をするのは何年も先になっていたと思われますので、国を乗っ取られた事は決して悪い事ばかりではないでしょうね。
今後、バトルが激化し、やがて国を取り戻すための本格的な戦いに突入した時に、ひめがどんな気持ちで立ち向かうのか注目したいところです。その展開を迎えるまで、多くの人の気持ちを知り、多くの人に優しく接していくようになってほしいな、と思います。
また、めぐみについても、これぞ主人公、と思わせるくらい、「純粋さ」をかなり出していたな、と感じました。
バカが付くくらいのお人好しで優し過ぎるところは、プリキュアシリーズの主人公の美徳であり、メイン視聴層の未就学女児には見習ってほしいもの。今作も、それをしっかり受け継いでいて良かったと思います。
めぐみが今回のような「純粋さ」を今後どれだけ出して、どんな美しいストーリーを作っていくのか、注目したいと思います。
さて、次回は「オールスターズ・ニューステージ3」上映開始前の最後の回になりますが、キュアハニーの出番はあるのだろうか?
次回予告を見た感じでは、次回出そうな気配がまったくありません。しかし、「オールスターズ・ニューステージ3」には出る予定なんですよね。
もし、次回出ないとなると、「オールスターズ・ニューステージ3」では、声なしの出演になるのでしょうか? そして、出るとしても、ほんの少しだけなのでしょうか? 気になります。
とりあえず、次回は、オープニングが「オールスターズ・ニューステージ3」告知バージョンになりそうですね。
最後に、後回しにした「10周年おめでとうメッセージ映像」の7話〜10話に出てくるプリキュアの予想。
次の3つのうちのどれかだと思っています。
選択肢1:7話ホワイト、8話ルージュ、9話ブロッサム、10話サニー
選択肢2:7話ブルーム、8話ベリー、9話メロディ、10話ソード
選択肢3:7話ピーチ、8話ビート、9話ハート、10話ブルーム
選択肢1は、前回感想ラストで書いた法則をまた「マックスハート」から順に当てはめていく、というもので、選択肢2、選択肢3は法則をほんのちょっと変えてくるだろう、と考えた上での予想です。
このどれかが当たってたら嬉しいのですが、たぶん当たらないだろうな。まあ、どんな順番で出すにせよ、これからも、過去作のプリキュアに久々に会って癒されたいものです。
〜 オープニング前 〜
今回は、ぴかりが丘中学から。めぐみ、ひめ、ゆうこは一緒に下校。
ゆうこがひめに、もう学校に慣れたかどうか聞くと、めぐみの後ろに隠れます。

そんなひめに、ゆうこはいつものハニーキャンディをあげます。飴を口にすると、ご満悦のひめ。

ゆうこは家のお弁当屋の手伝いがあるので、一足先に帰ります。
その直後、めぐみはひめに、自分の家に来ないかどうか聞きます。母がパンケーキを焼いてくれる、と聞いて、ひめは大喜びで、行くと言います。
今回の「10周年おめでとうメッセージ映像」で、登場したのは「スマイルプリキュア!」から、「キュアハッピー」。

もちろん、この子がよく言うセリフ「ウルトラハッピー」も出ました! 久々に聞けて、私もウルトラハッピーです!
という訳で、前回感想で書いた予想が的中! これは本当に、前回感想ラストに書いた法則通りに出しているのかも!? 次回もこの流れが続くと読んで、次回はロゼッタが出ると予想します。次回から先の4回(7話〜10話)についても、予想を立てているのですが、それは最後に書きます。
〜 Aパート 〜
めぐみとひめは、めぐみの家に向かいます。ひめは友達の家に呼ばれるのは初めてという事で、めぐみの母に会ったら緊張しちゃうかも、とちょっと不安に。
めぐみは大丈夫だとフォローしますが、同時に、道に落ちているゴミを見つけます。
その後、川の近くを歩いていた1人の少年がペットボトルを川にポイ捨てします。めぐみは少年に、ポイ捨てしちゃダメと注意しますが、少年は無視します。これに怒ったひめはプリカードで服装チェンジします。

いい事をしたら、きっとおやつが美味しくなる、という事で、ひめはパンケーキを楽しみにしますが、その時、近くを通った犬がケガをしてる事に気付きます。
またしても服装チェンジ。今度はナースの姿に。

今度こそパンケーキ、といきたいところですが、そうもいかず、今度は迷子の女の子の手助けをします。3話でもチェンジしたローラースケーターで母親を捜し、見つけます。
さすがに疲れてきたひめ。しかし、次は、木陰から女性を見つめる、1人の男性を発見します。
この女性は彼の恋人のようで、プロポーズしようと思っているのですが、なかなか勇気が出ないそうです。チッ、意気地なしめが。男なら、こういう時はドカッと行かんかい! まあ、しかし、実際でも、多くの男性はこうなっちゃうもんなんですかね? 私はこういうのに縁がありませんので、よく分かりません。(泣)
ここは、めぐみがお花屋さんにチェンジ。

人助けは一件落着。改めて、めぐみの家に向かいます。
ひめはめぐみに、人助けって面倒臭くないか、と聞きます。めぐみは、面倒臭くない、みんなの笑顔が見られるから幸せ、と答えます。
しかし、ひめはその事がよく分からず、お腹ペコペコで不幸って感じだと言います。そんなひめに、めぐみは「ハピネス注入!」と、ひめの肩に力を込めます。
ひめは、幸せ34%くらい上がったかも、と言います。そんな2人のやりとりを見ていたゆうこが声をかけます。
ゆうこは弁当の配達中。腹が減っているひめは喜びますが、もちろん弁当はあげられません。だけど、ハニーキャンディは常に持っており、ここでもあげます。またしても、ご満悦のひめ。
ゆうこはひめに、めぐみといると大忙しでしょ、と聞き、ひめはそうだと答え、人助けしまくりですごく疲れた、と言います。それでも人に喜んでもらうと嬉しいよね、とゆうこは言いますが、ひめは確かにそうだけど、やっぱり疲れたと返します。
という訳で、めぐみとひめは走って、めぐみの家に向かいます。そんな2人を見て、ゆうこは、仲良き事は美しき事かな、と言い、感心します。
そして、めぐみの家に到着。ひめは緊張しながらも、めぐみの母・かおりに、いや、かおりお姉様にあいさつします。
以下、今回の感想では、「かおりお姉様」とお呼びします。3話では、誠司に「おばさん」と言われてしかめっ面でしたからね。これはお姉様と呼ばなきゃマズイな、と思いましたので、今回は「かおりお姉様」と呼ぶ事にいたします。(笑)
かおりお姉様はひめを見て、本当のお姫様のみたいだと言います。本当にお姫様なんですけどね。
そして、ついにパンケーキとご対面。かおりお姉様の手作りジャムをのせて食べると、ひめは、美味しいと感動。めぐみも母のジャムは最高だと褒め、かおりお姉様もその笑顔が見たくて頑張っちゃうと言い、めぐみと笑い合います。そんな2人を見て、ひめは何かを感じます。
しばらくして、ひめは大使館に帰ります。めぐみも一緒に行きます。
ひめは、めぐみは母と仲良しでいいな、と言います。ひめの両親は国民達と一緒に鏡の中に閉じ込められています。
その事を聞いためぐみは、絶対に助けに行こう、プリカードを全部集めてひめの願いを叶えよう、と言います。
その後、ひめは、プリカードが全部集まったらめぐみは何を願うのかを聞き、めぐみは、母を元気にしてくれるようお願いする、と答えます。かおりお姉様は身体が弱いようです。
めぐみとひめは、これからもプリカードをいっぱい集めて、お互い願いを叶えようと意気込みます。だけど、「プリキュアゴー!」と叫ぶのは程々にな? 定期的に注意しないと、多くの人に正体バラシそうで怖いですね。(笑)
一方、幻影帝国では、クイーンミラージュが、ぴかりが丘町から感じる愛に不快感を示します。
ディープミラーは、プリキュアは人助けをする事を好むようなので、それを罠におびき寄せてはどうか、と策を講じ、ホッシーワがその作戦にのります。
〜 Bパート 〜
あの後、ひめはめぐみに、何で人助けをするのかを聞きます。めぐみは、母がみんなの笑顔が一番だって言うから、と答えます。めぐみ自身も、みんなに喜んでもらうと嬉しいと感じています。ひめは、笑顔だけじゃお腹いっぱいになれない、とよく分かっていません。
その時、誰かの叫び声が聞こえます。ある女性が多数のチョイアークに追われています。


とはいえ、上の画像のように笑顔ですが。もう、彼女が何者なのか丸分かりですね。あれだけのチョイアークに追われてるのに笑顔って、この人、相当のMですねえ。(笑)
ひめとリボンは怪しさを感じますが、めぐみは、これは大変だと感じます。そして、2人は変身します。
2人は優位に戦いますが、やはり数の多さは変わらず。という事で、フォームチェンジ。ラブリーは「ロリポップヒップホップ」に。

今回もチョイアークさん達、お疲れ様です。まだ少なくとも「マカダミアフラダンス」「ポップコーンチア」でのやられ役という仕事が残ってるのでしょうから、ザコ戦闘員とはいえ、決して楽な地位ではありません。これは彼らの給料高くしてあげないと、幻影帝国がブラック企業にもなりかねませんね。(笑)
助けられた女性はホッシーワに正体を現します。見事な演技でプリキュアをおびき寄せたと悦に入ります。

ラブリーは、騙すなんて酷い、こんな事したら本当に助けが必要な人が困る、と怒ります。これに対し、ホッシーワは、人助けなんかするから騙される、人助けをしている自分はいい子だと酔いしれているから見えすいた罠にひっかかる、と返します。
プリンセスは、騙す方が騙される方よりも悪いに決まっている、ラブリーは素直だからあっさり騙されやすいだけ、と反論します。ラブリーは、フォローしてくれたプリンセスに感謝し、自分はどうして人助けをしたいのか分からないけど、ただ困っている人がいたら手を差し伸べたい、と言います。
ホッシーワは感心する事なく、サイアークを地中から呼び寄せます。ラブリーとプリンセスはサイアークに捕まります。

「誰だって自分の事しか考えてないのよ。アンタ達だってそう。自分が気持ちいいとか、人から褒められるからだとか、結局自分のためじゃない! それで感謝もされなかったりしたら丸損よねー。」
とホッシーワは言います。しかし、ラブリーは、
「そうかもしれない。でも、私は、助けてもらったり、笑顔をもらった時の嬉しい気持ちをみんなにあげたい。それで損したり、大変な目に遭っても、みんなが幸せならそれでいいの!」
と言います。ホッシーワは、何よりも自分が大切だ、と言い、サイアークにプリキュアを握り潰すよう指示します。
そして、ホッシーワは、自己満足のために仲間まで巻き込んでラブリーこそ自分勝手、と言います。これに対し、プリンセスは、ラブリーは自分勝手なんかじゃない、と反論します。
「私も、人助けなんか面倒臭いって思うけど、ラブリーと一緒にいると、次から次へと大変だけど、なんかあったかい気持ちになるの! だからだから、友達の事、悪く言わないでー!」
そして、サイアークの拘束から脱出。すぐに、ラブリーを助けます。ラブリーはプリンセスに感謝し、2人は気持ちが高まり、反撃に出ます。
ラブリーはラブリービームで、プリンセスは爆弾ボンバーでサイアークを弱らせます。とどめはラブリーがピンキーラブシュート。ホッシーワは、人の笑顔なんて腹の足しにならない、と吐き捨て、撤退します。
それからして、めぐみはひめと手を繋いで、ひめと一緒にプリキュアをやっている事に改めて感謝します。ひめも、めぐみと一緒にプリキュアをやれて嬉しいと言います。
もちろん、今回もプリカードをゲット。

めぐみは「情けは人のためならず」と言います。人に情けをかける事は、巡り巡って自分に返ってきて、自分のためにもなる。ひめは、めぐみが人助けが好きな理由が分かったかも、こういうのも悪くない、人の笑顔っていいね、と言います。めぐみとひめは、これからもどんどん人助けしようと盛り上がります。

今回は、これで終了です。
次回:「リボンの優しさ!! 料理って愛情なんです!!」
リボンは毎日ひめのために料理を作っているようですが、ひめは自分の食べたい料理を出すようワガママを言って困らせてしまうようです。
相手の立場に立って、相手の気遣いや思いやりを学ぶ事がテーマになりそうな感じで、次回もひめの成長要素に期待できそうです。
【まとめ】
「情けは人のためならず」。これが今回のテーマでした。
ひめは、今回の話を通して、貴重な経験を得た事でしょう。
ブルースカイ王国で王女として平和に過ごしていた頃は、今回のような人助けとはほぼ無縁だったでしょうからね。その頃は、周りの者が、身分の高い者の手を煩わせてはならないと率先して動いていたでしょうし、ひめには何も言わなかったでしょうから、人助けをする事の意義には気付きにくいでしょう。今回の話でも、始めのうちは、人助けの心地良さを感じられなかったのも納得だと思います。
面倒臭い事は周りがやってくれるために、身分の高い者は好き勝手やれるのですが、そうなってしまうと、国は荒んでしまいます。周りの気持ちを理解した上で国を治めていかなければ、国は繁栄しません。ですので、王位継承者であるひめには、今回のような経験は必要な事でしょう。
国が乗っ取られてしまった事は、両親と別れたり、国を取り戻す過酷な運命に立ち向かわなければならない、と大変な事ではありますが、今回のような経験を繰り返していけば、国を取り戻した後の国民達への向き合い方も変わっていき、大きな指示や期待を得られるでしょう。平和なまま時が過ぎていれば、今回のような経験をするのは何年も先になっていたと思われますので、国を乗っ取られた事は決して悪い事ばかりではないでしょうね。
今後、バトルが激化し、やがて国を取り戻すための本格的な戦いに突入した時に、ひめがどんな気持ちで立ち向かうのか注目したいところです。その展開を迎えるまで、多くの人の気持ちを知り、多くの人に優しく接していくようになってほしいな、と思います。
また、めぐみについても、これぞ主人公、と思わせるくらい、「純粋さ」をかなり出していたな、と感じました。
バカが付くくらいのお人好しで優し過ぎるところは、プリキュアシリーズの主人公の美徳であり、メイン視聴層の未就学女児には見習ってほしいもの。今作も、それをしっかり受け継いでいて良かったと思います。
めぐみが今回のような「純粋さ」を今後どれだけ出して、どんな美しいストーリーを作っていくのか、注目したいと思います。
さて、次回は「オールスターズ・ニューステージ3」上映開始前の最後の回になりますが、キュアハニーの出番はあるのだろうか?
次回予告を見た感じでは、次回出そうな気配がまったくありません。しかし、「オールスターズ・ニューステージ3」には出る予定なんですよね。
もし、次回出ないとなると、「オールスターズ・ニューステージ3」では、声なしの出演になるのでしょうか? そして、出るとしても、ほんの少しだけなのでしょうか? 気になります。
とりあえず、次回は、オープニングが「オールスターズ・ニューステージ3」告知バージョンになりそうですね。
最後に、後回しにした「10周年おめでとうメッセージ映像」の7話〜10話に出てくるプリキュアの予想。
次の3つのうちのどれかだと思っています。
選択肢1:7話ホワイト、8話ルージュ、9話ブロッサム、10話サニー
選択肢2:7話ブルーム、8話ベリー、9話メロディ、10話ソード
選択肢3:7話ピーチ、8話ビート、9話ハート、10話ブルーム
選択肢1は、前回感想ラストで書いた法則をまた「マックスハート」から順に当てはめていく、というもので、選択肢2、選択肢3は法則をほんのちょっと変えてくるだろう、と考えた上での予想です。
このどれかが当たってたら嬉しいのですが、たぶん当たらないだろうな。まあ、どんな順番で出すにせよ、これからも、過去作のプリキュアに久々に会って癒されたいものです。