今話の名セリフ:「ましろ・・・。あなたが心配だよ・・・。助けたいよ・・・。気持ちは同じ・・・。それって、一緒に戦う理由にならないかな?」
「ひろがるスカイ!プリキュア」第33話「究極のちから! マジェスティクルニクルン」の感想です。
~ オープニング前 ~
「キャー! やめてー! 助けてー! もうダメー!」
「ばーん!」
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「おりたつけだかきしんぴ! きゅあまじぇすてぃ!」
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「はい!」
「ありがとう、エルちゃん! 守ってくれて!」
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「えるちゃんじゃないよ?」
「あ、ごめんね・・・。ありがとう、マジェスティ!」
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「もういっかいやる!」
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〈エルちゃん、ノリノリだけど、本当に大丈夫なのかな・・・。〉
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今回のオープニングも、「映画プリキュアオールスターズF」告知バージョンでした。今回も、画像と感想は、記事の最後で後述します。
また、前回でマジェスティが正式加入した事で、タイトルロゴが出る前と、最後の部分にマジェスティが登場しました。
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~ Aパート ~
少しして、ソラ達は、スカイランドに来ました。
1週間前にスカイランドの湖に大昔の遺跡が浮上し、ヨヨは、それについて調べていました。
この遺跡には入り口が見当たらないですが、ここにある石碑には、こう書かれています。すべての人を救う究極の力が、この地に眠っている。その力を手に入れなさい。運命の子よ。
エルは「運命の子」。そのため、ヨヨ達はソラ達をこの遺跡に呼び寄せました。
エルが石碑に触れると、入り口が出現。この先に「究極の力」がありそうですが・・・、
「ねえ! ここって、危ない場所かもしれないよね?」
「ましろさん?」
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「だ、だってさ、こんなのとか、こんなのが待ち受けてるパターンかもだよ?」
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「ましろ?」
「やっぱり、エルちゃんは連れて行く訳にはいかないよ・・・。私達だけで行こう?」
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「ましろん。エルちゃんを危ない目にあわせたくない。その気持ちは、みんな一緒だよ。王様達だって・・・。」
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「遺跡がエルちゃんを呼び、エルちゃん自身が運命に向き合おうとしている・・・。もちろん、難しい事までエルちゃんは理解していないかもだけど。」
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「今私達にできるのは、エルちゃんを守って、サポートしてあげる事だと思う。」
「それは、キュアマジェスティになったエルちゃんは、すごく強いし。けど・・・。」
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「える、いきたい! いっしょにいこう、ましろ!」
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「ごめんね・・・。ごめんね・・・。一緒に行こうね・・・。」
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「ダメって言えないよ・・・。」
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という事で、遺跡の内部を進む事に。進めなさそうな道も、エルのおかげで、進む事ができました。
「すべての人を救う究極の力って何でしょう?」
「プリンセスは、これ以上どんな風に強くなるんでしょう?」
「巨大化とか?」
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「す、すご過ぎます!」
「いや、冗談だって!」
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1歳児のまま巨大化するのな。こんな可愛い最終決戦だったらいいのにねえ。という事で、カイゼリン・アンダーグさん、今のうちにこの可愛いクマになる準備をしておけよ?(笑)
〈心配し過ぎだったかな・・・。でも、もしもこの先、エルちゃんが怪我したら? 痛い思いをしたら?〉
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〈そんなの、やっぱりやだよ・・・。〉
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その頃、遺跡の外にはミノトンが。やはり、アンダーグエナジーに染められてします。
遺跡が闇の力を察知してか、遺跡から強力なバリアが張られ、ミノトンを押し退けようとしますが、ミノトンは打ち破ろうとします。
~ Bパート ~
遺跡のだいぶ奥まで進んだソラ達。そこには・・・、
「これって、まさかエルちゃん?」
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〈どうやら最後の部屋に入れるのは、プリキュアだけのようね・・・。みんな、後は任せたわ・・・。〉
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「本だ・・・。本が究極の力なのか?」
「まじぇすてぃくるにくるん!」
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しかし、「運命の子」をもってしても、開ける事はできません。大人のあげはもやってみましたが、開きませんでした。
その直後、轟音が。ミノトンがバリアを打ち破って、遺跡の内部に突入してきました。
そして、それほど時間も経たずに、ソラ達の元に。ソラ達はプリキュアに変身します。
バトルスタート。スカイ、プリズム、ウィング、バタフライの4人がミノトンを攪乱させ、マジェスティがミノトンに強烈な一撃を入れました。その後も強力な打撃の連続でミノトンを追い詰めます。
しかし・・・、
「我こそが、最強!」
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「マジェスティは・・・、エルちゃんはどこ!?」
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「マジェスティ!」
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「効果が切れたか。だが・・・。」
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「プリズム! 大丈夫?」
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「クルニクルン! 私達に究極の力を! クルニクルン! お願い!」
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「今の・・・。」
「プリキュアの心を一つに重ねた時・・・、」
「クルニクルンの奇跡のページは開かれる・・・。」
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「心を一つに・・・。」
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「みんな! クルニクルンに手を重ねて!」
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「ウィング!」
「ありがとう! 大丈夫?」
「はい・・・。みんな、手を!」
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『え!?』
「どうして? 私達の心は一つのはず・・・。」
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「我の・・・、勝ちだ!」
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「クルニクルンが守ってくれた?」
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「バリアが・・・。」
「クルニクルンの力でも駄目なのか?」
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「私のせいだ・・・。エルちゃんを戦いに巻き込みたくないって思ってるから、だからクルニクルンの力が目覚めないんだよ!」
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「そんな事言っている場合ですか! このままじゃ、マジェスティもボク達も・・・。」
「分かってる!」
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『マジェスティ!』
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「エルちゃん、ごめんね・・・。私が守ってあげなくちゃいけないのに・・・。」
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「ましろさん! エルちゃんの気持ちを信じてあげて下さい!」
「エルちゃんの?」
「はい。エルちゃんだって、私達が心配で、私達を守りたいんです!」
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「私には分かります・・・。だって、あの時と同じだから!」
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「ましろさんが傷付くなんて! そんなの絶対に嫌だ!」
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「あの時、ましろさんは私に言ってくれました!」
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「ましろ・・・。あなたが心配だよ・・・。助けたいよ・・・。気持ちは同じ・・・。それって、一緒に戦う理由にならないかな?」
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『クルニクルン!』
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『マジェスティクルニクルン!』
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『ひろがる世界にテイクオフ!』
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『プリキュア! マジェスティックハレーション!』
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「すべては分かっていた事。知識の宮殿は嘘をつかない。」
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「見せてもらったぞ、プリキュア・マジェスティックハレーション。我の負けだ・・・。」
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「我に武人の心を取り戻してくれたこの恩、いつか返す・・・。また会おう、好敵手達! ミノトントン・・・。」
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「一方的なヤツだな・・・。聞きたい事はいっぱいあるのに・・・。」
「きっと武人には、武人のやり方というものがあるのでしょう。」
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「そうだね!」
「はい!」
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「プリズム、大好きよ!」
「私もだよ、マジェスティ!」
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今回は、これで終了です。
今回のエンディングは・・・、
「皆さん! 私達の映画が、ついに公開しました! 今日は特別に、映画主題歌のダンスを楽しんじゃいましょう!」
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という事で、今回のエンディングは、「映画プリキュアオールスターズF」のエンディングダンスムービーが流れました。
なお、画像キャプチャーはしていません。プリキュア公式YouTubeチャンネルで見れますしね。
かなり圧巻のムービーですが、今回流れたのは一部分です。映画館では全部拝めますので、気になる方は映画館へ! 私は、「プリキュアにハマり続けて、本当に良かったわ・・・」と感無量でした。
今話のエンドカード
9月20日は、ソラの誕生日! 今話放映日とは重ならなかったですが、5人合体技がお披露目されたり、「プリキュアオールスターズF」上映開始日が近かったりと、良い時に誕生日を迎えられたんじゃないかと思いますね。
【まとめ】
という事で、今回は、究極の力「マジェスティクルニクルン」により、5人合体技「マジェスティックハレーション」がお披露目された話でした。
5人の思いを1つにする事で、マジェスティックハレーションを編み出す事ができましたが、それまでの過程は簡単なものではなく、初めにクルニクルンに手を合わせた時は、その力は発揮されませんでした。
ソラ達5人は、仲が悪いなんて事は決してなく、話が進むにつれて絆を深めてはいますが、エルを危険な目に遭わせたくないという、ましろの思いが、力の発揮を妨げていました。
優しさが魅力のましろらしいですよね。エルが、「運命の子」で、プリキュアに変身して強大な戦闘力を発揮できるようになっても、本質は、たった1歳の女の子。それを誰よりも理解しているのでしょう。
今作でも、プリキュアは「伝説の戦士」と言われていますが、華麗な戦いで終わる事は少なく、傷だらけになる事がしばしば。大切なものを守るために、怪物に立ち向かって、そして退治するというのは、カッコ良い事ではありますが、それは、過酷な事でもあります。それを、メイン視聴層の女の子達よりも年下の子が背負うとなれば、尚更でしょう。
今後、戦いの激しさから、バトル途中で変身が解除される展開が来るかもしれません。そうなったら、「運命の子」と思わせる力で、ある程度はどうにかできるかもしれないとはいえ、他の4人と比べると、できない事が多いために、敵に狙われる可能性は極めて高いでしょう。
そう思うと、エルをプリキュアの戦いに巻き込ませたくないと思うのは当然の事であり、人一倍優しいましろが、その気持ちを殊更強く持つのも、よく分かりますね。
ですが、そんな辛い道を選んだのは、エル自身なんですよね。
エルは、ここまでプリキュアの戦いを何度も見てきて、それが辛いものだと重々分かっているでしょう。それでもなお、プリキュアになって戦いたい気持ちが強かったり、前話Aパートでは、どうやってもプリキュアに変身できない事に泣いていたという事は、もう覚悟は決めていたという事なんでしょうね。
となれば、その気持ちを無下にしてしまうのは、失礼というものでしょう。小さい子を危険から守る事だけでなく、小さい子の力強い覚悟を尊重する事も優しさだと感じました。
また、マジェスティがプリズムにかけた言葉は鳥肌ものでした。「あなたが心配だよ・・・。助けたいよ・・・。気持ちは同じ・・・。それって、一緒に戦う理由にならないかな?」ですね。
これは、かつて、プリズムがスカイに言っていた事なんですよね。この時のエルは、まだしゃべる事や歩く事ができなかったのに、半年以上も前の話の事を憶えていて、良い方向に活かせるとか、子供って侮れないよな、と深く感じました。アニメの世界とはいえ、プリキュアシリーズの幼児は強過ぎ!
一方、スキアヘッドにいいように使われていたミノトンは、マジェスティックハレーションにより浄化され、アンダーグエナジーの呪縛から解放されました。
ミノトンは人格者ですので、ここで救われて本当に良かったと思います。仕える相手が悪かったのが、ヤツの不運だったでしょうね。
敵として登場したのは10話足らずと、カバトン、バッタモンダーと比べて短かったですが、なかなかの存在感を見せていたと思います。敵としての出番は今回で終わりですが、後にソラ達をカッコ良く助太刀する場面があるでしょう。その時を楽しみにしています。
さて、次回は、ましろメイン回。
さらに、ヤツが再登場。次回は、コイツが大笑いさせてくれて、コイツに対するツッコミが異様に多いですね。
ですので、今は、溜まりに溜まったツッコミをジャンジャン書き残したいとウズウズしています(笑)。次回は、ギャグ感想が多くなると思いますので、そういうのが好きな方は、楽しみにしていて下さい。
本編の感想は、これで以上です。
ここからは、後回しにした、「映画プリキュアオールスターズF」の告知オープニングについて、語っていきます。前話感想と同じく、映画を見た上での語りとなっていますので、まだ見ていない方は、ご注意下さい。
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スカイチーム。他チームと合流するまでは、食べてばっかりだな、という印象は強かったですね。いっぱい食べるキミ達が好きです。(笑)
怪しいキノコネタも、「ひろがるスカイ」序盤を思い出せせて、クスッときましたね。
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プリズムチーム。映画でも、ましろとラビリンが同じ画面に! 声役が同じですので、やっぱり興奮しますね。もちろん、ラビリンにもセリフはあります!
あと、ラビリンの近くにいる妖精っぽいキャラは「プーカ」。この映画のオリジナルキャラです。見た目は可愛いですが、実は、ものすごい力を持っています。
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ウィングチーム。他チームと比べると、かなり穏やかに事が進んでたと思いますね。まあ、私の心の中は、「なぎツバがうらやましい・・・」という気持ちでいっぱいで、ちっとも穏やかではなかったですが。(笑)
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吹雪の中を1人で歩くゆかりを追いかけるラテ。この後の展開を見て、ゆかりとアスミを同じチームにした事に鳥肌が立ちました。物語終盤のあの1シーンも見ると、ゆかあきファンは絶対にこの映画を見るべきだと思いました。
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スカイチームとプリズムチームが合流してからも、また離れ離れに。少し後のシーンで、プーカはプリズムチームに加わって良かったな、と思いました。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「ひろがるスカイ!プリキュア」第33話「究極のちから! マジェスティクルニクルン」の感想です。
~ オープニング前 ~
「キャー! やめてー! 助けてー! もうダメー!」
「ばーん!」

「おりたつけだかきしんぴ! きゅあまじぇすてぃ!」


「はい!」
「ありがとう、エルちゃん! 守ってくれて!」


「えるちゃんじゃないよ?」
「あ、ごめんね・・・。ありがとう、マジェスティ!」


「もういっかいやる!」


〈エルちゃん、ノリノリだけど、本当に大丈夫なのかな・・・。〉

今回のオープニングも、「映画プリキュアオールスターズF」告知バージョンでした。今回も、画像と感想は、記事の最後で後述します。
また、前回でマジェスティが正式加入した事で、タイトルロゴが出る前と、最後の部分にマジェスティが登場しました。



~ Aパート ~
少しして、ソラ達は、スカイランドに来ました。
1週間前にスカイランドの湖に大昔の遺跡が浮上し、ヨヨは、それについて調べていました。
この遺跡には入り口が見当たらないですが、ここにある石碑には、こう書かれています。すべての人を救う究極の力が、この地に眠っている。その力を手に入れなさい。運命の子よ。
エルは「運命の子」。そのため、ヨヨ達はソラ達をこの遺跡に呼び寄せました。
エルが石碑に触れると、入り口が出現。この先に「究極の力」がありそうですが・・・、
「ねえ! ここって、危ない場所かもしれないよね?」
「ましろさん?」


「だ、だってさ、こんなのとか、こんなのが待ち受けてるパターンかもだよ?」



「ましろ?」
「やっぱり、エルちゃんは連れて行く訳にはいかないよ・・・。私達だけで行こう?」




「ましろん。エルちゃんを危ない目にあわせたくない。その気持ちは、みんな一緒だよ。王様達だって・・・。」



「遺跡がエルちゃんを呼び、エルちゃん自身が運命に向き合おうとしている・・・。もちろん、難しい事までエルちゃんは理解していないかもだけど。」


「今私達にできるのは、エルちゃんを守って、サポートしてあげる事だと思う。」
「それは、キュアマジェスティになったエルちゃんは、すごく強いし。けど・・・。」

「える、いきたい! いっしょにいこう、ましろ!」






「ごめんね・・・。ごめんね・・・。一緒に行こうね・・・。」


「ダメって言えないよ・・・。」

という事で、遺跡の内部を進む事に。進めなさそうな道も、エルのおかげで、進む事ができました。
「すべての人を救う究極の力って何でしょう?」
「プリンセスは、これ以上どんな風に強くなるんでしょう?」
「巨大化とか?」




「す、すご過ぎます!」
「いや、冗談だって!」

1歳児のまま巨大化するのな。こんな可愛い最終決戦だったらいいのにねえ。という事で、カイゼリン・アンダーグさん、今のうちにこの可愛いクマになる準備をしておけよ?(笑)
〈心配し過ぎだったかな・・・。でも、もしもこの先、エルちゃんが怪我したら? 痛い思いをしたら?〉

〈そんなの、やっぱりやだよ・・・。〉

その頃、遺跡の外にはミノトンが。やはり、アンダーグエナジーに染められてします。
遺跡が闇の力を察知してか、遺跡から強力なバリアが張られ、ミノトンを押し退けようとしますが、ミノトンは打ち破ろうとします。
~ Bパート ~
遺跡のだいぶ奥まで進んだソラ達。そこには・・・、
「これって、まさかエルちゃん?」








〈どうやら最後の部屋に入れるのは、プリキュアだけのようね・・・。みんな、後は任せたわ・・・。〉






「本だ・・・。本が究極の力なのか?」
「まじぇすてぃくるにくるん!」


しかし、「運命の子」をもってしても、開ける事はできません。大人のあげはもやってみましたが、開きませんでした。
その直後、轟音が。ミノトンがバリアを打ち破って、遺跡の内部に突入してきました。
そして、それほど時間も経たずに、ソラ達の元に。ソラ達はプリキュアに変身します。
バトルスタート。スカイ、プリズム、ウィング、バタフライの4人がミノトンを攪乱させ、マジェスティがミノトンに強烈な一撃を入れました。その後も強力な打撃の連続でミノトンを追い詰めます。
しかし・・・、
「我こそが、最強!」







「マジェスティは・・・、エルちゃんはどこ!?」



「マジェスティ!」










「効果が切れたか。だが・・・。」


「プリズム! 大丈夫?」




「クルニクルン! 私達に究極の力を! クルニクルン! お願い!」




「今の・・・。」
「プリキュアの心を一つに重ねた時・・・、」
「クルニクルンの奇跡のページは開かれる・・・。」



「心を一つに・・・。」




「みんな! クルニクルンに手を重ねて!」




「ウィング!」
「ありがとう! 大丈夫?」
「はい・・・。みんな、手を!」




『え!?』
「どうして? 私達の心は一つのはず・・・。」



「我の・・・、勝ちだ!」




「クルニクルンが守ってくれた?」

「バリアが・・・。」
「クルニクルンの力でも駄目なのか?」

「私のせいだ・・・。エルちゃんを戦いに巻き込みたくないって思ってるから、だからクルニクルンの力が目覚めないんだよ!」

「そんな事言っている場合ですか! このままじゃ、マジェスティもボク達も・・・。」
「分かってる!」





『マジェスティ!』




「エルちゃん、ごめんね・・・。私が守ってあげなくちゃいけないのに・・・。」

「ましろさん! エルちゃんの気持ちを信じてあげて下さい!」
「エルちゃんの?」
「はい。エルちゃんだって、私達が心配で、私達を守りたいんです!」

「私には分かります・・・。だって、あの時と同じだから!」


「ましろさんが傷付くなんて! そんなの絶対に嫌だ!」

「あの時、ましろさんは私に言ってくれました!」



「ましろ・・・。あなたが心配だよ・・・。助けたいよ・・・。気持ちは同じ・・・。それって、一緒に戦う理由にならないかな?」








『クルニクルン!』






『マジェスティクルニクルン!』










『ひろがる世界にテイクオフ!』












『プリキュア! マジェスティックハレーション!』





「すべては分かっていた事。知識の宮殿は嘘をつかない。」

「見せてもらったぞ、プリキュア・マジェスティックハレーション。我の負けだ・・・。」

「我に武人の心を取り戻してくれたこの恩、いつか返す・・・。また会おう、好敵手達! ミノトントン・・・。」


「一方的なヤツだな・・・。聞きたい事はいっぱいあるのに・・・。」
「きっと武人には、武人のやり方というものがあるのでしょう。」

「そうだね!」
「はい!」

「プリズム、大好きよ!」
「私もだよ、マジェスティ!」



今回は、これで終了です。
今回のエンディングは・・・、
「皆さん! 私達の映画が、ついに公開しました! 今日は特別に、映画主題歌のダンスを楽しんじゃいましょう!」

という事で、今回のエンディングは、「映画プリキュアオールスターズF」のエンディングダンスムービーが流れました。
なお、画像キャプチャーはしていません。プリキュア公式YouTubeチャンネルで見れますしね。
かなり圧巻のムービーですが、今回流れたのは一部分です。映画館では全部拝めますので、気になる方は映画館へ! 私は、「プリキュアにハマり続けて、本当に良かったわ・・・」と感無量でした。

9月20日は、ソラの誕生日! 今話放映日とは重ならなかったですが、5人合体技がお披露目されたり、「プリキュアオールスターズF」上映開始日が近かったりと、良い時に誕生日を迎えられたんじゃないかと思いますね。
【まとめ】
という事で、今回は、究極の力「マジェスティクルニクルン」により、5人合体技「マジェスティックハレーション」がお披露目された話でした。
5人の思いを1つにする事で、マジェスティックハレーションを編み出す事ができましたが、それまでの過程は簡単なものではなく、初めにクルニクルンに手を合わせた時は、その力は発揮されませんでした。
ソラ達5人は、仲が悪いなんて事は決してなく、話が進むにつれて絆を深めてはいますが、エルを危険な目に遭わせたくないという、ましろの思いが、力の発揮を妨げていました。
優しさが魅力のましろらしいですよね。エルが、「運命の子」で、プリキュアに変身して強大な戦闘力を発揮できるようになっても、本質は、たった1歳の女の子。それを誰よりも理解しているのでしょう。
今作でも、プリキュアは「伝説の戦士」と言われていますが、華麗な戦いで終わる事は少なく、傷だらけになる事がしばしば。大切なものを守るために、怪物に立ち向かって、そして退治するというのは、カッコ良い事ではありますが、それは、過酷な事でもあります。それを、メイン視聴層の女の子達よりも年下の子が背負うとなれば、尚更でしょう。
今後、戦いの激しさから、バトル途中で変身が解除される展開が来るかもしれません。そうなったら、「運命の子」と思わせる力で、ある程度はどうにかできるかもしれないとはいえ、他の4人と比べると、できない事が多いために、敵に狙われる可能性は極めて高いでしょう。
そう思うと、エルをプリキュアの戦いに巻き込ませたくないと思うのは当然の事であり、人一倍優しいましろが、その気持ちを殊更強く持つのも、よく分かりますね。
ですが、そんな辛い道を選んだのは、エル自身なんですよね。
エルは、ここまでプリキュアの戦いを何度も見てきて、それが辛いものだと重々分かっているでしょう。それでもなお、プリキュアになって戦いたい気持ちが強かったり、前話Aパートでは、どうやってもプリキュアに変身できない事に泣いていたという事は、もう覚悟は決めていたという事なんでしょうね。
となれば、その気持ちを無下にしてしまうのは、失礼というものでしょう。小さい子を危険から守る事だけでなく、小さい子の力強い覚悟を尊重する事も優しさだと感じました。
また、マジェスティがプリズムにかけた言葉は鳥肌ものでした。「あなたが心配だよ・・・。助けたいよ・・・。気持ちは同じ・・・。それって、一緒に戦う理由にならないかな?」ですね。
これは、かつて、プリズムがスカイに言っていた事なんですよね。この時のエルは、まだしゃべる事や歩く事ができなかったのに、半年以上も前の話の事を憶えていて、良い方向に活かせるとか、子供って侮れないよな、と深く感じました。アニメの世界とはいえ、プリキュアシリーズの幼児は強過ぎ!
一方、スキアヘッドにいいように使われていたミノトンは、マジェスティックハレーションにより浄化され、アンダーグエナジーの呪縛から解放されました。
ミノトンは人格者ですので、ここで救われて本当に良かったと思います。仕える相手が悪かったのが、ヤツの不運だったでしょうね。
敵として登場したのは10話足らずと、カバトン、バッタモンダーと比べて短かったですが、なかなかの存在感を見せていたと思います。敵としての出番は今回で終わりですが、後にソラ達をカッコ良く助太刀する場面があるでしょう。その時を楽しみにしています。
さて、次回は、ましろメイン回。
さらに、ヤツが再登場。次回は、コイツが大笑いさせてくれて、コイツに対するツッコミが異様に多いですね。
ですので、今は、溜まりに溜まったツッコミをジャンジャン書き残したいとウズウズしています(笑)。次回は、ギャグ感想が多くなると思いますので、そういうのが好きな方は、楽しみにしていて下さい。
本編の感想は、これで以上です。
ここからは、後回しにした、「映画プリキュアオールスターズF」の告知オープニングについて、語っていきます。前話感想と同じく、映画を見た上での語りとなっていますので、まだ見ていない方は、ご注意下さい。




スカイチーム。他チームと合流するまでは、食べてばっかりだな、という印象は強かったですね。いっぱい食べるキミ達が好きです。(笑)
怪しいキノコネタも、「ひろがるスカイ」序盤を思い出せせて、クスッときましたね。


プリズムチーム。映画でも、ましろとラビリンが同じ画面に! 声役が同じですので、やっぱり興奮しますね。もちろん、ラビリンにもセリフはあります!
あと、ラビリンの近くにいる妖精っぽいキャラは「プーカ」。この映画のオリジナルキャラです。見た目は可愛いですが、実は、ものすごい力を持っています。


ウィングチーム。他チームと比べると、かなり穏やかに事が進んでたと思いますね。まあ、私の心の中は、「なぎツバがうらやましい・・・」という気持ちでいっぱいで、ちっとも穏やかではなかったですが。(笑)



吹雪の中を1人で歩くゆかりを追いかけるラテ。この後の展開を見て、ゆかりとアスミを同じチームにした事に鳥肌が立ちました。物語終盤のあの1シーンも見ると、ゆかあきファンは絶対にこの映画を見るべきだと思いました。


スカイチームとプリズムチームが合流してからも、また離れ離れに。少し後のシーンで、プーカはプリズムチームに加わって良かったな、と思いました。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。