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プリパラ 第54話感想

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 「プリパラ」第54話「あくまのミュージアムクマ!」の感想です。


~ オープニング前 ~
 ある日、プリパラ内の草原地帯にて、ふわりは動物達と楽しいひと時を過ごしていました。
 そんな中、SoLaMi SMILEの3人がふわりの元にやって来ました。らぁら達は、ふわりをドリームチームに誘おうとしていました。
 ふわり達の後方では、Dressing Pafeの3人が。シオン達も、ふわりをチームに入れようとしていました。
 ふわりを加えようとしているのは、アロマゲドンもでした。そんな時、ネコは、プリパラミュージアムがリニューアルオープンした情報を目にし、何か名案を思いつきます。


~ Aパート ~
 後日、校長は、ひびきからふわりに贈られたメイキングドラマを目にします。メイキングドラマは「かがやけ! ゴージャスセレブプリンセス」。
 校長は、素晴らしいものだと感心し、早速、特訓を施そうとします。
 そんな時、1枚の紙が、ふわりの元に。内容は、プリパラミュージアムへの招待状。
 メイキングドラマの勉強になると聞いて、ふわりは興味津々。ですが、今は、ひびきから贈られたメイキングドラマを上手く演じられるようダンスの練習に励みます。

 プリパラミュージアムへの招待状は、SoLaMi SMILE、Dressing Pafeにも届いていました。両チームに届いた招待状には、ふわりのものとは違い、ふわりと仲良くなれるかも、と書かれていました。。
 ふわりと仲良くなれると聞いて、両チームとも、プリパラミュージアムに行こうと盛り上がります。
  なあ、みれぃ、シオン。キミ達の頭の中に、これがワナだという計算や読みは全然なかったのかい? こういうのって、オレオレ詐欺など特殊詐欺事件の典型的な手口なんだから、少しは警戒心持とうぜ? まったく、プリパラのメインアイドルって、チョロいのばっかりだなあ。(笑)

 招待状を作ったのは、あろまとみかん。あろまは、この機に乗じて、ふわりを加入させようと目論んでいました。

 それから少しして、プリパラミュージアムには、ふわりと、SoLaMi SMILEの3人、Dressing Pafeの3人が全員集まっていました。SoLaMi SMILEの3人とDressing Pafe3人は早速、互いのチームに対抗心を燃やします。
 そんな時、クマ、ウサギ、トリコがミュージアムに入ってはダメだとやって来ました。
 というのは、この場所には、昔、「マスコットの墓場」があり、「呪いのミュージアム」と呼ばれているから。浮かばれなかったマスコットのゾンビが襲ってくるとか。
 マスコット達の悲しみは、やがて、怪物「パランチュラ」を生み出しました。
 このミュージアムに入った者は、マスコットのゾンビに追いかけ回され、呪いのコーデにチェンジさせられて、最後はパランチュラに食べられるというウワサがあるそうです。
 とはいえ、らぁら達6人は、呪いを信じていません。ふわりをチームに入れようと、一緒にミュージアムの中に入ります。

 が、ミュージアム内部でも、アロマゲドンがワナを張っていました。とはいえ、あろまは、暗い中での恐竜の標本に恐がっていましたが。
  
  これまで「呪い」とか不吉な言葉を言いまくっていながら、何、このヘッポコ属性。(笑)  

 すぐに、らぁら達がやって来ました。
 あろまはふわりに、自分達とチームと組まなければ、地獄に落ちると脅しますが、ふわりは、今の未熟な自分では迷惑をかけてしまう、と返します。
 その直後、あろまが預言書をかざすと、マスコットのゾンビ3体が現れました。
 この事態に、らぁら達は逃げます。ついでに、あろまも。
  ホント、あろまはヘッポコやのう。これからは、キミの事は、「ヘッポコ悪魔系アイドル」って呼んでいいかい?(笑)

 この3体のゾンビの正体は、ネコのバーの常連客。今までの飲み代が払えないので、脅かし役をやらされる事となりました。

 クマとウサギは、タペストリーの部屋に。そこで、クモを目にします。
 クモは、クマとウサギの目の前で、振り子のように動きます。

 その頃、みれぃは、別の展示室にて、「真実の口」を目にします。
 みれぃは早速を手を入れてみましたが、取り出せなくなりました。
 そこに、ゾンビ役マスコット1体がやって来ました。しかし、みれぃは、これがネコに雇われたものだと分析するものの、動けないのは変わらず、呪いのコーデとして、イカの着ぐるみを着せられます。

 ドロシーとレオナも、別のゾンビ役と遭遇し、みれぃと同じく、カッコ悪いコーデを着せられます。

 ゾンビ役マスコット最後の1体は、シオンの元に。シオンがマスコットに気を取られているところに、みかんに勢いよくぶつけられます。
 すぐに起き上がるものの、その隙に、シオンの髪型はアフロにさせられます。
 シオンって、男前なところありますので、この髪型、意外と似合っているかも・・・(笑)。 

 らぁら、ふわり、トリコはタペストリーの部屋に到着。
 ふわりは、そこにある機織り機を見て、パルプスにいた頃を懐かしみます。これを使って、タペストリーを織った事もあるそうです。
 そんな時、あろま達が現れました。らぁらは、ふわりは渡さないと、抗戦します。
 あろまは、ゾンビ役マスコット3体に攻撃を指示しますが、その時、らぁら達の頭上にパランチュラが現れました。


~ Bパート ~
 このクモは、ネコの予定外。あまりの怖さに、ゾンビ役マスコット3体は退散します。
 パランチュラは、クモの糸を吐き出し、あろま、みかん、らぁら、トリコは身動きが取れなくなりました。
 唯一捕われていないふわりは、パランチュラに制止を求めますが、パランチュラは聞き入れず、クモの糸でふわりを捕まえます。
 パランチュラは、この糸は、アイドルにこき使われてきたマスコット達の怨念が込められている呪いの糸だと言いますが、ふわりは、とてもキレイな糸で、この糸を使ってタペストリーを作りたいと返します。
 
 そして、ふわりは、この部屋にある機織り機で、パランチュラの糸を使ったタペストリーを作ります。

 しばらくして、タペストリーが完成しました。
 この素晴らしい出来に、らぁらやパランチュラは感動します。
「そうパラ・・・。この糸は、呪いなんかじゃないパラ・・・。本当は、この糸は、アイドルを応援するマスコット達の純粋な気持ちパラ・・・! マスコットは、みんないつも心からアイドルを応援してるパラ!」
 そう言い終えたパランチュラからは強烈な光があふれ、抜け殻となります。らぁら達は、クモの糸から解放されます。
 その後、めが姉ぇがやって来て、このタペストリーはミュージアムに展示すると言います。そう言われた、ふわりは、喜んでお礼を言います。

 その直後、パランチュラの抜け殻からは、クマとウサギが。
 クマとウサギは、この部屋に入った直後、あのクモに催眠術にかけられて、大きなクモになってしまったようです。
 が、みれぃ達は、そんな事情は知らず、クマとウサギが黒幕だと思い、お仕置き。
 あろまは、ふわり加入には失敗したものの、新たなメイキングドラマのヒントを得たと手応えを感じていました。

 という事で、あろまとみかんは、ライブに出ます。
 今回のコーデは、あろまは「あおぞらミュージアムアメージングコーデ」、みかんは「ゆうぐれミュージアムアメージングコーデ」。
  曲は、「でび&えん☆Reversible- Ring」。メイキングドラマは、「しんぴのアメージングミュージアム!」。
 
 

 ライブは大盛況で終わりました。SoLaMi SMILEもDressing Pafeも、今日の出来事をしっかりメイキングドラマで表現してきた事を評価します。
 ふわりも、ひびきから贈られたメイキングドラマをしっかり演じてみせると意気込みます。

 今回は、これで終了です。


次回:「プリンスとヤギとデートと私」
 「サマードリームアイドルグランプリ」を間近に控え、ふわりは練習に励みます。
 ひびきから贈られたメイキングドラマを完璧にしようと頑張りますが、どこかで違和感も感じていました。果たして、ふわりは、「サマードリームアイドルグランプリ」までにメイキングドラマを上手に演じる事ができるのか?


【まとめ】
 ふわりをドリームチームに加入させようと目論んだものの、失敗に終わったアロマゲドンでしたが、プリパラミュージアムでの出来事を基に新たなメイキングドラマを披露しました。

 さて、今回のメイキングドラマ「しんぴのアメージングミュージアム!」は、ゲームで現在稼動中の「2015 2ndライブ」から新たに出てきたものであり、その宣伝を思わせるところはありますが、しかし、今後のふわりにとって大切なストーリーとなる幕開けになったように感じました。
 と言っても、「しんぴのアメージングミュージアム!」そのものについては大きな意味はなく、大切なのは、「メイキングドラマとは何なのか?」という事でしょう。

 「メイキングドラマ」は、ライブシーンに必ずと言ってもいいくらい出てくるものであり、ゲームにもあります。
 ゲームでは、タイミング良くボタンを3回押すだけのものであって、時間は10秒もありません。「いいね♡」、つまり、得点についても、リズムゲーム全体の2、3割程度のものでしかなく、ゲームにおいては、「メイキングドラマ」って、大したものではないんですよね。
 ところが、アニメでは、うってかわって、超重要シーンです。
 1期では3話で語られていましたが、「メイキングドラマ」とは、何気ない毎日の中で、どんな事を思い、歌にどんな気持ちを込めたいかを伝えるものです。特に、49話の「全力ダッシュ! とばせバルーン!」で、いつも自分達のために頑張っているウサギの事を思って、ウサギの顔のバルーンを出してきたのは、その象徴と言えるでしょう。
 「メイキングドラマ」は、アイドル達が日々を必死に頑張たり、楽しく過ごしたりなどして、そこから編み出されるもの。つまり、自分自身で考えるべきものなのです。だからこそ、30話でファルルが、色んなアイドルのメイキングドラマをマネした事が評価されなかったのは当然なんですよね。

 そして、今、ふわりは、ひびきから贈られた新しいメイキングドラマを上手に演じようとしています。
 しかし、それが本当に正しい事なのか疑問を感じるんですよね。「メイキングドラマ」は、自分が編み出すべきものなのに、他人が考えた「メイキングドラマ」を演じたら、自分自身が没落して、プリンセスへの道が遠のくんじゃないのかと。

 それに、演じようにも、短期間の練習では難しいでしょう。ひびきから贈られたメイキングドラマは、何となくではありますが、豪華なドレスに身を包んだふわりが、ひびき並みのカッコいい王子様と踊って、周りはその様子を見て拍手喝采、というものだと思います。
 でも、パラジュクに来るまで王宮の華やかな雰囲気とは無縁だったふわりにとって、王子様とのダンスなんてイメージが沸かないでしょう。そんなのが元ネタのメイキングドラマを演じようだなんて、短期間ではできないんじゃないかと。「サマードリームアイドルグランプリ」当日に近付くにつれ、上手く演じられない事が焦りに繋がる可能性が高いでしょう。
 となれば、ここしばらくは、ふわりがメイキングドラマを演じるのであれば、ひびき考案のものよりも、デビューライブの時の「不思議の泉のオーケストラ」とか、今回タペストリーを作ったところを基にしたものの方が無難そうですし、よっぽど価値があるんじゃないかと思いますね。
 「アイドルドリームグランプリ」は4回もあるのです。「サマードリームアイドルグランプリ」前でダメなのであれば、残り3回のどこかの直前で演じられれば良いんじゃないのでしょうか?

 たぶん次回は、「メイキングドラマ」に対する考え方について、一波乱あるんじゃないかと思っていますが、果たして?
 「サマードリームアイドルグランプリ」が行われるまでの話数が減り、1か月後の今日は終わっている可能性があると思うと、どんな5人チームができるのか気になりますが、とりあえずは、目の前の1話に集中ですね。いつも通り、メインアイドルの成長をしっかり追っていきたいと思います。

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