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アイドルタイムプリパラ 第31話感想

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 「アイドルタイムプリパラ」第31話「復活! ファララ・ア・ラーム」の感想です。


    オープニング直後の提供画像


~ Aパート ~
 ある日、しゅうかは、パパラ宿を出る準備をしていました。アイドルタイムグランプリで優勝し、もうここにいる理由はないと感じたためです。

 そんな中、ゆいは、らぁらとペアライブ。
    
   
    
    
    
    
   
    
   
    

 その直後・・・、
   
 そして・・・、
   
「ゆい、らぁら、みんな・・・、ありがとう!」
   
 それと同時に、ガァララは眠りにつきました。
 また、ユニコン、チュッペ、ピツジ、ポワンは、ファララに呼ばれたかのように、時計塔に集まりました。そして、ジュエルに変化。
   
 さらに、コーデチェンジ。コーデは「タイムガーデンブルーミングコーデ」。
   
 そして、ファララはステージに立ちました。
「私はファララ・ア・ラーム。私が目覚めたのは、みんなのライブのおかげ。ありがとう! みんなが素敵でキラキラなライブをしてくれたから、私の時計塔の針が進んで、目を覚ます事ができた!」
   
「この嬉しい思いを、みんなにライブでお返しするよ!」
   
 曲は「サンシャイン・ベル」。
    
    
    
    
    
    
   
 メイキングドラマは「芽生えのグローイングツリー」。
    
    
    
   
    
    
   

 その後、ライブ会場は大いに盛り上がりました。
「みんな、ありがとう! とっても楽しかったよ!」
   
「じゃあ、そろそろ寝るね!」
    
 せやな。「寝る子は育つ」って言うし。
 沢山ライブして、タップリ寝る。いやー、夢のような生活ですね! 夢の方がいいですけど。(笑)

 夢の力が足りないために、まだ少ししか起きられないようです。そして、ファララは時計塔に戻りました。
 その直後、ゆい、らぁら、にの、みちる、しゅうかも時計塔にワープさせられました。ファララは、マスコットをゆい達に返します。
 さらに、ガァララとの関係を明かします。


~ Bパート ~
 今から遥か昔、ここには、古代のプリパラがありました。ここに、ファララとガァララは、時の精霊として生まれ、ファララは昼を、ガァララは夜を、それぞれ司っていました。
   
 それから、ファララとガァララは、プリパラを見守っていました。
 ファララは、プリパラに来た女の子達と仲良く遊んでは、ライブをしたりと、プリパラを楽しんでいました。
    
    
   
    
   
 一方、ガァララは、夜の時間を見守っているため、昼間にいる事はありません。ガァララが起きるのは、ファララが眠った後。
 そして、夜のプリパラは、女の子達が皆帰った後のため、誰もいません。
   
 パックが話し相手としているものの、誰かの前でライブした事も、誰かのライブを応援する事もありません。
    
 そう、誰かとトモチケ交換する事だって・・・。
「あなた、プリチケ落としたわよ! え? 私とパキりたいの? もちろん、いいわよ!」
    
「はい、どうぞ!」
   
「この子と、本当にトモチケ交換してみたいな・・・。」
    
 そして、誰とも会わぬまま時間は過ぎていき・・・、
「また落とし主に会えなかったね・・・。」
    
 こうして、プリパラは朝を迎えました。朝になるのと同時に、ガァララは眠りにつき、ファララが目覚めます。
 それが、当たり前のように続いていました。何日も、何年も、何千年も。

 ところが、ある時、眠っているファララに、ガァララの声が聞こえてきました。
「夜はつまんない・・・。ファララばっかり楽しそうで、ずるい・・・。」
   
「私だって、ファララみたいに昼に起きて、沢山の女の子達と一緒にアイドルしたい!」
   
「どうして、私は夜しか起きていられないの!? どうして、夜は誰もいないの!?」
   
   
「ねえ、パック! 何とかしてよ!」
「任せろパク!」
    
 その後、パックは、眠っている女の子達の夢を食べていきました。
    
    
 そして、女の子達の夢が宝石化されたものを例の穴に入れる事で、ガァララは昼でも起きる事ができます。
   
「私、このままずーっと起きてる! ねえ、パック! パックがみんなの夢をいっぱいいっぱい食べれば、ずっとずっと寝なくていいんでしょ? もっともっと食べちゃって!」
    
    
 パックに夢を食べられた女の子達は、次々とプリパラから出ていき、ファララは、眠りの中に封印されました。
 そして・・・、
「また誰もいなくなっちゃった。でも、平気! 別のプリパラに行けばいいんだもん! ねー、パック?」
   
 こうして、古代のプリパラは滅亡しました。

 ファララは、過去の事を語った後、ゆいから大きな夢の力を感じると、ファンタジータイムドリームコーデをゆいに渡しました。
   
   
「あなたの夢の力で、ガァララを止めて・・・。チームのライブの方が、時計が早く進む。強い夢を持つ仲間達と一緒に・・・、パパラ宿を・・・、取り戻して・・・。」
    
 その直後、ファララは再び眠りにつきました。

 時計塔を出て、しゅうかは、自分にファンタジータイムドリームコーデを渡されなかった不満をぶつけました。そして、ファララが自分を認めるまでパパラ宿を去れないと宣言します。
 とはいえ、ゆいも、ファララが起きるために頑張らなければと譲る気はありません。

 その後、ゆいのアイドルタイムが最大まで溜まり、ライブに出ます。
 コーデは、もちろん、「ファンタジータイムドリームコーデ」。
   
 曲は、「チクタク・Magicaる・アイドルタイム!」。
    
    
    
    
   
 メイキングドラマは「ゆめかわ! マジカルクロックランド」。
    
    
    
    
   
    
    
   

 その直後・・・、
「スーパーアイドルタイム!」
    
    
「アイドルタイムハープ!」
   
「アイドルタイムマイク、」
「完成!」
    
「そして、時は輝く!」
    
    
    
「さあ、こっちへ来て!」
   
「ファンタジータイムドリームコーデをあなたに! 素敵な時間をありがとう!」
    

 その直後、ガァララが目覚めました。
「味方をつけたって、ファララの思うようにはさせないんだから!」
   

 今回は、これで終了です。


次回:「WITHとプリ×プリフェスティバル!」
 ダンプリとの合同ライブが決定し、ゆい達は意気込んでいました。ファララを目覚めさせるためにはライブの力が必要不可欠なためです。
 合同ライブでは、ライブの他に出店もする事ができるため、ゆい達は、出店に来るお客さん達に精一杯おもてなしをしようとします。しかし、ガァララとパックの標的にされ、お店はトラブルだらけに。
 ライブへの集客も危ぶまれたその時、ゆいはある事を思い付きます。それは一体?


    次回予告直後の提供画像


【まとめ】
 ファララが一時的に目覚め、ゆい達に、ライブを披露し、ガァララとの関係を明かしました。

 ゆい達は、ファララと直に会った事で、夢の力でファララを助けようという気持ちが増しましたが、残念ながら、それだけでは、円満解決とはならないと私は感じました。古代プリパラの惨劇が繰り返されるだけでしょう。
 古代プリパラが滅亡に至ったのは、ガァララがパックに女の子達の夢を食べさせ、プリパラに女の子が誰もいなくなったからです。そして、ファララは、眠りの中に封印されました。
 これは、紛れもない事実であり、これだけ読めば、ガァララは罪人、ファララは被害者のように思え、ファララを助けたい気持ちになるのは自然な事だと思います。

 ですが、実際はどうでしょうか? 古代プリパラが栄えていた時に、ガァララは、女の子達がいない夜に目覚め、パック以外とは誰とも会えない孤独を味わっていました。
 ガァララは、どれだけの時間、そんな孤独を味わっていたのか? 1週間? 1か月? 1年? そんなちゃっちいものではありません。何千年です。
 私達人間が生きていられる時間の何倍もの時間も寂しさを感じていたと思うと、ゾッとしますし、やるせなさも感じます。普通の女の子達のように、友達を作ってライブしたいだけなのに・・・。好き好んで、こうなった訳ではないのに・・・。

 そして、そのやるせなさを更に増長させているのは、普通の女の子達のようにプリパラを楽しむという純粋な思いは、他人の夢を奪わなければ叶えられないという事ですね。
 ガァララは、私達の世界でいえば、スラム街の住人のようなものなのかもしれません。
 「スラム」と聞けば、「貧困」というワードが思い付くでしょう。金がない、食べ物がない、不衛生などといった問題を抱え、プリパラを楽しむ子達と比べれば、あまりにも悲惨な生活を強いられています。
 前作2期終盤では、「地下パラ」なんてものもありましたが、プリパラに行けるだけでもマシ。スラム街と比べれば、よっぽど恵まれた環境にあると思います。

 とはいえ、スラム街に住んでいる人達すべてが、自らの境遇を不幸と感じている訳ではなく、中には、笑顔で楽しむ人達だっています。
 幸せの感じ方は、千差万別。暮らしは貧しいながらも、同じ暮らしをしている人達が傍にいて支えてくれるから寂しくないと感じる人達もいます。
 しかし、千差万別だからこそ、この困窮に耐えられず、裕福な生活を送りたいと思う人達だっているでしょう。
 だけど、今のままでは、そんな生活は夢のまた夢。だから、窃盗や殺人に手を染めて、まとまったお金や、ちゃんとした食べ物や衣服を手に入れたいなどと思うようになり、それも、スラム街にはよくある惨状です。

 客観的に見れば明らかに悪い事ではあるものの、それを正当化しなければ、安定した生活は得られない。そういう人達は、世の中には沢山います。
 そして、2次元ではあるものの、ガァララもその中に含まれています。本当に救うべきは、ファララではなく、そんな境遇に立たされているガァララだと、私は思いますね。
 ガァララの寂しさを理解してあげなければ、ファララを夢の力で永久的に目覚めさせたところで、滅亡の歴史は繰り返されるでしょう。ファララのように過ごしたいと思う気持ちが増長して、女の子達の夢を奪おうとますます躍起になるでしょうから。
 ゆい達はいつ、ガァララの孤独に向き合うのか? そして、それを知って、何をするのか? もう少し先の展開だと思いますが、注目したいと思います。

 ・・・とまあ、ガァララの事ばかり語っちゃいましたね。少しは、ファララの事にも触れますか。
 と言っても、今話のファララについては、これといって語る事がないのですが、ゲームには一昨日1日から今月14日(火)までの期間限定で登場し、私は、一昨日、昨日、ファララを使って大いに楽しんできました。
 ファララがゲームに出ると知った時は、もしかしたらアレができるのかな、とウズウズし、いざゲームをやってみたところ、できました。その「アレ」については、近日明かそうかと思います。
 次回の感想を投稿する前に、ゲーム記事を挙げる予定でいますので、興味のある方は、その時を楽しみにお待ち下さいませ。

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