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プリパラ 第14話感想

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 「プリパラ」第14話「ライバル登場! イゴ、よろしく!!」の感想です。


 まず、オープニングが変わりました。曲は「ミラクル☆パラダイス」。歌い手は、前のオープニングと同じく、i☆Risが担当。
 随分早く変わりましたね。前のオープニング「Make it!」は断然良かったですので、ものすごく残念に感じています。
 とはいえ、歌詞はかなり良いと思いました。特に、「上昇志向でいこう」「どんな時も笑顔絶やさずいこう」「ちいさな努力が未来をチェンジ」というフレーズが気に入ってます。
 また、クマ、ウサギ以外のマスコットがいるのも目が離せません。
 このマスコットは一体何者なのか?
 あとは、この女の子も気になりますね。
 公式ホームページによると、この子の名前は「ファルル」だそうです。何もかもが謎に包まれていて、アイドルとして最高の素質を持っているそうです。
 ここまで、本編にはちょっとだけ出ていましたが、本格的に出るのは、いつになるのか? さっきのマスコットは、この子のマネージャーなのか? 先が楽しみです。


〜 Aパート 〜
 プリパラ内のカフェにて、クマは、SoLaMi SMILEの今後の目標について話します。
 それは、「パラダイスコーデ」という最高のコーデを手に入れられるライブ「パラダイスプライズ」に出る事。
 このライブは、この先何回か開催されるそうです。まずは、クリスマスのアイドルグランプリで優勝して、「パラダイスシューズ」を手に入れる事を目指します。
 クマは、SoLaMi SMILEが最高のコーデをすべて揃える事ができたら、伝説のマネージャーとして称えられると調子に乗り、らぁら達3人も、パラダイスコーデを手に入れようと意気込みます。

 その頃、プリパラ参戦を決めたシオンは、プリチケを探しますが、見つかりません。
 少しして、プリチケを発見、・・・と思いきや、見つけたのは違反チケット。この違反チケットは、11条「廊下で詰め碁をしてはならない」でもらったものです。
  その件で、みれぃにこの借りを返そうと対抗意識を燃やしています。
 学校の廊下で囲碁とか、どう考えても、キミが悪いわ。教室でやろうとか考えなかったのかよ。
 しかも、何で、これが11条とか、また低い数字なんだよ。廊下走行禁止が3,243条とか高い数字なのに、ホント、よう分からんなー、この校則。(分かり過ぎても困りますが(笑))
 なかなかプリチケを見つけられないシオンは、碁石入れの中に入れた事を思い出し、ようやく、プリチケを発見します。
 シオンは「好機到来」と、意気揚々にプリパラへ向かいます。
 何で、碁石入れの中にプリチケを入れるかね? まあ、プリチケが届いた時には、囲碁に没頭していて、プリパラには興味がなかったのでしょうけど、それにしても、学生囲碁チャンピオンなのに、碁石入れの中を真っ先に探さないのは、どうなのよ?(笑)

 プリズムストーンの前まで来たものの、どうしたらいいか分からないシオン。
 すぐに、上機嫌で歌いながら歩いているらぁらを目にし、どうやってプリパラを始めたらいいかを聞きます。

 その後、2人はプリズムストーンに入り、受付めが姉ぇに、シオンのコーデ分析を頼みます。めが姉ぇはあっという間にシオンのコーデデータの登録を済ませ、シオンはマイチケをスキャンしに向かいます。
 ちょうどその時、みれぃ、そふぃ、親衛隊がやって来ました。らぁらは、みれぃとシオンが知り合いである事を気にします。その後、らぁらは、みれぃとシオンが同じ中学部の1年生で、シオンが世界囲碁選手権の学生チャンピオンである事を知ります。
 シオンは、マイチケをスキャンするのと同時に、目の前の3人が、自分が倒そうと思っているSoLaMi SMILEのメンバーである事に気付きます。
 その後、シオンは、プリパラチェンジを経た自分の姿に驚きます。
 すぐに、らぁらはトモチケの交換を求めますが、シオンは拒否します。
「お前達は敵だ! SoLaMi SMILEを倒し、私がアイドルの頂点に立たせてもらう! 馴れ合いは不要! この世は碁石のように、白と黒。勝者と敗者しかいない!」
と、シオンは言います。それに、みれぃには、違反チケットを貼られた貸しもあります。みれぃは覚えていませんが。シオンは先に通路を出ます。
 って、そふぃと親衛隊は、通路のど真ん中で、弁当食べ合ってんじゃねーよ。みれぃ、ここは違反チケット貼るところなんじゃないのか?(笑)
 しかも、そふぃ達を律儀に避けて通るシオンがなんか可愛いな。でも、SoLaMi SMILEを倒す気でいるなら、ど真ん中を通る度胸も必要やで?(女児向けアニメという枠を考えると、NGでしょうけど)
 その様子を見ていたウサギは、SoLaMi SMILEを敵視しているシオンに目を付けます。

 しばらくして、ウサギはシオンに声をかけます。
 おい、ウサギ、お前、アイドルの足元に立つなよ。見上げたらスカートの中が見えるとか、 おいし過ぎるだろ 事件になるだろ。即刻マスコットの墓場に送られても知らんぞ?(笑)
 ウサギは、気が合いそうだと言いますが、シオンは無視します。それでも、「弱肉強食」「疾風怒濤」「天下無双」と四字熟語を引き合いに出し、シオンは「即断即決」。ウサギと組む事にします。

 その後、シオンは楽屋に行き、チームメイトに会います。メンバーは、ドロシーとレオナ。


〜 Bパート 〜
 ドロシーは、12話でチーム入りを断られた事に恨みを持っており、SoLaMi SMILEを敵視しています。
 シオンは、ドロシーの気持ちを理解するものの、自分の足を引っ張るな、と上から目線です。ドロシーは生意気だと感じ、ろくに色気もないのにやっていけるのか、と返し、自分達の色気をアピールします。
 しかし、シオンは、レオナは色気があるが、ドロシーはそうでもない、と言います。この言い分に、ドロシーは怒ります。
 さらに、シオンは、1つの分野で頂点を極める事がどういう事か分かっていないようだ、と言い、ドロシーとケンカ腰に。レオナがなだめたため、ケンカにはなりませんでしたが、険しい雰囲気は変わりません。

 その後、レッスン室で、歌の練習をしますが、シオンの音程はメチャクチャで、ドロシーは呆れます。だから、前話感想で、宝塚目指した方が良いって言ったんだよ(笑)。それにしても、これは酷いか。まあ、それでも、「ドキドキプリキュア!」の主人公・マナよりはマシだと思いますけどね。(笑)
 しかし、シオンは、音符を碁石に当てはめて、
「歌は囲碁と同じ! 先の先を読み、いくつもの手を考えれば、対処できる!」
と、今度はキレイな音程を披露。ウサギ、ドロシー、レオナは驚きます。

 しばらくして、ダンスの練習。シオンはここでも、囲碁のように、先を読んで動き、かなりの腕前を披露します。
  ドロシー達は、これならSoLaMi SMILEを倒せる、と期待感を抱きます。
 その後、めが兄ぃが声をかけます。めが兄ぃは、この3人チームのために、新曲を作りました。めが兄ぃは、3人を応援して、場を去ります。

 少しして、チーム名を決めます。
 シオンは、レオナの「オ」、ドロシーの「シ」、シオンの「シ」で、「お獅子」はどうかと言います。
 何だよ、そのチーム名。インパクトはあるけど、方向性がよう分からん。(笑)
 当然、これは却下。ドロシーは「ドロシーズ」がいいと言いますが、シオンが、パーフェクトを目指したいと反対し、またしても、2人は険悪な雰囲気になります。
 レオナは、ドロシーの「ド」、レオナの「レ」、シオンの「シ」から、「ドレッシング」を思いつきます。シオンとドロシーは水と油のような関係という事で、それらを混ぜ合わせるという意味の「ドレッシング」、「シング」は歌を意味する、という事で、シオンとドロシーも納得。さらに、「パーフェクト」を合わせて、チーム名を「Dressing Pafe(ドレッシングパフェ)」に決定します。

 
 次は、メイキングドラマを考えます。
 シオンは、碁を使ったメイキングドラマにしたいと言いますが、ドロシーが反対します。ドロシーは、自分にスポットを当ててほしい、と言いますが、シオンに良くないと言われ、またケンカ腰になります。
 シオンは、めが姉ぇにコーデ分析された時に、パンクな衣装がピッタリだと言われた事を思い出します。パンクとはロックから生まれたもの。シオンは、メイキングドラマのヒントを思い付きます。

 少しして、SoLaMi SMILEの3人は、ライブを終えて控室にいました。この日のライブも大盛況だったようで、クマは、もう敵はいない、このまま一直線に駆け上ろう、と言います。クマ、そう言うのは、上手くいかないというフラグだぞ。(笑)
 その時、Dressing Pafeの3人が現れます。
「宣戦布告! 私達は、お前達を超えていく!」
「あの時、ボク達とチームを組まなかった事を後悔させてあげるよ!」
と、シオンとドロシーは、SoLaMi SMILEへのライバル意識を表明します。レオナがおとなしくあしさつしようにも、
「いいか! 囲碁も一局、歌も一曲、どちらも同じ、勝つか負けるかの真剣勝負だ!」
と、シオンは言い残します。

 そして、Dressing Pafeの3人はステージに立ちます。曲は「No D&D code」。メイキングドラマは「ステレオ全開! にさんがロック」。
 
 
 
 
  かなりカッコいい曲ですね。その分、女の子向けとは言いづらいですが、シオン、ドロシーとカッコいい系のキャラが2人もいる事を考えると、こういうカッコいい系の曲が様になっていて良いと思います。

 ライブは大成功で終わります。このライブを直に見ていたクマは、このチームはレベルが高いと驚きます。
 直後、クマはウサギと対面し、ウサギがこのチームのマネージャーになった事を知ります。そして、ウサギは、ここから反撃して、SoLaMi SMILEを倒すと宣言します。
 SoLaMi SMILEの3人も、このライブに感心します。クマは、調子良く行けると思った事を反省し、これからもチームを鍛えなければと意気込みます。

「印象鮮烈!」『Dressing Pafe! イゴ、よろしく!』
 
 今回は、これで終了です。


 エンディングも変わりました。曲は「キラキランウェイ☆」。歌い手は、Prism☆Box。「Prism☆Box」とは、前のエンディングの歌い手であった「Prizmmy☆」と、その妹分として活躍している「プリズム☆メイツ」の総勢12人で構成されたガールズユニットです。
 エンディングは、前よりもこっちの方が良いですね。「キミとハンブンコにした夢叶えてくれるんだ」といったような、「プリパラ」らしい歌詞が所々にあって素敵だと思います。また、SoLaMi SMILE、Dressing Pafeのメンバーがチビキャラとして出ているところも、いい味を出していると思います。


次回:「一触即発? シオンVSみれぃぷりっ!」
 シオンは、プリパラ内だけでなく学校でも、みれぃに対抗意識を燃やします。
 計算で物事を進めるみれぃと、囲碁のように何手も先を読んで行動するシオン。2人の戦いは白熱し、ライブでは、チームとして戦う事に。果たして、どちらが勝つのか!?


【まとめ】
 シオンがプリパラデビューし、ドロシー、レオナとの3人チーム「Dressing Pafe」が結成されました。

 とりあえず、このチームは、シオン、ドロシーの我の強さが、ちょっとした難点になってそうですね。レオナがこの2人を上手くまとめられれば良いのですが、かなり内気な子ですので、なかなか大変そうです。
 しかし、その反面、息が合えば、かなりの実力を発揮できる事には間違いないでしょう。また、シオンもドロシーも負けず嫌いなところがありそうですので、互いにライバル意識を持つ事で、チーム内の緊張感が生まれ、チームのレベルをグングン押し上げていきそうな気がします。SoLaMi SMILEの3人は、仲良しチームという印象が強く、チーム内での刺激はそう簡単に出せなさそうですので、Dressing Pafeには、そういうのを期待したいものです。

 また、シオンは今回がプリパラデビューながらも、読みの鋭さで、アイドルとしてもかなりの素質がある事が分かりました。
 こうなると、ドロシー、レオナの実力についても気になるところ。早いうちにメイン回を設けるなどして、2人の持ち味を出してもらいたいものです。

 SoLaMi SMILEもDressing Pafeも、まだスタートを切ったばかりですので、今後、どうレベルアップしていくのか、ものすごく楽しみです。



 ここからは、またしても、本編の内容とは関係のない語りです。本編感想が見られれば十分な方は、ここで読み終えて下さって結構です。

 さて、今回の感想、プリキュア感想でもやったことない、放映日当日の感想投稿です! どうよ?(笑)

 次回以降も、プリパラの感想は放映日当日に投稿しようかと思います。というのは、日曜日は感想を書く余裕がなく、月曜日はプリキュア感想に時間を充てたいため、放映日当日の感想投稿ができないと、火曜日以降となってしまい、3日以上も過ぎてしまいます。そうなると、感想を待ちわびている読者に申し訳ないですので、極力、早いうちに感想を書こうと思います。
 それでも、放映日当日に感想を書けない時もあります。その場合は、あらかじめ告知しておきますので、ご了承下さい。

 そんな訳で、次回以降も、放映日当日にプリパラ感想を書けるよう頑張りますので、よろしくお願いします!

ハピネスチャージプリキュア! 第35話感想

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 「ハピネスチャージプリキュア!」第35話「みんなでおいしく! ゆうこのハピネスデリバリー!」の感想です。


〜 オープニング前 〜
 今回は、ゆうこの店「おおもりご飯」から。ゆうこは、ハニーキャンディの作り方を公開します。
 まずは、水あめと砂糖を鍋で溶かし、ハチミツを入れます。煮詰まったら、氷水で冷やし、クッキングシートの上に垂らして、触れるくらいまで冷ましたら、食べやすいサイズに丸めて、固まるまで冷やせば出来上がりです。
 料理にはあまり興味ない上、ド素人なのに、つい、丁寧に作り方書いちゃったよ(笑)。まあ、いざ作ろうと思ったら、この記事を見返せばいいですので、書いておいて損はないですね。
 ですが、隠し味はどうするのか? それは、下の画像のように、美味しくなるよう念を込めます。
 なんか呪いをかけてるように見えるなあ。そう思うのは私だけではないはず(笑)。ここは、もうちょっとキレイな背景を使って、美しく見せてほしかったですね。
 めぐみ、ひめ、いおなも念を込めます。ちょうどその時、母のようこが、配達に行ってほしい、と声をかけます。

 配達する弁当は沢山あります。
 めぐみ達も配達を手伝う事を申し出て、ゆうこは感謝します。


 オープニングは、前話で終了となった「10周年おめでとうメッセージ映像」に変わるものは、何もありませんでした。
 うーん・・・、残念。まあ、でも、この事態は覚悟していた事。前話感想でも書いたとおり、前話までの楽しい思い出を忘れずに、今後のプリキュアシリーズを最後まで見届けたいと思います!

 オープニングは、今回も劇場告知バージョンでした。
 今回は、画像を交えての感想はなし。今回は、序盤、中盤のシーンを多めに出していた感じですね。それにしても、ふなっしーの存在感がすさまじいなあ。(笑)
 劇場上映開始は5日後。次回36話よりも先に公開されますが、私は、36話視聴後に見に行く予定でいます。


〜 Aパート 〜
 最初の配達先は、漫画家の家。良いアイディアが思いつかず、アシスタント達も疲労困憊です。
 ちょうどその時、ゆうこ達の配達が来ました。漫画家達は喜びます。ハニーキャンディのおまけに、漫画家達はさらに喜びます。
 飴を口にした漫画家達は、やる気がみなぎり、原稿がスラスラ進みます。
 
 次の配達先は、小さな女の子とその母親が住んでいる家庭。
 ここでも、弁当を届けるだけでなく、ハニーキャンディをサービスで振舞います。飴をもらった女の子は喜びます。

 次は、あるトップモデルの撮影現場。彼女は撮影後、疲れ果てていました。
 しかし、ゆうこ達の配達が来ると、途端に喜びます。彼女は「おおもりご飯」の大ファンで、ヘルシーでとても美味しいと気に入っています。

 それからしばらくして、辺りは夕方に。めぐみとひめは、店の客層の広さに感心します。
 ちょうどその時、ゆうこは、家の外に出ている弁当箱を回収します。この弁当箱は空で、すべて食べてくれたようです。ゆうこは満足します。

 少しして、最後の配達先に到着します。
 ここは、このように、大きな屋敷で、ここの住人「三ツ谷」は、週に3、4回弁当を注文しているお得意様です。
 ゆうこが玄関のチャイムを鳴らして、配達に来た事を伝えると、玄関が急速で開き、家の中から、お婆さんとインコが出てきました。
 このお婆さんが、住人の三ツ谷。本編では明かされていませんでしたが、このお婆さんの下の名前は「のぶこ」。以下、このお婆さんの事を「のぶこ」と呼びます。
 ゆうこは弁当を渡そうとしますが、のぶこは、来るのが遅いと、大声でどなり、待たせ過ぎだと文句をつけます。
 ひめは、これでも急いで来たんだし、そんな言い方しなくても、と反論しますが、のぶこは、配達なら急ぐのは当然なんだから偉そうに言うな、と返します。
  ゆうこは謝ります。のぶこは弁当を受け取り、前の弁当箱を返します。のぶこは、昨日の佃煮は味が濃過ぎたと、またしても文句を言います。
 ひめは、好みなんて分かる訳ない、言いがかりだと言いますが、口答えばかりで商売が分かっていない、と返されます。
 ここも、ゆうこが謝り、サービスのハニーキャンディを渡します。のぶこは何も言わずに受け取り、インコと一緒に家の中に帰ります。

 その後、ひめは、のぶこの態度に不快感を示します。まあ、ある意味、鏡を見ているようなもんじゃないかと。6話のひめは、このお婆さんよりも酷かったと思いますしね。
 のぶこの態度はきつくても、それでも、弁当はちゃんと食べていました。ああいう態度をとっているのは、なかなか素直になれない性格ゆえなのかもしれません。

 それから少しして、
「私、配達のお仕事、大好きなんだ。お父さんが精魂を込めて作ったお弁当を楽しみにしてくれている人達と会う事ができるから。お弁当を美味しく食べてくれる姿を想像するだけで、嬉しくなっちゃう! みんなの笑顔が、美味しいご飯と同じくらい、私の大好物なの!」
と、ゆうこは言います。
 めぐみは、ゆうこのすごさに感心すると、腹の虫が鳴ります。ひめも、腹の虫が鳴りました。
 今日は沢山歩いたために、お腹はペコペコ。ゆうこは、手伝ってくれたお礼に、店でコロッケをご馳走します。

 その頃、のぶこは、この日も、弁当を全部食べました。ハニーキャンディも口にします。文句は言うものの、美味しく感じます。

 一方、ホッシーワは、街中にあふれる幸せな雰囲気に嫌気を感じます。
 その後ろでは、「おおもりご飯」の弁当を食べたチョイアークが幸せ気分になっていました。
 ホッシーワは、「おおもりご飯」をターゲットにし、出撃します。
 っていうか、コイツら、どうやって弁当調達したんだ? お金も持ってなけりゃ、変装もできそうにないですし。さすがにこれは、「こまけぇこたぁいいんだよ!!」で済ませたくはないですねえ。(笑)


〜 Bパート 〜
 後日、屋敷を掃除するのぶこ。広いだけに掃除するのは大変ですが、それでも、この街は、空気が良くて、ご飯も美味しく、良い所だと言います。
 のぶこは、そろそろ、ゆうこの配達を頼もうかと考えます。

 この日も、めぐみ、ひめ、いおなは、ゆうこの配達の手伝いをします。のぶこの屋敷も、この日の配達先に含まれています。

 まだ弁当は来ないかと待ちわびるのぶこ。でも、この待つ時間も悪くないと言います。
 少しして、ホッシーワ玄関にやって来ました。ホッシーワは、のぶこを鏡に閉じ込め、サイアークを召喚します。
 その直後、めぐみ達は屋敷に到着しました。のぶこが鏡に閉じ込められているのを知っためぐみ達は変身します。

 まずは、チョイアーク達が相手。これは、簡単に片付けます。
 すぐに、サイアーク戦。ラブリー、フォーチュンが遠距離攻撃するものの、サイアークの超音波攻撃にかき消され、そのまま突進を受け、プリンセスもろともダメージを受けます。
 そこに、サイアークの追撃が飛んできますが、ハニーが守ります。その後、ハニーリボンスパイラルで、サイアークを拘束します。
 少しして、サイアークは拘束を解き、ハニーと1対1に。しかし、ハニーは後れをとらず、サイアークにダメージを与えていきます。
 そして、ハニーは「しあわせごはん愛のうた」を歌います。少しして、シャイニングメイクドレッサーが反応し、ハニーはイノセントモードになります。
「どんなに大変で、辛い事があった時でも、美味しいものを食べれば、誰だって幸せになれる。あなたもそうでしょ?」
と、ハニーはホッシーワに手を差し伸べますが、ホッシーワは弱々しくも拒否し、サイアークに攻撃を指示します。ハニーはサイアークを圧倒し、
「美味しいものが好きなあなたなら、分かるはずよ。」
と言います。そして、ハニーは、「ハニーテンプテーション」で、サイアークの動きを封じます。
 最後は、ハピネスビッグバンで、サイアークを浄化します。

 その後、ゆうこは、のぶこに弁当を渡します。
 この日も、来るのが遅いと文句を言いながら、弁当とハニーキャンディを乱暴に受け取ります。とはいえ、ゆうこは気にせず、家を出ようとします。
 しかし、その時、先程のぶこが待ちわびていた時に何気なく言っていた事をインコが発し、ゆうこは、のぶこは弁当が来るのを楽しみに待っていた事を知ります。
 そして、ゆうこは、もし良かったら、店に食べに来てほしい、と声をかけます。めぐみ、ひめ、いおなも、皆で食べるご飯は美味しいと、店に来る事を勧めます。
 のぶこは、ハニーキャンディは店でももらえるのか、と聞くと、ゆうこは、もちろんだと喜んで返事します。
 また、プリカードもゲット。
 Bパート終了後でも告知されていましたが、このドレスは劇場版で着るようです。

 その夜、めぐみ達4人とのぶこは一緒に、「おおもりご飯」で食事をしました。のぶこは美味しいと感じ、ゆうこは喜びます。

「みんなで楽しく美味しいご飯。それが、ゆうこの幸せなのですわね。」
と、リボンは言います。

 今回は、これで終了です。


次回:「愛がいっぱい! めぐみのイノセントバースデー!」
 めぐみが誕生日を迎えます。
 その前日に、海外を仕事をしている、めぐみの父親も帰国し、久々に両親と一緒に夕食をとりますが、なぜか、めぐみは落ち込んでしまいます。
 誕生日当日は、大使館でパーティーをしますが、ここでも、めぐみは時折悲しい顔を見せます。めぐみが落ち込むのは、どうしてなのか?
 また、次回こそは、ラブリーはイノセントフォームを身に付けるでしょう。ラブリーがイノセントフォームになる過程だけでなく、イノセントフォームでの4人合体技があるかどうかにも注目したいと思います。


【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
 ハニーがイノセントフォームを身に付けました。

 それにしても、今回は、ゆうこの笑顔に、キレイな背景をだいぶ使っていましたね。これぞ、黄色プリキュアの真髄といったところでしょうか。(笑)
 でも、こんなに惜しみなく、キレイな背景を使って、予算は大丈夫なんでしょうか? まあ、四つ葉を使った背景は、前作の四葉財閥が捻出してそうですので、問題ないでしょうね。(笑)

 ギャグ的感想はさておき、今回も、ご飯をこよなく愛するゆうこらしさが光っていました。
 また、ホッシーワに対しても、「美味しいものを食べれば幸せになれる」とアプローチをかけたのも良かったです。幻影帝国幹部達と美味しくご飯を食べ合う未来が現実になる可能性が、ますます高まってきたように感じました。

 しかしながら、イノセントフォームを身に付ける過程は、少し物足りなかったかな、と思いました。
 ハニーがイノセントフォームになれたのは、ご飯を美味しく食べてもらいたいという純粋な思いからでしょうけど、それは、これまでのゆうこメイン回でも強く出ており、今回に限った話ではありません。
 フォーチュンとプリンセスは、それまでには感じなかった大切な事に気付いてイノセントフォームになれて、ラブリーは、それまで通りに積極的に人助けをしたのにダメだったと思うと、今回のハニーは、力押しな感が否めず、フォーチュン、プリンセスと比べると、それほど見所がなかったかな、と感じています。
 まあ、でも、よく考えてみれば、ゆうこは、めぐみ、ひめ、いおなと違って、欠点らしい欠点がなく、ご飯好きな要素が抜きん出ている以上、こうなってしまうのは仕方のない事でしょうね。気を取り直して、次回のラブリーのイノセントフォームに目を向けたいと思います。

 ハニーがイノセントフォームになったところは物足りなさを感じたものの、ラストで、のぶこに、一緒にご飯を食べようと呼びかけたのは、高齢化社会が進んでいる今日の日本を考えると、すごく良いシーンだと思いました。
 現在、日本人の4人に1人は65歳以上、すなわち、高齢者です。そして、この割合は、今後も増えていく事が予想されています。
 それに伴い、今回ののぶこのような、気難しい高齢者や、1人暮らしの高齢者が増えていく事も考えられます。そうなると、孤立死問題もだんだん大きな問題として、ニュースなどで多く取り上げられていくようになるでしょう。
 それだけに、今回、ゆうこが、のぶこの内面を察して、一緒に店でご飯を食べようと声をかけようとしたのは、すごく意義のある事だと感じました。こういうのが、孤立死を防ぐポイントになっていますし、私達現役世代に求められている大切な事ですよね。

 また、メイン視聴層の未就学女児についても、今は、祖父母と仲良く遊んだり食事している子が大部分だと思いますが、歳をとるにつれ、そういう楽しさは希薄になっていきます。そして、酷い時には、振り込め詐欺などのカモだと考えたり、ちょっとしたいざこざから祖父母を殺害する、なんて事もあり、今や、そういうのは珍しくもありません。
 そのため、一緒に店でご飯を食べようと声をかけしたシーンは、お年寄りに対して、いつまでも子どもの時のような純粋な接し方を忘れないでほしい、というメッセージを女児達に発しているように思いました。今話見終えて、今後高齢者に向き合う姿勢を考えさせられたと思います。

 という訳で、今回の話は、「ご飯」をテーマに見ていくと見所が少なかったように感じましたが、「高齢者との触れ合い」をテーマに見ると深い話だったと思いました。
 それだけに、今回の話は、32話にまわすと、より素晴らしい話になったと思います。というのは、32話放映日翌日は「敬老の日」。タイムリーな話となり、今回の話に感動した視聴者は、かなり増えたんじゃないかと思います。
 それに、ハニーは、4人の中で最も安定してイノセントフォームを身に付けた分、見所はそれほど少ないですので、ハニーのイノセントフォームは1番手にまわして、32話をゆうこメイン回に、昨日をいおなメイン回にした方が良かったかな、と思っています。ただ、そうなると、31話に引き続き、ゆうこメイン回が2話連続になってしまい、上手くまとまらなくなっちゃいますけどね。

 ここまで長々と書きましたが、今回の話、物足りなさは感じたものの、トータルとしては、面白かったと感じています。

 さて、次回は、めぐみメイン回。直近のメイン回である33話では、イノセントフォームになれませんでしたが、さすがに、2回連続で引き延ばす事はしないでしょう。
 ですので、次回は、ラブリーがイノセントフォームを身につける過程をしっかり注目していくとともに、イノセントフォームでの4人合体技にも期待したいと思います。

プリキュア新聞 2014年秋号

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 昨日から、「プリキュア新聞 2014年秋号」が発売されました。

 これは、昨年から、プリキュア映画上映開始に合わせて刊行されているもの。劇場版の見所や、現在放送中の作品を中心に紹介する刊行物で、今回はその第4弾となります。
 今回も前号と同じく、コンビニの新聞売り場を見て、買ってきました!


 今回は、3日後から上映開始となる、劇場版ハピネスチャージプリキュア!「人形の国のバレリーナ」を中心とした内容となっています。
 いつも通り、この新聞の構成について、感想を交えながら、紹介していきます。


2面:プロデューサー語る
 今作「ハピネスチャージ」のプロデューサーといえば、柴田宏明さん。柴田プロデューサーが、劇場版の見所、今後の本編の行方、次回作について語っています。
 柴田プロデューサーによると、「次回作は、いい意味で、プリキュアだけど、プリキュアではなくなっちゃうかも!?」との事。
 これは、どういう事なのでしょうか? まあ、でも、来年もシリーズ続投となるのは、嬉しいところ。次回作も楽しみではありますが、まずは、今作の結末や劇場版にしっかり目を向けたいと思います。


3面:監督インタビュー
 劇場版の監督を務めるのは、今(こん)千明さん。2006年には、「ひぐらしのなく頃に」で初監督を務め、「のだめカンタービレ」も手がけた事がある方。
 そんな今監督が、劇場版への挑戦とこだわりを語っています。


4〜7面:声優さん座談会
 プリキュアを演じる声優4人の座談会。
 前号でも、めぐみの声役・中島愛(めぐみ)さんと、ひめの声役・潘めぐみさんの対談はありましたが、前号が発売されてから、ハニー、フォーチュンが正式加入となったため、今回は4人と豪華に。声役本人達の写真がだいぶ大きく載っており、このコーナーは4ページに増量されました。

 また、6、7面中段には、劇場版に登場するキャラクターの簡単な紹介があり、4〜7面下部には、今作1話から24話までのあらすじが載っています。


8面:歴代プリキュア作品
 ページ右側には、今作までのプリキュアシリーズ全11作品の簡単な紹介と、「プリキュアオールスターズ・ニューステージ3」までの劇場版全16作のタイトルが載っています。
 ページ左側には、今作25話から33話までのあらすじが載っています。


9面:脚本家インタビュー
 今作の脚本を務めるのは、成田良美さん。
 プリキュアシリーズ1作目から10年以上も渡り脚本を担当されている「プリキュアの生き字引」(「10周年公式アニバーサリーブック」より)が、過去作よりも恋愛要素を多めに取り入れている事を中心に語っています。
 このページの左上には、「ラブラブ相関図」があります。ゆうこだけ、何の矢印も発していなければ、向けられてもいなくて、ウケました(笑)。まあ、何かしらの矢印があれば、発狂しそうな、大きなお友達が多そうですから、あれでいいんでしょうけどね。


10面:「シャイニングメイクドレッサー」などのグッズ広告


11、14面:ぬりえ
 ページをまたいでいますが、12、13面の裏面となっていますので、絵は繋がっています。
 今回は、15面の広告ページの塗り絵です。今回も、小さいお子さんがいらっしゃる方は、お子さん達に塗らせて、楽しませてあげましょう!


12、13面:歴代プリキュア祝福
 今作1話から34話までの約8か月間に渡って、オープニング時に流れた「10周年おめでとうメッセージ映像」に出てきた全プリキュアとそのメッセージが紹介されています。


15面:劇場版「ハピネスチャージプリキュア」の広告


16面:「ハピネスチャージ」後期エンディングシングル、劇場版の挿入歌シングルやオリジナルサントラなどの広告


17面:主題歌コンビ
 今作オープニングの歌手・仲谷明香(なかやさやか)さんと、エンディングの歌手・吉田仁美さんのコメント。
 28話でアロ〜ハプリキュアの声を演じた事についての感想を中心に語っています。


18、19面:我が家のプリキュア
 2013年秋号にもあったコーナーです。プリキュアが好きな小さい女の子の写真が沢山載っており、その大半はプリキュアコスを着ています。
 ちなみに、コスプレ率はラブリーが一番多く、次点はハニーでした。ラブリーのコスが最も多かったのは、やはり、女児達はピンクが好きな子が多いという事からでしょう。ハニーは、癒し系キャラなのが決め手でしょうね。
 中には、過去作プリキュアのコスをしている子も。2013年秋号よりも、女の子が載っている人数は少ないですが、みんな可愛く、疲れた時の清涼剤になるのは間違いありません!



20、21面:世界のプリキュア
 今作は、世界中にプリキュアがいて、幻影帝国と戦っている、という設定です。ここでは、これまでに出てきた世界のプリキュアについて紹介されています。
 有名どころとしては、28話のメインを飾った「アロ〜ハプリキュア」、アメリカの「ボンバーガールズプリキュア」、フランスの「メルシィプリキュア」がいますが、本編では名前が明かされていないのも紹介されています。たとえば、オーストラリアは「キュアサザンクロス」、スペインは「マタドールプリキュア」といったような。そのあたりを知りたい方は、この新聞を買って損はないと思います。


22〜24面:ふなっしーも応援
 今回の劇場版には、もはや知らない人はほとんどいないと思われる、船橋市の非公認ゆるキャラ・ふなっしーがゲストキャラとして登場します。そのふなっしーが、アフレコをした感想、その他雑談を語っています。
 ゲストなのに、3ページも使われるとか、すげーな。同じ千葉県出身の私としては、嬉しいですね。

 ふなっしーは、もし良ければ毎週本編に出てもいい、との事。
 それは、ちょっと遠慮してほしいかな。ただでさえ、あの存在感なんですから、ここで目立ち過ぎると、タイトルが「ハピネスチャージふなっしー!」に変わっちゃいそうです。(笑)

 ふなっしーは、この劇場版では、プリキュア応援隊長として、ミラクルライトを振るシーンで、子ども達に応援を呼びかけます。例の奇抜な動きと「梨汁ブシャー」でサイアークと戦ったりはしない・・・かも? 個人的には、やってほしいですけどね。(笑)
 ふなっしーは劇場でどんな活躍を見せるのか? 映画館に来た子ども達が、ふなっしーを見て、どんな反応をするのかも楽しみです。ですが、メインは、やはりプリキュアですので、4人の活躍をしっかり見届ける事を第一に、劇場版を鑑賞したいと思います。


抜き取り面:ビッグポスター&「ステキにオシャレにカワルンルン」
 劇場版のビッグサイズポスター。今回も、4面分あります。

 裏面の「ステキにオシャレにカワルンルン」では、プリカードを紹介しています。
 上側では、プリキュアに変身するためのプリカード、フォームチェンジ用のプリカードについて紹介。フォームチェンジ後の技についても書かれています。
 下側は、変身前のプリカード紹介です。
 紹介されているのは32種。CA、ピエロ、ゆうこのレポーター、いおなの浴衣など、本編には出ていないものが半分以上もありますので、服装チェンジ後の姿が好きな方は、この新聞を買うべきでしょう。


 こんな感じでした。
 今回も、値段は320円。やはり、このボリュームでこの値段は安いですね。日刊スポーツ様、ありがとうございました!
 まだ買っていない方は今すぐ、近くのコンビニなどに行って買いましょう!!

「いろつく」で遊んでみた Part77

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 「『いろつく』で遊んでみた」第77回です。


 今回も「食べ物」に関する診断で3本出します。


 まずは、「空腹時脳内メーカー」。
 タイトルの通り、空腹になった時、脳内でどんな事を感じるかを表示します。
 結果は、こうなりました。

 考えている事は「ハヤシライス」だけ。と思いきや、真ん中に「紙」がポツンと。
 ハヤシライスは好物ですが、なぜ紙が? 私はヤギかよ(笑)。まあ、紙といっても、「食べたい」のではなく、何か「書き残したい」のかもしれませんけどね。


 続いて、「料理能力診断」。
 もし、料理をする事になった場合、どの程度の能力があるのかを診断します。具体的には、「栄養バランス」「味覚」「嗅覚」「味の調和」「包丁使い」「盛りつけセンス」「愛情」「食材知識」の8項目について、5段階評価します。
 結果は、こうなりました。

 最高ランク5が5項目も。私自身、料理はど素人なので、この結果にかなり驚いています。
 2以下の項目は「愛情」のみ。だけど、料理で愛情がないのは、いささか問題ですね。


 最後に、「料理適性診断」。
 料理をするいっても、和食、洋食、中華と様々な料理がありますが、それらの中で、どのような料理が向いているのか診断します。
 具体的には、「和食」「洋食」「中華」「エスニック」「カレー」「スイーツ」「フレンチ」「イタリアン」の8項目について、5段階評価します。
 結果は、こうなりました。

 最も適性が高かったのは「イタリアン」。次いで、「フレンチ」。その次が「エスニック」「カレー」。
 料理は苦手ですので、最も適性があるのが何であっても、それほど気にしませんが、カレーなら割と簡単に料理できそうな気がしますので、カレーは、ランク4か5であってほしかったな、と思っています。

プリパラ 第15話感想

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 「プリパラ」第15話「一触即発? シオンVSみれぃぷりっ!」の感想です。


~ オープニング前 ~
 登校時、みれぃにあいさつするらぁら。みれぃはらぁらに、校則84条「廊下を歩く時は壁に沿って右側を歩く事」を守れているかどうかを聞き、らぁらは、バッチリだと答えます。
 これも基本的な校則なのに、廊下での詰め碁禁止(11条)よりも数字が高く、廊下走行禁止(3,243条)よりも圧倒的に低い数字なんだな。ツッこんだら負けだと思うのですが、ついツッこんじゃうのが私です。(笑)
 直後、シオンが本を読みながら歩いているのを見つけます。みれぃは、校則64条「本を読みながらの歩行をしてはならない」に違反していると注意します。これも、廊下での詰め碁禁止(11条)よりも(以下略 & 笑)
 しかし、シオンは、本を読みながらでも問題なく歩ける、と返します。聞き入れないシオンに、みれぃは違反チケットを貼り付けようとしますが、かわされます。受け取る気のないシオンに、みれぃは意地でもチケットを貼り付けようとしますが、ことごとくかわされます。
「何をしてもムダ。委員長の行動など、10手先まで丸見えだ!」
 そして、みれぃの動きを読んだシオンは、逆に、みれぃにチケットを貼り付け、校則84条「廊下を歩く時は壁に沿って右側を歩く事」に違反していると言い、みれぃはショックを受けます。
 
 なかなかやるな、シオン。っていうか、みれぃは違反チケットを貼り付ける事にムキになるなよ。違反チケットを貼り付けなくても、ちゃんと、全生徒の違反チケット獲得枚数憶えてるんでしょ?
 その後、シオンは、前話でDressing Pafeが宣戦布告をした事を話し、今日のライブはSoLaMi SMILEと一騎打ちで戦い、勝利を勝ち取ると宣言します。
 みれぃは、自分達はそんなに簡単に倒せる相手じゃない、とシオンの挑戦に受けて立ちます。
「囲碁チャンピオンの私が読み切ったDressing Pafeの勝利、二言はない!」
「理論的に、SoLaMi SMILEの勝利よ! 計算に勝るものはないわ!」
「ほー、面白い。私の読みが上か、あんたの計算が上か、勝負といこうじゃないか!」
「受けて立つわ!」


 オープニングが一部変わりました。「上昇志向でいこう」の部分が、SoLaMi SMILEからDressing Pafeに変わりました。
 前話の「上昇志向でいこう」
 今回の「上昇志向でいこう」


~ Aパート ~
 しばらくして、昼の購買には、大勢の生徒で混み合っていました。みれぃもメロンパンを買いに行っていました。そふぃも、初めて昼食を買いに行っていました。
 そふぃは人ごみの中に入ろうとするも、簡単にはじき出されます。

 みれぃはメロンパンを頼みますが、売り切れでした。フルーツカスタード、きな粉あげパンと、みれぃの好きなパンは全部売り切れていました。
 そふぃも何とか、人ごみの中を潜り抜けて、おにぎりを頼みますが、またしてもはじき出されます。親衛隊は影から応援していました。出て行きたいけど、それではそふぃのためにならない、と歯がゆく感じています。
 
 あの人ごみなら、さすがに君達が行った方が良いと思うぞ?(笑)

 結局買えたのは、ゆでもやしサンドだけ。その直後、シオンは、みれぃの好物のパンが買えない大作戦は成功だと勝ち誇ります。
 シオンが買い占めた、という事ではありません。それは、落語の本をクラスメイトに見せただけの事。
 この落語の本はあまりにも面白くて、授業中にも思い出し笑いをしてしまうほど。その笑いが連鎖して、先生は怒りのあまり、授業を中断し、校庭10週の罰を下す。校庭を走らされたクラスメイトはクタクタになり、甘いものがほしくなる。その結果、購買の甘いものはすべて売り切れる、という算段です。
 なんてバカバカしい作戦なんだ(笑)。でも、それだけじゃ、売り切れには至らないだろ。クラスメイトに全員読ませたといっても、せいぜい50人でしょうし、50人全員が甘いパンを買ったとしても、売り切れになるほどしょぼくないだろ、あの購買は。まったく、バカバカしい。でも、このバカバカしさが、このアニメの華だと思いますので、私は好きです。(笑)
 シオンは、先読み力に参ったか、と言いますが、みれぃは、ゆでもやしサンドも好きだと強がります。

 その頃、そふぃは、まだ購買にいました。人ごみはなくなったものの、完売していました。そふぃの「はじめてのおつかい」は失敗に終わったものの、親衛隊は立派だったと感動します。
  いや、だから、あの人ごみなら君達が行けって。(笑)

 昼休み、図書室で本を読んでいるみれぃに、らぁらが声をかけます。らぁらは図書当番として、学級文庫を入れ替えるために、図書室に来ていました。
 みれぃは、本を探す手伝いを申し出ますが、シオンが、本探しなら自分が承る、と言います。その後、みれぃとシオンは、自分の方が早く本を探せると言い争い、勝負します。
 もちろん、これは、イメージ図ですよー(笑)
 最初に見つけるのは「まっちゃ売りの少女」。ほんのわずかな差で、シオンが手にします。みれぃが手にしたのは、「マッチョが売りの少女」。みれぃは悔しく感じます。
  「まっちゃ売りの少女」、「マッチョが売りの少女」って、何やねん。しかも、「まっちゃ売りの少女」が学級文庫って。(笑)

 みれぃとシオンの本探し勝負は白熱し、本の引っ張り合い勝負になるほど。

 ご覧のとおり、良い子のみんなは、本の引っ張り合いとかしちゃダメですよー(笑)
 その後も、みれぃとシオンは、自分が先に見つけると走りますが、シオンはある靴音を気にします。
 その靴音は、校長のもの。みれぃは校長とぶつかり、図書室では静かに、と注意されます。

 そうこうしているうちに昼休み終了。みれぃは、シオンの挑発に乗って熱くなってしまった事に反省します。
 しかし、すぐに、シオンがみれぃの横を歩きます。シオンは、日常でもプリパラでも自分が一番、いかなる人間も私の前を歩くべからず、と勝ち誇り、早歩きします。
 しかし、校長とぶつかってしまい、廊下は早歩きせず、前後左右に気をつけて歩くように、と注意されます。あれ? なんか初めて、校長がマトモな人物に思えてきたよ。(笑)

 下校時、シオンは多くの女子生徒から応援されます。みれぃは、シオンを無視して、さっさと学校を出ます。
 その後、遅れて学校を出たシオンは、みれぃに声をかけ、今日のライブは負けない、と火花を散らします。
「今日は、Dressing Pafeが必ず勝つ!」
「残念ね。私の計算では、99.9986%の確率で、SoLaMi SMILEの大勝利と予想されているけど?」
「私の読みでは、Dressing Pafeの圧勝だ! 間違いない! どっちの先読みが正しいのか、」
「この後のライブで見極めましょう!」


~ Bパート ~
 それからしばらくして、SoLaMi SMILEとDressing Pafeは「実りの秋オクトーバーライブ」に出場し、対決の場を迎えました。
「私達は必ず、SoLaMi SMILEに、勝つ! イゴ、よろしく!」
と、シオンが宣言すれば、
「その挑戦、受けて立つぷり!」
と、みれぃは返し、火花を散らします。

 その頃、楽屋で事務仕事をしていたクマはステージに向かいます。
 そこに、ウサギが声をかけます。ウサギは、そふぃの担当マネージャーを外された事を根に持ち、そふぃは手駒のひとつにしか過ぎない、と言います。クマは、そんな言い草は許さないと反論しますが、ウサギは聞く耳持たず、Dressing Pafeの熱いステージをよく聞いておけ、と言います。
 ウサギがそふぃを手駒としか見ていなかったのは、9話のそふぃの回想で明らかになっている事ですね。11話、12話でも、格上アイドルのnew、mewに対して敬意を抱いていたようには思えず、こういう態度がDressing Pafeの今後の活躍の障害になるんじゃないか、と不安に感じます。

 ライブでは、どちらが先に歌うかで盛り上がります。みれぃもシオンも、先に歌う事を希望しています。らぁらは、後でもいいと言いますが、みれぃは、2番手だと裏番組と時間が重なって不利だと言います。
 みれぃもシオンも、先攻は譲らず、という事で、ジャンケンで決めます。
「グーは、私の固い意志を表わす。みれぃ、私は、このジャンケンで、最初にグーを出すつもりだ!」
と、シオンは宣言します。

 そして、勝負。両者ともグーでした。
 
 シオンは、次もグーを出す事を宣言します。この宣言に対し、みれぃは拍手し、
「見事っぷり。さすが、東堂シオン。宣言したとおり、グーを出すなんて、さすが『有言実行』。言った事をちゃんとやるなんて、カッコいいぷり~!」
 ギャラリーもこの言葉に乗り、有言実行でカッコいいと、次もグーを出す事を期待します。シオンはプレッシャーを感じます。
「これでシオンがグー以外を出す確率は低くなったぷり。キャハ♪」
 出たよ、 あざとい系アイドル 計算アイドルの本気が。(笑)
 次は、両者ともパー。
 みれぃは有言実行はやめて見損なったと言いますが、シオンは、「臨機応変」、言葉は人を縛るものではなく、解き放つものだと返します。
 ここからは、何を出すかは宣言せず、五分五分のジャンケン勝負。次は、両者ともグーでした。
「なんてヤツだ・・・。この私の読みと同等とは・・・。」
「なんて、しつこい子・・・。疲れるぷり・・・。」
と、お互い感じます。司会めが姉ぇの、くじ引きで決めようという声を、2人は無視し、ジャンケン続行。
 その後も、あいこが続き、ようやく、シオンが勝ちます。
  あまりの長さに、始めは盛り上がっていたギャラリーは、もうどうでもいいと疲れていました。まったくだよ。こんなに勝負が長引いたら、もう、裏番組始まってるんじゃね?(笑)

 という訳で、Dressing Pafeが先に歌います。
 コーデは、シオンは「チャイナロックワンピ」、ドロシーは「チャイナロックハニーワンピ」、レオナは「チャイナロックフォレストワンピ」です。

  曲、メイキングドラマは前話と同じく、「No D&D code」、「ステレオ全開! にさんがロック」。

 Dressing Pafeのステージが終わり、次は、SoLaMi SMILEのステージ。
 コーデ、曲、メイキングドラマは、13話と同じ、「パイレーツコーデ」、「Pretty Prism Paradise!!!」、「かいほうオトメヴァルキュリア」。

 両者のライブが終わり、結果発表。結果は同点。引き分けでした。
 
 その後、SoLaMi SMILEの3人は、トモチケを交換し合おうとしますが、シオンがトモチケ交換を申し出ます。
 みれぃは断るものの、シオンは無理やり、みれぃのトモチケを手にし、自分のトモチケをみれぃに渡します。
「この私と同点とは、なかなか見込みがある。トモチケ交換! でも、次は勝ちにいく! そのつもりで。」
 シオンはそう言って、先に去ります。
 
 今回は、これで終了です。


次回:「特ダネ! らぁらのヒミツばれちゃった!?」
 らぁらがプリパラに行っている事実を掴みたい校長。そこで、パプリカ学園新聞部の徳田ねねに頼んで、証拠写真を撮らせようとします。
  ねねは、学校だけでなく、プリパラ内でも、らぁらを追いかけます。果たして、らぁらは、プリパラに行っている事が校長にバレずに済むのか?


【まとめ】
 SoLaMi SMILEとDressing Pafeが初対決となり、引き分けで終わりました。

 っていうか、今回のライブって、ジャンケン勝負がメイン?(笑) ライブ自体は、Dressing Pafeのコーデが変わった事以外、13話、14話と同じですので、そう思わずにはいられません。(笑)
 ジャンケン勝負といえば、AKB48も、ジャンケン大会で新曲のセンターを決めたりして、毎年盛り上がってますね。そう思うと、みれぃとシオンのジャンケン勝負も、かなり面白かったです。

 また、最後に、シオンが、みれぃとトモチケを交換したのも良かったです。前話では、シオンはSoLaMi SMILEとのトモチケ交換を拒否し、当分、トモチケ交換はしないんだろうな、と思っていましたので、嬉しい誤算でした。
 シオンがSoLaMi SMILEにトモチケ交換を求めたのは、SoLaMi SMILEが良きライバルだと認めたからでしょう。良きライバルがいて、お互い切磋琢磨しながら、頑張っていくのは素晴らしい事です。
 もし、どちらかが勝っていたら、この展開はなかったでしょう。Dressing Pafeが勝っていれば、トモチケを交換するほどの価値はないと考えていたかもしれませんし、負けていれば、さらにライバル意識を燃やし、トモチケを交換する考えは出てこなかったと思います。ですので、今回の勝負を引き分けで終わらせたのは、素晴らしかったと感じています。

 とはいえ、SoLaMi SMILEとDressing Pafeの対決は今後も多くあるでしょうし、今回のような引き分けは、そう起こらないでしょう。どちらかが勝った時に、それぞれのチームがどう感じて今後歩んでいくか、気になるところです。
 SoLaMi SMILEとDressing Pafeの対決は、まだ始まったばかり。今後も大きな期待を持って、両チームの活躍を見届けたいと思います。

ハピネスチャージプリキュア! 第36話感想

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 「ハピネスチャージプリキュア!」第36話「愛がいっぱい! めぐみのイノセントバースデー!」の感想です。


~ オープニング前 ~
 今回も大使館から。開始早々、ひめ達の手伝いができず、むくれるめぐみ。
 と言っても、ひめ達が取りかかっているのは、明日のめぐみの誕生パーティーの準備。主役が手伝っては意味がありません。

 という事で、ひめは、めぐみを追い出します。外では、誠司とブルーが準備をしていました。
 今日は、めぐみの父親が久しぶりに帰ってくる日であり、めぐみは父の帰りを心待ちにしています。ブルーは、だったら早く帰った方が良い、と言います。


 オープニングは、今回も劇場告知バージョン。
 今回も、画像を交えての感想はなし。今回も、序盤、中盤のシーンを多めに出していた感じでしょうか。バトルは中盤っぽいですね。
 劇場版は現在公開中ですが、この記事投稿時点では、まだ見ていません。明日以降、見に行く予定です。
 劇場版の感想投稿は来週になると思います。22日(水)を予定しています。もう劇場版感想を書かれているブログもある事を考えると、だいぶ遅い投稿になりますが、何卒ご了承下さい。


~ Aパート ~
 その夜、めぐみの父が帰ってきました。めぐみは元気良く、父に抱き付きます。
 本編では明かされていませんでしたが、父の名前は「勝」です。以下、めぐみの父の事は「勝」と呼びます。

 勝は海外で、食糧を届けたりなど、多くの人達を助けたりしています。めぐみは、すごいと感心しますが、勝は、やりたい事をやっているだけだと返します。
 その後、勝は、妻のかおりに、身体の調子について聞きます。かおりは、良くはなっていないけど悪くもなっていない、と答えます。
 その答えに、めぐみは、母の病気は自分が治すから大丈夫だと言いますが、かおりは大丈夫だと返します。この答えに、めぐみの表情は暗くなります。
 かおりの病気は、治るのは難しいものの、ちゃんと薬を飲んでいれば、普通に生活できます。めぐみは、それでいいのかと聞きますが、
「素敵な旦那様がいて、可愛い娘がいる。お母さんの事を思ってくれている、めぐみのその気持ちだけで十分よ。」
と答えます。

 それから少しして、ベランダで落ち込んでいるめぐみに、勝が声をかけます。
「私ね、少し気が抜けちゃった。私は何とかして、お母さんを助けたいと思っていたけど、必要なかったのかな・・・。」
 そう言うめぐみに、勝は、かおりの病気をちゃんと説明しなかった事を謝り、
「余計な心配させたくなくて、あまり病気の事を言わないようにしてたんだ。親は誰よりも、子供の幸せを願うものなんだよ。めぐみの幸せが、お父さんとお母さんの幸せなんだ。」
と言います。

 その翌日、大使館で、めぐみの誕生パーティーが行われ、大勢の人がやってきました。
 めぐみは、パーティーのプリカードで、オシャレにチェンジ。
 シャイニングメイクドレッサーで、口紅も施します。
 誠司がめぐみを呼びに来ると、誠司は、いつもと違うめぐみの美しさに見とれます。
 しかし、めぐみは、どこか元気がありません。心配されためぐみは気を取り直して、外に出ます。

 それから少しして、大勢の人達が、めぐみの誕生日を祝い、めぐみは喜びます。
 すぐに、ひめ、ゆうこ、いおなは誕生日ケーキを出して、めぐみの誕生日を祝います。めぐみが、ロウソクの火を消すと、会場はまた盛り上がります。

 少しして、玄関の階段に腰掛けるめぐみ。誠司に心配されます。めぐみは、少し疲れたみたい、と中に入って休みます。

 リビングに来ためぐみは、ため息をつき、誠司に心配されます。
「何かね、よく分からなくなっちゃった。あたしね、プリカードが全部集まったら、お母さんの病気を治してって、願うつもりだったの。でも、お母さんは、今のままでも幸せだって。あたし、人助けに自信なくなちゃった・・・。」
 そう落ち込むめぐみを誠司は、これまで人をいっぱい助けてきたし、プリキュアとしても、サイアークと戦って大勢の人を助けてきた、と励まします。さらに、落ち込むなんてめぐみらしくないし、暗い顔していたら皆が心配する、と言います。
 そう言われためぐみは、少し元気を取り戻し、誠司は先に外に出ます。

 その後、めぐみも外に出ようとしますが、玄関の鏡で自分の顔を見ると、まだ落ち込んでいました。
 めぐみは、暗い顔しててはダメだ、と引き締めますが、そんな事はない、とブルーが鏡から声をかけます。その後、めぐみは、鏡を通じて、クロスミラールームへ移動されました。

 その頃、幻影帝国では、オレスキーが、今日の自分の誕生パーティーはどこだ、と回っていました。しかし、チョイアーク達もホッシーワもナマケルダもまったく準備していませんでした。
 オレスキーは、ホッシーワとナマケルダに、日頃から世話になってるんだから、ケーキの1つや2つ用意して置くのが礼儀だと言いますが、ホッシーワは、ケーキは全部、自分のものだと返し、ナマケルダも面倒だと祝う気ゼロです。
 その直後、ディープミラーが、誕生パーティーならちょうど今、ぴかりが丘でやっていると言います。オレスキーは、自分の誕生日に他の人を祝うとは許せん、と出撃します。
 なあ、オレスキーよ。その歳で、誕生パーティーを開けだの、他のヤツが祝われるのが許せんとか叫ぶのは、みっともないぞ。お前ぐらいの歳になると、誕生日を迎えたら、嬉しさよりも空しさがこみ上げてくると思うよ? お前よりも年下の私がそう思うんだから、間違いない。(笑 & 私がオレスキーより年下なのは確定事項ではありませんが)
 まったく、そんなに祝ってほしいなら、私が、酒の1杯や2杯付き合ってやるよ。そのかわり、全額、お前のおごりな。ついでに、ファンクラブの会費、タダにしてね。お手製のダサバッジも要らないんで。(祝う気ねーだろ、お前(笑))


~ Bパート ~
 ブルーは、めぐみが人助けに自信がなくなった事を知っていました。めぐみは、プリキュアなのに、こんな事に悩んだ事に謝ります。
 しかし、ブルーは、人助けは難しいのだから、悩んだっていい、と言います。

「あたし、不安なの・・・。色々頑張ってきたけど、実は、全然助けになってなかったのかも・・・。それどころか、迷惑かけていたかもって・・・。色々考えてたら、私、自信なくなっちゃって・・・。」
 そう言うめぐみに、ブルーは手を重ねます。
「そうやって悩むのは、良い事なんだ。辛かったり、苦しかったり、時には、自分に自信がなくなったりする。でも、それは、めぐみの心が成長するのに、必要な事なんだよ。めぐみ、君はそのままでいいんだよ。そのままで・・・、いてほしい。」
 めぐみは目から涙が出ます。めぐみは、ブルーといると、自分の知らない自分が出てくる、と言いますが、ブルーの気遣いに感謝します。ブルーは、めぐみにも幸せになってほしい、と返します。

 その頃、パーティー会場では、めぐみの両親が、ひめ、ゆうこ、いおなにあいさつしていました。両親は、いつもめぐみが世話になっていると感謝し、このパーティーの人だかりに感心します。
 その直後、オレスキーが会場に現れます。オレスキーは、会場の人達を鏡に閉じ込め、サイアークを召喚します。
 めぐみ達4人は変身します。

 バトルスタート。ラブリー達は技を繰り出すものの、サイアークの攻撃に押されます。
 自分以外のヤツの誕生日を祝うから痛い目に遭うんだ、と言うオレスキー。その言葉に、
「じゃあ、一緒にやろうよ! あなたと私の誕生日パーティー、一緒にやろうよ!」
とラブリーは言います。しかし、オレスキーは、ふざけるなと返し、何で一緒にパーティーしなきゃならんのだ、と聞きます。
「戦うより、笑い合った方が楽しいよ! だから、一緒に楽しいバースデーにしようよ!」
 ラブリーはそう言って、手を差し伸べますが、
「何が一緒だ! 俺様は信じない! 絶対、後から、裏切られるに決まってる! フン! 貴様に俺様の何が分かる!」
とオレスキーは返し、サイアークに攻撃を指示します。
「分からなくても分かりたい! だって、分からないから!」
「この世界は最悪だ! 助ける価値などない! 誰かを助けたところで、感謝ひとつされん!」
「この胸に愛がある限り、私は、みんなの幸せを願いたい。役に立たなかったり、失敗してしまうかもしれないけど、私は、みんなのために頑張りたいの! みんなに幸せになってほしいから! みんなに笑顔になってほしいから!」
 悩み苦しみながらも皆の幸せを願うラブリーの思いに、シャイニングメイクドレッサーが応え、ラブリーはイノセントモードになります。
 イノセントモードになったラブリーは、サイアークの攻撃をたやすく回避し、サイアークにダメージを与え、「ラブリーパワフルキッス」で、サイアークの動きを封じます。
 最後は、ハピネスビッグバンでサイアークを浄化します。
 その後、ラブリーは改めて、オレスキーに、一緒に誕生パーティーをやろうと手を差し伸べますが、オレスキーは、騙されないと撤退します。
 あれだけ、祝え祝えとうるさかったのが、こうやって手を差し伸べられると拒否するとか、何なんだよ、お前! まあ、でも、ここで簡単に手を出さないのは、何か深い事情があるからなんでしょう。これについては、ナマケルダ、ホッシーワにも言える事であり、真相が気になるところです。

 それから、めぐみの誕生パーティーが再開されました。
「皆さん、今日は本当にどうもありがとう! 沢山の人達にお祝いしてもらえて、すごく嬉しいです! みんなからもらったこの愛を、私なりに返していきたいです!」
 誠司の妹・真央から応援されためぐみは、
「愛乃めぐみは、これからも、世界にビッグな愛を広げていきます!」
 会場の人達は、大きな拍手を送ります。


 パーティーが終わった頃、めぐみはブルーに感謝します。ブルーは、自分は何もしていない、めぐみ自身が成長したから新しい力を得る事ができた、と言います。
 また、プリカードもゲットします。
「あたし、プリカードが全部集まったら、みんなが幸せになるお願いをしたい!」
「ああ、めぐみを含めた、すべての人々が幸せになる願いをね。」
 直後、めぐみは嬉しさのあまり、ブルーに抱き付きます。その様子を見ていた誠司は動揺します。

 クイーンミラージュも、ディープミラーを通じて、この様子を見ていました。ディープミラーは、キュアラブリーはブルーをたぶらかしている、とクイーンミラージュに言います。
 クイーンミラージュは、愛から生まれるのは幸せではなく、不幸だと言って、目が赤くなります。
 今回は、これで終了です。


次回:「やぶられたビッグバーン! まさかの強敵登場!」
 「ぴかりが丘ハロウィン祭り」が行われ、多くの人達が、ハロウィンのコスチュームを着て賑わいます。
 しかし、そんな時に、思わぬ強敵が現れます。それは、もしかして、キュアテンダー?
 だとすると、なぜ、敵として現れるのか? テンダーに、ハピネスビッグバンが破られるのか? 目が離せません。


【まとめ】
 ラブリーがイノセントフォームを身に付けました。

 今回で、4人全員がイノセントフォームになれましたが、イノセントフォームでの4人合体技はありませんでした。
 次回、ハピネスビッグバンが破られるとなると、イノセントフォームでの合体技が出るのは、その次の38話ですかね? 新たな合体技は気になるものの、まずは、次回の「まさかの強敵」に注目ですね。

 ラブリーがイノセントフォームになるまでの過程は、33話と2回かけて、最後に回した分、素晴らしいものだったと思います。

 めぐみがイノセントフォームになれたのは、「みんなが」幸せになってほしい、と思ったからでしょう。
 めぐみはこれまで人助けに積極的でしたが、その根底には、母・かおりの存在があり、彼女が元気になってほしいという一心で、これまで頑張ってきました。これは、30話で、自分の「影」であるアンラブリーが言っていた事実でもあります。
 誰かのために積極的に人助けを頑張るのは、素晴らしい事ですし、Aパートで、病気が治らなくても幸せだと言われてもなお、母が元気になってほしいと、これまで通りに人助けに頑張るのもアリだったでしょう。
 だけど、「プリキュア」では、そういうのはダメなんでしょうね。「プリキュア」における「誰かのために頑張る」というのは、「特定の誰か」ではなく、「不特定多数の人達」のために頑張る事が望まれるのでしょう。
 ラブリーが33話でイノセントフォームを身に付けられなかったのは、これが要因でしょうね。あの時は、まみの夢のお手伝いをしたい、と1人のためだけに頑張りたいと思っていたから、シャイニングメイクドレッサーが反応しなかったのだと思います。

 それに、めぐみは、母が元気になってほしいと積極的に人助けを頑張っていましたが、そのうち、皆のために頑張りたいという思いもあったのでしょう。
 だけど、母が元気になってほしいという気持ちが強かったのと、この子の短所である、自分の事をあまり振り返らない性格が相まって、その事に全然気付けず、今回、ようやく気付けたのだと思います。

 それに気付かせたのは、ブルーが大きいでしょう。もちろん、両親や、誕生パーティーに来ていた大勢の人達の存在もあるでしょうけど、一番はブルーだと思います。
 ブルーは、ミラージュに好意を向けられたものの、地球の神ゆえ、地球のすべてのものを愛さなければならないと、彼女を特別視しませんでした。「特定の誰か」ではなく、「不特定多数の人達」の幸せのために尽くしたいという考えは、めぐみと共通しています。
 めぐみとブルーは似た者同士。だから、これまで、めぐみはブルーに惹かれていた描写が多かったと思いますし、今回のブルーのアドバイスも胸に響き、イノセントフォームを身に付ける決定打になったんじゃないかと思います。ブルーのめぐみに対する態度が優し過ぎたのも、自分を見ているように感じて、気になったからなのかもしれません。
 沢山の人達の幸せのために頑張りたい、という共通の思いを持つめぐみとブルー。今後のめぐみの更なる活躍だけでなく、ブルーのフォローにも期待したいものです。

 しかし、ラストのディープミラーの存在が不気味に感じます。
 ブルーは29話で、ミラージュに自分の本心を伝えたいと決意をしたものの、あれから進展はなく、7話も経ちました。しかも、4人全員がイノセントフォームになれた事で、ディープミラーも何かしらの手は打ってくるでしょう。
 となると、早いうちに説得しないと、説得が通じず、悲惨な結末を迎えるおそれがあります。次回、次々回でのミラージュ説得はないと思いますが、もはや待ったなしの状況だと思います。来月までには、幻影帝国に乗り込んで、ブルーとミラージュが話し合ってほしいです。

「いろつく」で遊んでみた Part78

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 「『いろつく』で遊んでみた」第78回です。


 今回は「声優」に関する診断で3本出します。


 まずは、「貴方が声優になったら!?」。
 タイトルの通り、声優になったらどうなるのかを表示します。
 結果は、こうなりました。

 「すぐやめる」61%、「苦手」33%、「怒られる」5%と、声優には全然向いてなさそうです。
 単にキャラクターに声を当てるといっても、その裏では、並々ならぬ苦労がある、という事は分かっているのですが、それでも、向いていないとは・・・。「声優」というのは、思った以上に、奥が深いんでしょうね。


 続いて、「声優能力診断」。
 これもタイトルの通り、声優になった場合、どの程度の能力があるのかを診断します。具体的には、「声の演技力」「声の使い分け」「声の雰囲気」「声のセクシーさ」「アイドル性」「台詞記憶力」「喉の強さ」「滑舌のよさ」の8項目について、5段階評価します。
 結果は、こうなりました。

 まず、最低ランク1だったのは、「声の演技力」「声のセクシーさ」「アイドル性」。私は男性ですので、「声のセクシーさ」「アイドル性」の最低ランクは仕方ないにせよ、「声の演技力」までダメだとは・・・。ランク3ぐらいは、いっててほしかったなあ。
 また、「台詞記憶力」がランク3だったのも残念。セリフ記憶は自信がありますので、ランク4か5を期待していたのですが・・・。本番になると弱くなるのが影響して、この評価なのかもしれませんね。
 一方、「声の使い分け」はランク4、「滑舌のよさ」は最高ランク。この2つは、ランク2ぐらいかと思っていましたので、意外に感じています。


 最後に、「声優適性診断」。
 どんなキャラクターの声役に適しているのかを診断します。具体的には、「少年・少女」「大人」「老人」「ロボット」「謎の生命体」「モンスター」「動物」「赤ちゃん」の8項目について、5段階評価します。
 結果は、こうなりました。

 最低ランク1が「少年・少女」「ロボット」「モンスター」「動物」と4つも。まあ、この4つなら別にいいかな。
 最も適しているのは、「謎の生命体」。次いで、「老人」「赤ちゃん」。異色な役ばかりだなあ。っていうか、赤ちゃんの声は無理だと思う。「謎の生命体」が最も向いているのは、棒読みで何とかなる部分が多いからなのかもしれませんね。(笑)

「いろつく」で遊んでみた Part79

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 「『いろつく』で遊んでみた」第79回です。


 今回は「英単語」に関する診断で2本出します。


 まずは、「あなたを表す英単語ランキング」。
 タイトルの通りですね。名前を入力する事で、その人を表す英単語をランキング形式で、5位まで表示します。
 結果は、こうなりました。

 1位は"center"、2位は"silk"。「中心」、高級品の「絹」と、目立ちたがり屋という事なんですかね? あまりイメージに合わない気がするのですが。
 逆に、3位の"turn"は「ひっくり返る、曲がる、逸れる」という意味もあり、なんとなく私の人生を表してそうです。4位"railway"(鉄道)についても、電車に乗るのは好きですし、5位"orange"(オレンジ)も好きな食べ物ですので、3位以下の英単語が私らしさを表してるような気がします。


 続いて、「あなたに使って欲しい英単語ランキング」。
 これもタイトルの通りです。名前を入力する事で、その人に使ってほしい英単語をランキング形式で、10位まで表示します。
 結果は、こうなりました。

 1位は"army"という事で、「軍隊」。どういう時に使えと? この国は平和国家ですので、そう使うとは思えないんですが。
 2位は"answer"という事で、「答え」。こっちの方がよく使いますね。それに、「ファイナルアンサー」って言うの好きですし。(笑)
 3位以下でよく使うとすれば、5位の"coin"(硬貨)、6位の"vacation"(休暇)、8位の"fun"(面白い)、9位の"kilometer"(キロメートル)ですかね。まあ、そもそも、英語を話すような事態がそんなにないのですが。(汗)

プリパラ 第16話感想

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 「プリパラ」第16話「特ダネ! らぁらのヒミツばれちゃった!?」の感想です。


~ オープニング前 ~
 校舎の外で昼食を食べるSoLaMi SMILEの3人。
 みれぃは、SoLaMi SMILEに関するデータをまとめていて、3人の人気は右肩上がりです。とはいえ、強力なライバル・Dressing Pafeもいるため、油断はできません。パラダイスコーデを手に入れるために、更に頑張ろうと3人は意気込みます。
 ちょうどその時、ある中等部の生徒がSoLaMi SMILEの3人を撮っていました。彼女はらぁらに、小学部はプリパラ禁止なのに、プリパラに行っている事を問い詰めます。
 


~ Aパート ~
 彼女は、この学園の新聞部に所属している「徳田ねね」。ねねは、恐縮だが、質問に答えろと迫ります。
 給食(きゅうしょく)でも、朝食(ちょうしょく)でもなく、恐縮(きょうしゅく)です。 問い詰めるななに、みれぃは違反チケットを貼り付けます。
 ねねが違反したのは。校則6,278条「上級生は下級生に優しく」。また、みれぃはらぁらにも違反チケットを貼り付けます。
 らぁらが違反したのは、校則173条「『恐縮』という言葉の意味くらい、小学3年生でマスターしなければいけない」。
 その直後、みれぃは、らぁらとそふぃの腕を掴んで、ねねから逃げます。ねねは、狙ったターゲットは逃がさない、と意気込みます。
 「恐縮」の意味を小3が覚えるのは難しいんじゃ? っていうか、私、大学生になるまで、「恐縮」という言葉知りませんでした。(笑)
 そして、らぁらは、違反チケット累計200枚まであと2枚か。これは、次回か次々回で累計200枚になりそうですね。よし、次回は祝杯を準備して視聴する事、決定だな!(笑)

 何とか逃げれたらぁら達。みれぃは、ねねは校長と繋がっていると分析します。

 その通り、ねねは、校長の手の者でした。らぁらの正体を掴むよう指示されていました。
 ねねは、校長と同じく、プリパラを嫌っています。ねねと校長は、決定的証拠を掴むと意気込みます。
 やろうとしている事は、教育者としてあるまじき事なのに、炎の背景が使われるとか贅沢だなあ。(笑)

 しばらくして、らぁらは、プリパラに向かいますが、ねねに追いかけられます。ですが、らぁらの逃げ足が速く、何とか撒きます。

 その後、プリズムストーンに着いたらぁらは、みれぃとそふぃに、ねねに狙われた事を告げ、さっさとプリパラチェンジを済まします。
 みれぃは、プリパラの中でも十分注意するよう言います。
 「かしこまっ!」も禁止です。見た目は違っても、口癖で、らぁら本人だと気付かれる可能性がありますので。「かしこまっ!」を言う時のポーズも禁止です。
 という訳で、下の画像のような感じで、「からあげっ!」と答える事にします。
 個性が発揮できないと思うと、大変だな。私的には、「OK牧場」とか「オケオケオッケー」でもいい気がするんですけどねえ。(別のアニメ混じってんぞ(笑))

 その後、ねねもプリズムストーンに来ました。ねねは、らぁらはプリパラ内に入ったと察し、自分も突入する事にします。
 ねねもプリチケを持っていました。と言っても、日頃はハエたたきとして使っているようですが。
 良い子のみんなは、プリチケをハエたたきに使っちゃダメですよー(笑)。まあ、材質と大きさを考えると、潰せないと思いますが。
 ねねは、受付めが姉ぇにプリチケを渡します。しかし、ねねは取材が目的なので、コーデ分析は拒否。とりあえず、取材用のコーデにチェンジして、プリパラタウンに入ります。

 ねねは、周りの女の子達を見て、チャラチャラしたアイドルばかりだと嫌悪感を抱きます。
 そう思った直後、ファンに囲まれているSoLaMi SMILEを目にします。ファンの言葉から、その1人がらぁらだと感じたねねは、らぁらを追い詰めます。
 らぁらは、いつものポーズで「かしこまっ!」と言おうにも、さっきのポーズで「かさぶたっ!」と言い、ファンに不思議がられます。
 ちょうどその時、Dressing Pafeの3人が声をかけます。ドロシーは、ファンクラブ会員募集中で、今なら、レオナのキスマーク入りトモチケをプレゼントする、と言います。
 なん・・・だと・・・? よし、この感想が書き終わったら即刻、レオナのキスマーク入りトモチケをゲットしにプリパラに行くとするか!(笑 & 男は、強力な結界でプリパラ内に入れなさそうですが)
 シオンもチラシを配り、SoLaMi SMILEに集まっていたファンは皆、Dressing Pafeの方に寄ります。ファンに声をかけられている中で、シオンは、ねねを気にします。

 それからしばらくして、SoLaMi SMILEの3人は、プリパラTVなどの取材を受けます。
 9話でも見たけど、同じ顔、同じ服のキャラが一度に何人も映るのは不気味や・・・(笑)。せめて、服の色はバリエーションつけて。
 ですが、ここにも、ねねが来ていました。らぁらはインタビューに答えようにも、ちゃんと答えられません。
 その時、また、Dressing Pafeの3人が現れます。
「プリパラとは、己を信じ、切磋琢磨。つまり、お互いを高め合う場所だ!」
と、シオンが言うと、取材陣は皆、Dressing Pafeの3人に寄ります。ここでも、シオンは、ねねを気にします。

 その後、SoLaMi SMILEの楽屋で、クマは、らぁらが記者に狙われている事を知ります。クマはこの事に怒り、自分に任せろと言います。
 クマが楽屋の扉を開けると、ねねを発見します。クマは、らぁらの秘密を探るのは許さない、マネージャーとして命をかけて守る、と言います。
 しかし、青汁ドリンク1年分をエサに出されると、クマはプライベート写真を差し出してしまいます。
 と言っても、眠りこけているときの写真で、決定的証拠を掴むには至りませんが。みれぃとそふぃのもあるようですが、プライベート写真を撮られていた事実に、みれぃは怒り、クマはぶっとばされます。

  よし、この3人の寝顔写真をゲットしに、この感想が書き終わったら(以下略 & 笑)
 ねねに狙われている事が迷惑をかけていると、らぁらは落ち込みますが、みれぃとそふぃは、らぁらの事はチームで守ると元気付けさせます。
 その後、レッスンといきたいところですが、その前に宿題。アイドルたる者、勉強も手を抜いてはいけません。

 少しして、SoLaMi SMILEの3人はレッスン室で練習。ここでも、ねねは、決定的証拠を掴もうと目を光らせますが、なかなか尻尾を出さない事に焦ります。
 そんなねねにシオンが声をかけます。頭の上には碁盤を乗せています。
 ねねは、らぁらがパプリカ学園の小学部生徒である事を聞きますが、シオンは、真剣勝負の邪魔はするな、と返します。
 シオンはSoLaMi SMILEの練習を見て、自分も練習を頑張らねば、と意気込みます。シオンが碁盤を頭の上に乗せているのは、モデルウォーキングの練習のため。姿勢を良くするためです。ドロシーとレオナもこの練習に付き合います。
  残されたねねは、シオンが「真剣勝負」と言っていた事に、嫌気を感じます。アイドルは、ただ着飾って、ファンやインタビュアーにチヤホヤされて、踊って歌って遊んでいるだけじゃないか、と言います。
 そう思った直後、今は楽屋に誰もいないかも、と楽屋に潜入する事を思い付きます。

 レッスンが終わったSoLaMi SMILEの3人は、いい気分で楽屋に向かいましたが、楽屋にはねねが。ねねは、らぁらがパプリカ学園小学部の生徒である事を掴みました。


~ Bパート ~
 決定的証拠を掴んだ事に、ねねは勝ち誇ります。写真も撮っており、もはや言い逃れはできません。ねねは、この事を校長に報告するつもりでいます。
 すぐに、みれぃは、ねねからカメラを取り上げるも、証拠写真はメールで、家のパソコンに送信していました。
 らぁらは、校長に報告しないよう懇願します。みれぃは、代わりにとっておきの特ダネを教えると言います。
 それは、クマのダメダメな写真。万が一、脅す時のために撮っておいたようですが、ねねは乗りません。
  クマのダメダメな写真とか誰得だよ。っていうか、自分のプライベート写真が渡されそうになった時、怒っていたくせに、自分も同じ事をするなんて、あざといな。さすがみれぃ、あざとい(笑)。

 決定的証拠を掴んだねねは、プリパラを出ようとしますが、らぁらが腕を掴んで止め、何でプリパラを嫌うのかを聞きます。みれぃは、何か理由があると察します。
 その後、そふぃは、ねねからカメラを取り上げて、写真を見ると、男子生徒と一緒に写っているねねの写真を見つけます。
 彼は、学園の新聞部の「コガ先輩」。ジャーナリスト志望で、頭が良くて、とても真面目な性格で、ねねは彼に初恋をしました。
 しかし、ある日、大きな悲劇が起きました。それは、彼が強度のプリパラファンであった事。
 ねねは、彼の姿に幻滅し、真面目だった彼をあそこまで変えさせたアイドルを憎んでいます。それが、ねねがプリパラを嫌う理由です。
「ねねさん、あたしにとっては、プリパラが大切なところなんです。みんなと一緒にキラキラ輝ける場所なんです! お願いします! この場所にいさせて下さい!」
と、らぁらが言おうにも、ねねは聞き入れず、プリパラのどこがいいのかさっぱり分からない、と言います。
 そこに、シオンが通りかかり、分からないなら知ろうと努力するのが記者魂だろ、と言います。
 ちょうどその時、クマから電話がかかります。ライブが始まる時間が迫っていました。
 ねねは、これが最後のライブだと冷やかしますが、シオンは、「空理空論」、プリパラの魅力を教える、と言います。
「最後のステージ、ねねさんにプリパラを好きになってもらえるように、心を込めて歌います! だから、見て下さい。最後のお願いです。」
 らぁらがそう言った直後、シオンは乱暴ながら、ねねをライブ会場に連れて行きます。
「私、頑張る! 頑張って、あの子の気持ちを変えさせる!」
と、そふぃも言い、3人はライブに意気込みます。

 今回のコーデは、らぁらは「カエルちゃんレインボーコーデ」、みれぃは「カエルちゃんナチュラルコーデ」、そふぃは「カエルちゃんパープルコーデ」です。

  曲は「Pretty Prism Paradise!!!」。

 3人が歌っていくにつれ、ねねは不思議な感情を抱きます。同時に、近くにいた栄子達ファンが、悩んでいる時にらぁら達に励まされた事、ファンを笑顔にするために一生懸命頑張っている事を、ねねは聞きます。
「そういえば、ファンの名前、当たり前のように憶えてた。きっと一生懸命、憶えたのね。宿題もレッスンも真剣だった。ひょっとして、コガ先輩もアイドルの真剣さに惹かれたから、あんなにも熱く応援していた。」
と、ねねは感じます。
 メイキングドラマは、「もぎたてスイーツパーク」。
「みんな、受け取ってる。SoLaMi SMILEのキラキラを。ファンも一緒にみんな、みんなみんな輝いている!」
 ねねは、周りの笑顔を見て、そう感じます。ライブは、今回も大盛況で終わりました。

 後日、ねねは、校長に事実を報告し、写真を渡しましたが、それはらぁらの写真ではなく、プリパラ内での多くの女の子の笑顔。
「プリパラは素敵な所でした。友達と心を一つにして頑張るアイドル達。みんな真剣で、キラキラしていました! ろくでもない所だと思っていましたが、徳田の誤解だったようです!」
 と、ねねは報告します。
 校長は、そんな事実は聞きたくない、とねねを校長室から追い出します。

 それからしばらくして、ねねはプリパラで可愛くチェンジ。
  らぁらは、自分がプリパラに行っている事を話さなかった事に感謝します。
 プリパラの魅力に気づいたねねは、らぁらにプリチケの交換を求めます。ねねは、SoLaMi SMILEの大ファンになり、これからは張り切って応援すると言います。
 らぁらはシオンにも、助けてくれた事を感謝します。シオンは何もしてないと返すものの、3人のトモチケを手にし、自分のトモチケを3人に渡します。その後、シオンは場を離れます。
「ねねさん、またライブ見に来てね!」
「かしこまっ!」

 今回は、これで終了です。


次回:「恐怖のハロウィン! ジャック・OH! 蘭たん!?」
 ハロウィンの季節がやってきて、プリパラの中もお祭り気分となります。
 らぁらは、プリパラのお化け屋敷のお化け役に選ばれていましたが、自分も怖がりなために、人を脅かす事ができずに悩みます。
 そんな時、同じように人に怖がってもらえない女の子がいるようですが、それは誰なのか? その子は次回、どんな役目を果たすのか?


【まとめ】 ※今回も、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
 らぁらがプリパラに行っている事がねねに発覚されたものの、アイドルの魅力に気付き、校長にはバレずに済みました。

 この展開は予想通りでした。
 想定外だったのは、ねねがプリパラを嫌っていた事ですね。その分、この予想通りの展開が素晴らしかったと感じています。

 アイドルの魅力を伝える事に主眼を置いた話は、4話、8話と同様ですが、今回は、目に見えないところでの努力を伝える事に重きを置いたと思います。
 現実でも、ねねが言っていた通り、アイドルはただ着飾って、チヤホヤされて、踊って歌って遊んでいるだけでチャラチャラしている、と思っている人は多いでしょう。
 しかし、そのチヤホヤされる人ってのは、ほんのわずかな人しかいないんですよね。そうなるまでには多大な努力をせねばならず、中には途中で挫折してしまう子も大勢います。
 非現実であるプリパラでも、それは同じ事でしょう。年頃の女の子は気軽にプリパラに行く事ができ、現実よりも非常に簡単にステージに立つ事ができますが、神アイドルを目指している子は非常に少なく、また、そういう子達は常日頃から頑張っています。
 ですので、アイドルというのは、外面はチャラチャラしているように思えても、内面ではかなり努力をしており、思った以上に過酷なものなんでしょう。もちろん、これは、アイドルに限らず、多くの職業に当てはまる話ですけどね。
 この事に関して、ライブ直前にそふぃが「頑張る」と言っていたのも良かったです。チーム入りする前までは、レッドフラッシュに頼り続け、内面での努力は必要とされなかった訳ですから。

 そんな内面で頑張るアイドル達と対照的だったのは、ライブ前までのねねでした。
 ねねは、憧れの先輩がプリパラにハマっている事に幻滅していましたが、だからといって、新聞部での態度までが変わった訳ではないでしょう。それに、たかがそれだけで、初恋の人に幻滅するというのも、彼に対する想いはその程度でしかなかった、と感じられます。
 それに、自分もプリパラに行って、ステージに立って、先輩を振り向かせる、という選択肢もあったはずです。それなのに、アイドルを憎む道を選んだのは浅知恵と言えるでしょう。誰かを憎んだって、何も進展はないですよね。
 そう考えると、ライブ前のねねは、アイドルを卑下していたものの、上っ面しか見ていなく、中途半端だったという事が分かります。
 これでは、いくら部活といえども、新聞部としては不向きでしょう。多くの人達が知っている事を大体的に取り上げる事よりも、多くの人が知らない内面的なものを取り上げて、関心を促す。それが、報道に携わる者達の役目でしょうからね。

 それだけに、ライブを見て、アイドルに対する見方を変えたのは良かったです。
 ねねは、アイドルが思っていた以上に輝いている事に気付いて、アイドルに応援する立場に立ちましたが、私としては、目に見えないところでの努力に気付いたところが大きいと思っており、今後の新聞部での活動ぶりに期待したいところです。
 アイドルが、目に見えないところで相当の努力を重ねて、ステージに立っては多くのファンを笑顔にしていくように、ねねも、そのようなところを取材して、多くの読者を笑顔にするような情報を与えていってほしいものです。
 ねねはメインキャラでないため、今後の出番はほとんどないと思われますが、再登場したら、そういう描写を出してほしいと思いますし、校長のプリパラ禁止に対するガードにもなるんじゃないかと期待しています。

 また、今回は、シオンの活躍も見逃せません。ねねのアイドルに対する見方を変えた事に一役買いました。
 特に、自分達のライブでなく、敵対視しているSoLaMi SMILEのライブを見させて、アイドルの魅力を気付かせようとしたのが良かったです。SoLaMi SMILEを良きライバルだと認めているからこその、あの行動だったのでしょう。
 最後でトモチケ交換したのも良かったです。相変わらず、渡し合いという形ではなかったですが、敵対視していても、良いところは良いと認めるのは素晴らしいですし、シオンは正々堂々と戦ってSoLaMi SMILEに勝ちたい、と感じる事ができて、すごく良かったです。

 ただ、マネージャーのウサギは、卑怯な手を使ってでも、SoLaMi SMILEを倒したいと思っているような気がして、その部分でシオンと衝突して、チーム崩壊に繋がるんじゃないかと心配ですね。
 そふぃのマネージャーから外された理由に気付いて反省していれば、大丈夫だと思いますが、前話を見た感じでは、難しいでしょう。その話があったとしても、かなり先の話になるかと思いますが、Dressing Pafeのチームでの不和には注視しておきたいと思います。

ハピネスチャージプリキュア! 第37話感想

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 「ハピネスチャージプリキュア!」第37話「やぶられたビッグバーン! まさかの強敵登場!」の感想です。


~ オープニング前 ~
 今回も大使館から。めぐみは、ハロウィンのプリカードで服装チェンジします。
 今日は「ぴかりが丘ハロウィン祭」。めぐみ達4人はオシャレにチェンジして、祭りに参加します。

 会場である商店街は多くの人でにぎわっていました。大人も子供も皆、ハロウィンを楽しんでいます。

 その頃、幻影帝国では、3幹部が鏡を通じて、ぴかりが丘ハロウィン祭を見て、幸せムードを妬んだり、警戒していました。
 そこに、クイーンミラージュが声をかけます。3幹部は、ハピネスビッグバンの脅威を告げます。
 ディープミラーはクイーンミラージュに、3幹部はもはや使いものにならないと言い、クイーンミラージュは肯定します。そして、奥の手がある、と言います。
 その直後、3幹部の前に、その「奥の手」が現れます。


 オープニングは、今回も劇場告知バージョン。
 今回も、画像を交えての感想はなし。劇場は、6日前に見てきました。今回流れたシーンは、最初の約30秒は序盤から、その後の約10秒は中盤から、残りは終盤から出してきました。また、今回は、実写のふなっしーが映ってましたが、劇場に、このシーンはありません。
 で、劇場の感想ですが、前話感想では、22日(水)に投稿予定としたものの、もしかしたら遅れるかも・・・。いやー、なんか、思った事が多過ぎて、上手くまとまらない・・・。遅くても、24日(金)までには、投稿できるように頑張りますので、もう少しお待ち下さい。


~ Aパート ~
 それから少しして、めぐみ達は、ブルーも一緒に祭りに参加するよう誘います。皆の気遣いに、ブルーも参加する事にします。

 ブルーは、ドラキュラのコスチュームで、参加します。
 ブルーのこの姿は、クラスメイトのえれな達に好評です。

 その頃、誠司は、ちびっ子仮装パレードの隊長として、子供達をまとめていました。
 少しして、めぐみが声をかけます。誠司は元気よく返事するものの、ブルーを見ると、暗い表情を浮かべます。前話で、めぐみがブルーに抱き付いた事が気になっています。めぐみに心配されると、何とか平静を取り戻します。

 ひめは、店に並んでいる色んなお菓子を見て、全部食べたいと興奮します。とはいえ、全部食べられるほどのお小遣いはありません。そんなひめに、めぐみは、カボチャのケーキを食べるよう勧めます。

 その後、ひめは、カボチャのケーキを買い、食べようとしますが、大事な事があります。
 それは、「誰かと半分に分けて食べる」事。半分に分けて食べる事で、2人とも幸せが訪れる、という言い伝えがあるそうです。ブルーは、素敵なケーキだと感心します。
 という事で、ひめは、ケーキを半分にして、片方をゆうこにあげます。ケーキを食べた2人は幸せを感じます。
 その直後、ブルーは、えれな達3人にケーキを半分食べてくれるよう求められ、ブルーは快く、ケーキを受け取ります。
 普段、男のスマイルはあまり撮らないのですが、あまりにも爽やか過ぎる笑顔に、つい撮ってしまった・・・。(笑)
 めぐみ達はブルーの人気に感心します。ゆうこはめぐみに、ケーキ半分こしなくていいのか、と聞きますが、めぐみは、ブルーは楽しそうだからと遠慮します。
 その時、誠司がカボチャのケーキを持って、やってきました。めぐみと半分に分けて、ケーキを食べ合います。

 それから少しして、めぐみとブルーは2人っきりに。
 そこに、14話に出てきた卓真とえりが、トリックオアトリート。お菓子を求めます。
 めぐみとブルーはキャンディを与え、2人は離れます。
 その後、ブルーは、皆を幸せにしなければと思っているのに、皆から幸せをもらってばかりだと落ち込みます。めぐみは、そんな事はない、ブルーがいてくれるだけで幸せだと返します。
 そんな2人の様子を離れた所から見ていたひめと誠司。2人は、めぐみとブルーの仲の良さに感心しますが、ひめは、それでいいのかと聞きます。

 ブルーは、めぐみの幸せを願っている、と言い、カボチャのケーキを半分差し出します。そう言われためぐみは顔が少し赤くなり、飲み物を取りに場を離れます。
 ひめは誠司に、このままだとブルーにめぐみを取られる、と言います。
 誠司も、このままでいいとは思ってはいません。でも、めぐみの気持ちは、取るとか取られるとかじゃない、と言い、ひめの心遣いに感謝します。

 その頃、オレスキーは、ハロウィンで盛り上がる人達を見て、「ヤツ」が現れたからには頑張らなければならない、と言います。


~ Bパート ~
 その頃、ゆうこは幸せにお菓子を食べ続けていました。あまりの食べっぷりに、いおなは驚きます。
 そこに、めぐみが飲み物を取りにやって来ました。ひめやいおなからブルーの事を聞かれると、めぐみは少し慌てます。めぐみはゆうこから、お茶をもらうと、急いでブルーの元に戻ります。
 その後、ひめ達は、めぐみは自分では気付いていなくても、ブルーの事が好きなんだろう、と指摘します。
 「好き」といっても、恋愛としての「好き」ではなく、親戚のお兄さんの事が「好き」という感じなのかもしれません。とはいえ、誠司のめぐみに対する「好き」は前者だろう、とひめは誠司の事を気にします。

 一方、その誠司は、ブルーに声をかけていました。
 ブルーは、カボチャのケーキは感動した、と話します。誠司は毎年、カボチャのケーキをめぐみと分け合っている事を聞いて、2人でずっと幸せを何倍にも増やしてほしいと願っている、と言います。
 とはいえ、めぐみはブルーの事が好きなのでしょう。誠司はそう察しているものの、言葉には出さず、カボチャのケーキを半分こにするのは物足りず、もっと大きくなるといいな、と言います。
 ちょうどその時、めぐみが戻ってきました。誠司は、一緒にお茶を飲むかどうか聞かれますが、遠慮します。
 という事で、ブルーと飲む事にしますが、ブルーの手が触れ合うと、めぐみは動揺します。この様子に、誠司は気まずく感じます。

 その後、オレスキーが祭りの中に現れます。近くにやってきた、卓真、真央、えりを鏡に閉じ込め、サイアークを召喚します。
 サイアークを目にしためぐみ達は変身します。

 バトルが始まってすぐ、オレスキーは、猛烈にマズい、と言います。ラブリーとハニーは、その事を聞いて心配し、相談に乗ると言います。
 オレスキーがマズいと感じているのは、ナンバー1の地位を揺るがす強敵が現れた事。自分がナンバー1であるために、この世を不幸で満たす、とサイアークに攻撃を指示します。
 サイアークの攻撃を回避しつつ、適度にダメージを与えていくラブリー達。少しして、サイアークは大量のコウモリを吐き出し、ラブリー達を襲わせます。
 コウモリは簡単にやっつけられるものの、いくらでも湧いてくるため、キリがありません。
 だったら、サイアーク本体を何とかすれば、という事で、プリンセスは頭突きをお見舞いします。しかし、サイアークには通用せず、プリンセスがダメージを受けます。

 サイアークの強さに、自分こそがナンバー1だと叫ぶオレスキー。そこに、ラブリーが近付き、
「何で、そんなに1番がいいの!?」
と聞きます。
「1番じゃないと・・・、ダメだからだ!」
「何で、1番じゃないとダメなの!?」
「1番じゃないと、誰も見向きもしてくれなくなる! 相手にしてくれなくなるからだ!」
 オレスキーはそう言って、サイアークに攻撃を指示。プリンセス、ハニー、フォーチュンはダメージを受けます。
 その直後、ラブリーはイノセントフォームに。
「もう、こんな戦いやめようよ。カボチャのケーキ、半分こして、一緒に幸せになろうよ!」
と、説得にかかるラブリー。その頃、この戦いを鏡を通じて見ていたクイーンミラージュは、「奥の手」に出撃準備を求めます。
 ラブリーは、ラブリーパワフルキッスで、サイアークの動きを封じ、ハピネスビッグバンでサイアークを浄化します。
 ハピネスビッグバンはオレスキーも巻き込みます。ビッグバンに包まれたオレスキーは、
「ああ~、別に1番じゃなくてもいいかなー・・・。」
と言います。
「そうだよ! 1番より、みんなで一緒にハロウィンしよ!」
「1人で1番より、みんなで一緒がいいよ!」
 しかし、そうは問屋が卸さず、何者かがビッグバンをかき消します。
 ビッグバンをかき消した煙の中から現れた者の姿に、フォーチュンは愕然とします。なぜなら、それは、フォーチュンの姉・キュアテンダーだから。

 今回は、これで終了です。


次回:「響け4人の歌声! イノセントプリフィケーション!」
 ハピネスビッグバンを破ったキュアテンダーはクイーンミラージュに操られていて、ラブリー達に襲い掛かります。
 フォーチュンは姉のテンダーに呼びかけますが、テンダーには届きません。しかも、ブルーがテンダーの攻撃を受けて、倒れてしまいます。
 果たして、テンダーを元に戻せるのか? また、タイトルを見た感じでは、次回は新技が披露されそうです。一体、どんな技なのか?


【まとめ】
 キュアテンダーにより、最強技・ハピネスビッグバンが破られました。

 ハピネスビッグバンといえば、30話でファントムを瀕死にまで追い詰めた技。ファントムは初見で対策なし、テンダーは、どんな技なのか知っている、という違いはあるものの、最強技を破ったという事は、テンダーはファントムに敗れたものの、その力はファントムと同等以上の力があるとみていいでしょう。

 そして、今回の敵側の動向から、オレスキー、ホッシーワ、ナマケルダの3人は切り捨てる方向でいて、しかも、それが誤差の範囲としか考えていない事がうかがえました。
 幻影帝国は世界中で悪事を働いているとなると、幹部は、この3人以外にも沢山いるのでしょう。まあ、そうじゃなきゃ、世界中に不幸をまき散らそうなんて事は考えないでしょうし、不可能でしょうね。
 そして、今回、洗脳させたテンダーを新たな刺客として送ってきた(洗脳されているかどうかは、今回明かされませんでしたが、たぶんそうでしょう)という事は、帝国に敗れた他のプリキュアも洗脳させて襲わせる手段をとってくる可能性が大いにあるでしょう。個々の力はテンダーより劣るものの、「プリキュアの墓場」に捕えられているプリキュアは山ほどいる事を考えると、人海戦術で押し切れるでしょう。
 そう考えると、負け続きのオレスキー達3人はもはや用なしとなり、彼らの戦力ダウンは、かすり傷程度でしかないと思います。

 幻影帝国にも居場所がないとなると、ラブリー達は彼らを放っておく訳にはいかないでしょう。今回のように、彼らを説得するシーンは今後、何度も出てきそうですね。
 今回の話を見た感じでは、オレスキーは何かの出来事で、1番になれなかった失意をディープミラーに突かれた事が考えられそうです。ホッシーワ、ナマケルダにしても、良かれと思ってやった事が裏目に出て、その失意を突かれた可能性がありそうです。
 彼らは、どういう経緯で幻影帝国の幹部になったのか? 彼らが幸せになる事はありうるのか? 彼らの結末にますます目が離せなくなってきました。

 そして、恋愛面についても、誠司→めぐみ→ブルーの矢印が太くなってきたように感じました。
 今回、あそこまで描いたとなると、誰かしらが告白する展開がありそうで、この関係にどう決着をつけるのか楽しみになってきました。

 ストーリーについても、今回は、幸せを1人占めする事よりも分け会う事の大切さをテーマにしていたと思え、核心に踏み込んできたように感じました。

 今後視聴するにあたって、気になる事が増えましたが、とりあえず、まずは、次回ですね。
 新技「イノセントプリフィケーション」、そして、洗脳が解けた後にテンダーはどう行動するのか、注目したいと思います。

劇場版ハピネスチャージプリキュア! 感想

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 劇場版ハピネスチャージプリキュア!「人形の国のバレリーナ」の感想です。

 「ハピネスチャージ」36話感想を書いた翌日、「劇場版ハピネスチャージプリキュア!『人形の国のバレリーナ』」を見に行きました!
 その日は、台風が過ぎ去った直後と、気温が25℃を超えていたため、半袖でした。いやー、まさか、半袖でプリキュア映画を見に行くとは思わなかったよ。(笑)
 昨年と同じく、いつもの映画館に、約40分、自転車で行き、券売機で席を予約。
 上映開始15分前にパンフ購入し、開始5分前に、劇場内にいざ、突入! 今回は、「ニューステージ3」の「おともだち認定証」や「ドキドキ」劇場版のキュアラビーズカードといったような特典はありませんでした。


 では、劇場本編の感想に入ります。
 TV本編の感想と同じく、ストーリー解説の部分は文字を小さくし、ストーリー解説部分に私の感想を入れる場合は、該当箇所を斜体にします。
 また、検索サイトなどから、この記事に直接来られた方で、ネタバレが嫌な人は、くれぐれも注意して下さい。
 それでは、感想スタート!


0:00~5:00:バトル1
 開始早々、サイアークが出現。「ふなっしーショー」の最中に現れました。
 サイアークから逃げまとう観客やふなっしー。分かってはいましたが、「梨汁ブシャー」でサイアークに攻撃はしてませんでした。千葉県民的には、やってほしかったなあ。(笑)
 ですが、ハピネスチャージプリキュアの4人が助けに来ました。リボンとぐらさんは、増子美代、ふなっしー、観客達に、ミラクルドレスライトを渡します。
 これは、プリキュア映画では恒例の、プリキュアに力を与える応援アイテム。ミラクルライトの使い方も、ここで説明されました。
 ミラクルライトの応援で、力が湧いてきた4人は、サイアークにダメージを与えていきます。最後は、ハピネスビッグバンで浄化します。

 今日もサイアークをやっつけて、幸せ気分のハピネスチャージプリキュア。
 しかし、そんな4人をテレビで見ていた、ある女の子が、自分は不幸だと悲しみに暮れます。その時、部屋の鏡から、お前の願いを叶えてやる、という何者かの声が聞こえ、少女は鏡の中に吸い込まれます。


5:00~9:00:ぴかりが丘保育園での人形劇
 後日、めぐみ達4人と誠司は、ぴかりが丘保育園で、白雪姫の人形劇をしていました。
 白雪姫と王子様がキスをするところで、人形の糸がこんがらがって、ゴタゴタが起きます。しかし、ゆうこといおながフォローして、子供達は大喜びで終わりました。
 子供達が帰ったあと、めぐみ達は後片付けをします。ひめは、せっかくのキスシーンで失敗なんてありえない、とむくれますが、めぐみ、ゆうこ、子供達が喜んでくれて良かったと言います。
 めぐみ達が人形を片付けていると、あるバレリーナ人形を目にします。
 画像は34話オープニングより めぐみ達がその可愛さに感心すると、すぐに、その人形は動き出します。
 人形がひとりでに動いた事に驚く一同。しかし、めぐみはすぐに慣れ、人形にあいさつします。「ドキドキ」1話のマナとシャルルみたいやのう。(笑)
 人形の名前は「つむぎ」。つむぎは、めぐみ達がプリキュアである事を知っているようで、自分の住んでいる国「ドール王国」がサイアークに襲われているので助けてほしいと頼みます。
 めぐみ達に断る理由はありません。早速、つむぎは、めぐみ達をドール王国へと連れて行きます。

9:00~10:45:オープニング

10:45~16:15:バトル2
 ドール王国に到着しためぐみ達。途中、つむぎは人間の姿になっていました。
 人間になったつむぎ ドール王国は、可愛い人形が沢山住んでいる国。この雰囲気に、めぐみ達は癒されます。
 リボンはキュアラインでブルーと連絡をとりますが、ブルーは、ドール王国という国は聞いた事がない、と言います。その直後、ブルーは何者かに襲われ、通信は途切れます。
 それと同時に、ドール王国には、風車型のサイアークが現れ、めぐみ達は変身します。

 ラブリー達は、サイアークの繰り出す強風に翻弄されますが、連携して立ち向かいます。
 まずは、フォーチュンタンバリンリングと、ハニーリボンスパイラルで、サイアークの動きを弱らせます。その後、プリンセスはマカダミアフラダンスにフォームチェンジし、ハワイアンアロハロエで踊らせたところを、ラブリーがピンキーラブシュート。
 サイアークは浄化できましたが、リボンは幸せを感じず、不思議に感じます。
 その後、つむぎはラブリー達の強さを称え、ラブリーは、つむぎの心配事は自分に任せて、と言います。

16:15~18:45:めぐみ達を歓迎するドール王国民
 少しして、白馬に乗ったイケメンの男性が、めぐみ達に近付いて来ました。
 彼の名は「ジーク」。このドール王国の王子様です。
 彼は、ひめの理想の男性そのものであり、ひめは彼を見てはしゃぎます。
 その直後、ジーク王子は、ひめの手をとって、手の甲に口づけをします。すると、ひめは、顔が真っ赤になります。
 画像は予告動画より ダメだ・・・。ニヤけ過ぎないよう注意しなければ、と心に誓ったのに、どうしても、ニヤついてしまう・・・。(笑)
 その後、つむぎとジーク王子は、めぐみ達をお城に案内します。

 お城に向かうめぐみ達を、ドール王国の人形達がパレードで歓迎します。
 多くの人形から歓迎されて、喜び一杯のめぐみ達。ひめは、ジーク王子と目が合うと、赤い運命の糸で結ばれてる、これは結婚だと、気分が高鳴ります。

19:00~23:00:舞踏会
 城に着いためぐみ達は、35話で入手したドレスのプリカードで、オシャレにチェンジします。誠司はタキシードに着替えます。
 まずは、つむぎが華麗な踊りを見せて、めぐみ達を喜ばせます。
 その後、舞踏会。ひめはジーク王子と、めぐみは誠司と踊ります。
 画像は予告動画より
 画像は34話オープニングより  ゆうこは人形達と踊ろうとしますが、いおなを気にします。いおなは、先程のバトルでサイアークをやっつけたものの、まだ何も解決していない、と警戒しています。
 ゆうこも、気になる事はありますが、気にし過ぎたって何も始まらない、楽しみながら様子を見ていこう、と言います。いおなは、この言葉に納得します。
 その後、いおなは、ぐらさんと一緒に踊ります。
  画像は、いずれも35話オープニングより ぐらさんも女の子妖精だから、この状況、ある意味、「キマシタワー」なんだよな。ああ・・・、ぐらさん、擬人化してくれないかな・・・。(笑)
 楽しく踊るめぐみ達。途中、めぐみ、ゆうこ、いおなはスイーツで間休みをとります。

23:00~31:30:不穏な空気
 その頃、誠司は城の外に出ていました。タキシード姿は堅苦しく感じるものの、楽しく感じます。
 しかし、そんな時、ハチのサイアークが何体かやって来ました。サイアーク達は黒い糸になって、誠司を包み、すぐに誠司は人形にされます。それを、つむぎが見下ろします。

 ひめとジーク王子は、まだ踊っていました。途中、ジーク王子が浮かない表情を浮かべると、ひめは、悩みがあるなら相談してほしい、と言います。
 そう言われた王子は、優しい、と返し、ひめはまた顔が真っ赤に。そして、ジーク王子は2人っきりで話をしようと、ひめを城の外に連れ出します。
 その直後、めぐみは誠司と再び踊ろうとしますが、誠司がいないため、不思議に感じます。そこに、つむぎが声をかけ、めぐみを部屋から出します。
 バラバラになっては危ないと感じる、ゆうこといおな。しかし、サイアークが、すぐそこにいました。

 ジーク王子と一緒に外に出たひめは、胸が高鳴ります。途中、ジーク王子がひめに振り返ると、キスするんじゃないかと動揺し、
「ジーク様。私もあなたの事が、す・・・」
 「好き」と言いかけそうになった時に、サイアークが現れます。
 画像は36話オープニングより いいムードの時に現れて、ひめは、
「このタイミング・・・、アンタって、ホント、サイアーク!」
と叫びます。
 うん、まあ何となく分かってたよ、こういう展開が来るって事は(笑)。ちなみに、このセリフ、声役の潘さんのアドリブらしいです。
 これが「スマイル」のれいかだったら、ジャマは入らなかったんだろうけど、変顔に定評のある、お子ちゃまキャラじゃ、しょうがないね。ま、キミも、れいかのような、おしとやかさや冷静さを見習うんだな。っていうか、この時の私のニヤけ顔が、他人に見せられないくらい酷かったと感じています。(笑)

 その頃、つむぎは、めぐみが皆を幸せにしたいと言っていた事について語ります。
 めぐみはその気マンマンですが、つむぎは無理だと返します。プリキュアでも出来ない事があり、頑張ったって出来ない事があると続けます。
 少しして、大きな糸車が回っている部屋に着くと、サイアークが現れ、めぐみは変身します。
 ラブリーは、つむぎに逃げるよう言いますが、つむぎはサイアークに攻撃を指示します。この事態に、ラブリーはショックを受けます。

 ゆうこといおなも、変身して戦っていました。技をぶつけても、サイアーク達は倒れません。
 ぐらさんは人形達が何か知ってそうだと怪しみます。すると、人形達は「つむぎのため」と口にします。

 ひめも、ジーク王子を守るために変身して戦っていました。しかし、ジーク王子がプリンセスに剣を向けます。
 彼もまた、「つむぎのため」と口にし、この国の真実を語ります。

 この国の人形達は、つむぎが幼い頃から遊んでいた人形達でした。幼い頃から可愛がられた人形達は、つむぎを愛しており、つむぎのために尽くしたいと思っています。ジーク王子もその人形の中の1つです。
「たとえ人形でも、つむぎへの思いは誰にも負けない!」
 プリンセスは、ジーク王子の心は自分に向けられてないと知って、ショックを受けます。そして、プリンセスは「やってられっかあ!」と叫んで、逃げます。
 まあ、しょうがないやね。約20分後のシーンを見ると、ジーク王子はイケメン過ぎて、ひめにはハードルが高過ぎたと思います。この失恋は、高校野球でいえば、大量点差でのコールド負けを喰らった感じでしょうか。(笑)
 っていうか、ショック受けた時にいちいち変顔すんなや。ジーク王子、真面目な事語ってんのに。そんなんだから、いいムードの時に、サイアークが空気読んでジャマしちゃうんだよ。(笑)

31:30~38:30:つむぎの真実
 つむぎはラブリーに、自分の真実について語ります。

 本当のつむぎは踊れません。つむぎは幼い頃から、踊る事が大好きでバレエのレッスンにも励んでいましたが、ある日、足が動かなくなり、踊れなくなってしまいました。
 原因は分かりません。どんなに頑張っても動く事ができず、最初は見舞いに来ていた友達も離れてしまい、つむぎは失意に暮れます。
 そんな時、オープニング前の声の主が救ってくれました。声の主に導かれたつむぎは、足が動けるようになり、踊る事もできます。彼は、ここはつむぎのための国だと言い、部屋にいた人形達は国民として、つむぎに尽くします。
 しかし、この国は、彼が消滅すればなくなってしまいます。彼は、幻影帝国の幹部「ブラックファング」。
 この世界を守りたいなら、敵対するプリキュアを倒せ、と彼は言います。

 これがつむぎの真実です。
 つむぎがやっている事は悪い事。ラブリーは、つむぎを説得しますが、つむぎは、自分の願いを叶えてくれたブラックファングに恩を感じ、
「私は踊りたい。どんな事をしても。」
と、この世界にとどまる事を選びます。ここで、ラブリーは、誠司とブルーが人形にされた事を知ります。

 同じ頃、リボンとぐらさんも、黒い糸に絡まれ、人形になります。ハニー、フォーチュンは態勢を立て直しに、外に向かいます。

 ラブリーは、つむぎを説得するものの、聞き入れません。現実に戻れば、踊れないし、友達もいないと、失望が待つだけ。プリキュアになったところで、足を治せはしません。
「何もできないくせに、助けるなんて、簡単に言わないで!」
と、つむぎは叫びます。ショックを受けるラブリー。
 ちょうどその時、プリンセス、ハニー、フォーチュンと合流しました。ラブリー達は一旦、城から離れます。

38:30~42:00:落ち込むラブリー
 その後、つむぎは、ラブリーに酷い事を言ってしまったと泣き出します。自分がやっている事は悪い事で、ラブリーは自分の事を思っている、と分かっています。

 城から出たラブリーは、何もできないのに、幸せにするなんて言って、つむぎを傷付けてしまった、と泣き出します。
 しかし、プリンセスは、そうやって後ろ向きになるのはラブリーらしくない、と言います。助けられないなら、放っておくのか、と言われたら、そんな事はしない。1人だけで助けるのは難しいけど、力を合わせれば解決できる事もある。ハニーとフォーチュンも、そう言って、フォローします。
 励まされたラブリーは、つむぎを助ける事を決意し、城へ再突入します。サイアークは厄介ですが、それでも全力でぶつかっていくのが「ハピネスチャージプリキュア」。4人は手を合わせて、気合いを入れ、城に向かいます。

42:00~50:30:黒幕・ブラックファング
 城へ突入したラブリーは、足は治せないけど、ここにいる事が真の幸せではない、と言い、とつむぎに手を差し伸べます。
 つむぎはラブリー達に歩み寄ろうとしますが、そうは問屋が卸しません。ブラックファングが、ラブリー達4人とつむぎを黒い糸に絡めます。

 ここで、ブラックファングが真相を明らかにします。つむぎの足を動けなくしたのは、ブラックファング。他者の不幸がブラックファングの力の源。夢に向かって頑張る者ほど、それを失った時の失望は大きいと、つむぎをターゲットにしていました。
 つむぎは、だましていた事に怒りますが、つむぎ自身もやっていた事だと返します。踊り続けたいために、プリキュアをだまして、倒そうと考えていた訳ですから。そう言われたつむぎは、ますます悲しみに暮れ、黒い糸に包まれます。

 この事態に、ジーク王子は、お前ならつむぎを幸せにしてくれると信じていたが、真に剣を向けるべきは、お前だったと、ブラックファングに立ち向かいます。しかし、反撃でダメージを受けます。
 そして、つむぎの不幸は現実世界にも及び、黒い糸が世界中を絡めていきます。
 つむぎは、不幸そのものだとあざ笑うブラックファング。この言葉にラブリーは、自分はつむぎと友達だけど、不幸なんかじゃないと返します。
 それは、ジーク王子や人形達も同じです。ジーク王子は、つむぎと一緒に遊んだ日々が楽しくて、つむぎから幸せをもらったと言います。
 人形達は無力だが、プリキュアなら何とかしてくれる、とジーク王子は最後の力で、剣を投げ、プリンセスの近くの黒い糸を斬ります。その後、ブラックファングの攻撃を受けて、ジーク王子は人形となり、光となって消えます。
「つむぎ・・・、頑張って・・・。」
と言い残して。ヤバい・・・。マジで、イケメンだわ・・・。最後の最後まで、つむぎに尽くす、その姿勢に、泣きそうになっていました。
 他の人形達もサイアークに立ち向かいますが、歯が立たず、次々に、光となって消えてしまいます。
 そんな人形達を愚かだとあざ笑うブラックファング。その時、ラブリー達は自力で黒い糸を打ち破ります。

50:30~56:45:ドール王国との決別
 ラブリー達は、ブラックファングの非道なやり方に怒っていました。その勢いで、サイアークを蹴散らしていきます。
 しかし、つむぎが不幸でいる限り、サイアークはどんどん生み出されます。ラブリーは、つむぎが包まれている糸へ飛び込みます。

 そして、ラブリーはつむぎと対面します。
 ラブリーは、つむぎの苦しみも知らず、何もできないのに、助けられると言って、傷付けてしまった事を泣いて謝ります。どうすれば助けられるのかは分からないけど、それでも、つむぎの力になりたいと、ラブリーは励まします。
 つむぎも、ラブリーに酷い事を言ってしまった事を謝ります。ラブリーは、つむぎを抱き締めて、つむぎの踊りを見て幸せになれたと言います。
 画像は、いずれも36話オープニングより そして、つむぎなら、皆を幸せにできる、だから、一緒に頑張ろう、と元気付けます。そして、2人は不幸の糸から脱出します。

 プリキュアには足は治せないし、現実に戻ったって踊る事はできません。踊れない自分は不幸だと思っていたけど、今の自分を応援してくれる友達がいます。
「私は全然不幸じゃない! だから、こんな世界、いらない!」
 つむぎは、そう言って、ドール王国との決別を決意します。その直後、人形にされていた、誠司、ブルー、リボン、ぐらさんが元に戻ります。

56:45~63:00:巨大化するブラックファング
 その後、不幸のエネルギーが溜まったブラックファングは巨大化します。ブラックファングの強大な力に、プリンセス、ハニー、フォーチュンは倒されます。
 この事態に、ブルーは鏡を通じて、世界中の人々にプリキュアを応援するよう呼びかけます。という事で、ライトタイム。ミラクルライトで応援します。
 しかし、ブラックファングの力がライトの力を妨害します。それでも、ラブリーは諦めずに立ち向かいます。つむぎを助けるという約束を守るために。
 ひたむきに頑張るラブリーを、つむぎも応援します。すると、王国を張り巡らせていた黒い糸が白く変わり、ライトの光が届きました。
 そして、再び、ミラクルライトで応援。ふなっしーも、応援隊長として、鑑賞中の子供達に精一杯の応援を促します。
 このあたりから流れる挿入歌が、すごくカッコいいんだわ。ちなみに、挿入歌は「勇気が生まれる場所」。プリキュア声優4人が歌っています。

63:00~67:30:スーパーハピネスラブリー
 皆の応援を受けたラブリーは、「スーパーハピネスラブリー」に。

 不幸は人間から生まれるもの。人間がいる限り、不幸がやむ事はありません。それでも、不幸を乗り越えた先に幸せがあります。
 ラブリーは、1つでも愛がある限り、幸せを諦めない、と「ミラクルラブモーション」を放ちます。
 そして、4人が一斉にブラックファングに突撃し、ブラックファングを倒します。

 その後、光の中で、ラブリーとつむぎは語り合います。
 つむぎは、バレリーナになって、自分のためだけでなく、皆が幸せになれるような踊りたいと言います。ラブリーは、つむぎなら、きっとなれると言います。
 夢を口にする事は簡単だけど、実際に皆を幸せにするのは難しい事。だけど、ラブリーならできる、とつむぎは言います。
 つむぎは、ラブリーに感謝し、夢から覚めます。

67:30~69:00:夢から覚めて
 後日、つむぎはバレエの発表会に出場します。めぐみ達も観客として来ていました。
 少しして、つむぎの出番がやって来ます。めぐみ達の声援を受けた、つむぎは笑顔で踊ります。皆が幸せを感じられるように・・・。
 ストーリーは、これで終了です。

69:00~71:00:エンディング
 TV本編と同じく「パーティハズカム」。1分10秒くらいまでは、TV本編と同じですが、そこ以降は、劇場特別バージョンです。
 TV本編でダンスしている場所は、実は、飛行船の中。イノセントモードのラブリー達は飛行船から、飛び降ります。途中、ラブリーはスパーハピネスラブリーになります。
 ラブリー達が飛び降りた先は、スタジアム。国立競技場をモデルにした感じでしょうか。スタジアムには特設ステージが用意されており、ラブリー達は、そこでダンスの続きをします。
 やはり、TV本編よりも豪華なエンディングは見所があります。この映画を見るかどうか迷っている方は、見に行く事をオススメします!

71:00~71:45:来春のプリキュア映画の告知
 今年の春で、「ニューステージ」シリーズは完結となりましたが、来年春もオールスターズの映画があるようです。
 次の映画は、「春のカーニバル」との事。一体どんな作品になるのか? まあ、どんな作品になるにせよ、来年春も大きな期待を持って、映画館に向かいたいと思います!


【まとめ】
 素晴らし過ぎる内容で、感動しました。
 中盤辺りから、ストーリーの重苦しい展開に鳥肌が立ち、見終わった時には、手に相当汗をかいていました。


 まず、私がかなり注目していた、ゲストキャラのふなっしーについてですが、残念ながら、活躍は微妙でした。
 「プリキュア応援隊長」という肩書きを持っていて、プリキュア新聞では、インタビューに3ページも使われていましたが、それに見合うだけの活躍はしていませんでした。
 映画に出ていた時間は、合計2分にも満たず、終盤のライトタイムで、ふなっしーが出た時には、「え? お前いたの?」と思いました。正直、いてもいなくても変わらなかったです。
 あまりの活躍のなさに、千葉県民視点としては、「ミラクルライトで応援すべきはプリキュアじゃない。ふなっしーだ!」なんて思っちゃいました。(笑)

 しかし、それだけに、今回の劇場版の内容はすごかったんだな、と感じました。
 ふなっしーといえば、毎回テレビとかで見ては、その存在感に感心していました。それが、この映画を見て初めて、ふなっしーが微妙な存在に感じたという事は、この映画の内容が本当に素晴らしかったと言うしかないと思います。


 で、その映画の内容ですが、めぐみとつむぎが、ものすごく印象に残りました。特に、不幸の糸からの脱出時と、ブラックファング撃破後の2人の対話は、いつ見ても感動します。(ちなみに、この記事を書くまで、3回見ました)


 まず、めぐみについては、30話感想や33話感想で書いためぐみらしさを、中盤から存分に描かれてくれて満足しています。TV本編前半戦は、主人公の割にはそこまで目立ってませんでしたが、それを十分過ぎるほど埋め合わせてくれたと感じています。

 ここでも、めぐみは自分の無力さを痛感します。これまでも、人助けを失敗して、自分は役に立っていないかも、と感じる事は多々ありましたが、今回のつむぎのようにきつく言われた事はなく、これまでの中では、最も精神ダメージが大きかった事でしょう。
 じゃあ、無力なら、人助けをやめて、困っている人を見過ごすのか、と言われたら、そんなのめぐみじゃないし、そもそも、そんな事はできないでしょう。めぐみが積極的に人助けをするのは、母を元気付けさせたいという一心から来ており(36話では、みんなを幸せにする事に拡大されましたが)、幼い頃からの良き習性ですので、本能が勝手に、人助けへと動くのだと思います。
 めぐみは、前作主人公のマナと比べると、スペックはかなり低く、できない事は多いです。しかし、だからこそ、他人のために諦めず頑張る姿に見所があります。
 マナのようなハイスペックさがあれば、それはそれで良いのでしょうけど、不器用ながら他人のために頑張るところが、めぐみらしさだと思いますので、36話でブルーが言っていたとおり、そのままのめぐみでいいと思っています。とはいえ、33話で感じたように、少しは自分を磨く事も大切ですけどね。
 
 今後も、めぐみは、積極的に人助けに励む事でしょう。
 だけど、失敗も多くつきまとい、自分の無力さを感じる事も何度かあると思います。今作終了までに、どれだけの人々を幸せに出来るのかも分かりません。
 それでも、前を向いて、不器用でもいいから、他人のために諦めずに頑張ってほしいと思います。他者依存が大きくなったって構いません。こういうめぐみらしさを今後のTV本編でも、沢山描いてほしいと期待しています。


 次に、つむぎについては、劇場告知の動画、CM、34話~37話の劇場告知オープニングからは考えられない、重苦しい過去を持つキャラで、中盤からは、この子の一挙一動に、ものすごく引き寄せられていました。
 つむぎを見て、人間誰しもが持つ心の弱さや、それゆえの人間の美徳とかを考えたりしました。

 つむぎは、再び踊れるようになるために、ブラックファングの誘いに乗りました。もちろん、プリキュアが正義の味方、幻影帝国が悪者である事は知っていました。つむぎがやった事は、明らかに悪い事で、不幸の糸に絡められたのは自業自得とも言えます。
 でも、こういうのは、実際にもよくある話なんですよね。子どもだけじゃなく、私達大人だって、例外ではありません。何かの出来事で絶望を感じたりすると、その気分を解消しようと、覚せい剤に手を出したり、殺人に走ったりなどする人をニュースとかで、よく見ますよね。
 特に、子ども達は心が未成熟な分、自分本位になりやすく、落ち込んでいる時に「願いを叶えてあげる」なんて言われたら、善悪判断が置き去りになり、そっちに流されちゃうものです。「知らないおじさんに声をかけられても、ついてっちゃダメ」と言い聞かせても、「美味しいお菓子あげるよ」と言われると、ついていってしまうのと同じです。だから、つむぎがブラックファングの誘いに乗ってしまったのは、必然的な流れであり、仕方のない事だと思います。
 ブラックファングは、そんな人間の弱さを重々分かっていて、それも、子どもの夢や純粋さまで踏みにじったのですから、悪党の中の悪党といえるでしょう。これまでの劇場版の敵と見比べても、コイツほどの悪党はいないんじゃないかと思います。

 確かに、ブラックファングが言っていた通り、人は簡単に不幸に陥りますし、人がいる限り、不幸がやむ事はないでしょう。
 でも、人は基本、利他的に動きやすい傾向にあるため、不幸を乗り越えるために力を合わせたりします。悪い事をした人間がいたとしても、自分も同じ事をする可能性があり、決して他人事ではない、と手を差し伸べて赦したりもします。そういうのが、人間の美徳であり、そこに幸せがあるのでしょうね。

 と書いたものの、映画を見た子ども達の大部分は、夢を諦めて絶望した事がないと思われるため、つむぎの苦しみが分からず、ピンとこないんじゃないかと思います。
 とはいえ、大きくなれば、つむぎのような挫折を味わう事はあり、そうなった時に、この映画の事を思い出して、幸せに進めればいいのかもしれません。
 それに、悪い事をしてしまった友達を悪者だと決めつけて絶交するのはダメですよね。その子を赦す優しさは必要です。悪い事をしてしまった事を反省しているのであれば、優しい言葉をかけたり、一緒に泣いたりする。謝る勇気を持てないのであれば、一緒に謝る。この映画を見た子ども達にとっては、今は、つむぎの心情を理解できなくても、こういうのが積極的にできるようになれば良いのかもしれませんね。



 劇場版「ハピネスチャージプリキュア!」の感想は、これで以上です。
 相変わらず長いですね。それだけ、この作品は、感じた事が多過ぎて、上手くまとめるのに苦労しました。とりあえず、当初の投稿予定日に感想を書き終える事ができて、ホッとしてます。
 この作品を見終えて、多くの感動をいただき、スタッフ様達には、大いに感謝しています。
 今回も、感動をありがとうございました!! そして、この作品の制作、お疲れ様でした!!

データカードダス ハピネスチャージ5弾 カード紹介 No.1

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 久々のデータカードダスのカード紹介です。

 今月16日から、プリキュアデータカードダスは、「ハピネスチャージ5弾」が稼働となりました。
 今回のタイトルは「ハピネスハロウィンパーティ★」。
 今月末は、ハロウィン。という事で、仮装にうってつけのコーデが多く出てきます。
 また、秋といえば、「収穫の秋」で果物狩りを楽しむ人は多いでしょう。という事で、フルーツをあしらったコーデも多いです。
 プリキュアカードは、マーチ、リズム、ミント、ブルーム、イーグレット、ホワイトの6種です。


 今回のカード枚数は、48枚。そのうち、プリキュアカードは12枚。いつも通り、ここで紹介するのは、プリキュアカード以外の全カードです。
 紹介順も、ランダムです。公式ホームページに載っているカードリストの順番とか、好みのキャラ順とかはまったく考慮せず、適当に出していきます。
 今回も4回に分けて、週1回、毎回9枚紹介していきます。


 それでは、1回目の紹介を始めます。


1.おおきないちごのパフスリーブ
 トップバッターは、ひめ。
 1弾といい、ひめは、いちごをあしらったコーデが好きですね。とはいえ、キャラクターカラーにミスマッチなのが気になるところです。


2.メルヘンストロベリーミニ
 やはり、のぞみに、ピンクが目立つコーデは合いますね。メルヘンチックな雰囲気が存分に感じられて、良いです。
 しかし、のぞみの右手首あたりの下に、もう1人の手があるのが気になる人もいるでしょう。この手は一体誰なのか? 正体は、後の記事をお待ち下さい。


3.ひよこ(ボトムス)
 「ハピネスチャージ」21話で服装チェンジしたのと同じ。
 あの回の感想でも書いたのですが、服装チェンジする意味はあったのだろうか? まあ、癒し系キャラの本分は果たせたのですから、どうでもいいか。(笑)


4.いちごがらのライントップス
 ゆうこが「スポーツの秋」? 「食欲の秋」じゃなくて? まあ、ゆうこは、ご飯を美味しく食べられるために身体を動かしているのですから、結果として、「食欲の秋」にはなりますね。(笑)


5.スパークリングレモンTシャツ
 レモンといえば、やはり、うらら。
 ただ、冬が近付いているこの時期に半袖は不釣合いか。4弾に出してくれたら、涼しく感じれて良かったですね。


6.フルーツワンピふうジャケット
 元気っ娘なお嬢様と思える、良いイラストですね。服の色が白と青中心なので、ひめあたりにはよく合いそうな気がしますが、響にもなかなか合っていると思います。


7.オレンジパーティーバルーンパンツ
 ほのかにバルーンパンツ、と聞くと、違和感感じますが、これはこれでアリだと思います。
 そして、ここでも、もう1人誰かの手が映っています。これが誰なのかは、やはり、後日の記事をお待ち下さい。


8.いぬ(ボトムス)
 「ハピネスチャージ」21話で、めぐみが服装チェンジしたものと同じ。やはり、ついモフりたくなりますね。(笑)
 一緒に映っている白犬は、やはり、劇場版「ドキドキ」を思い出せます。上映されてから、そろそろ1年になるんですね。
 劇場版「ドキドキ」では、マナのウェディング姿が出ましたが、その翌年(つまり、今年)、生天目さんが誕生日婚を迎えました。タイトルの「未来につなぐ希望のドレス」は、マナだけでなく、生天目さんの未来まで繋いだとなると、感慨深い作品になったと感じます。


9.ランダムアップルパーカー
 4弾に引き続き、今回もマナりつが出ました。
 前回とうってかわって、今回はカッコいい系のコーデできました。カッコいい系、可愛い系、どちらにしても、百合度の高いカップリングでのお揃いコーデは良いですね。

プリパラ 第17話感想

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 「プリパラ」第17話「恐怖のハロウィン! ジャック・OH! 蘭たん!?」の感想です。


~ オープニング前 ~
 ある夜、らぁらに忍び寄る黒い影。
 が、これはお化けではなく、妹ののん。
 のんは、らぁらに怖がらせ方を教えていました。とはいえ、らぁらは怖がってばかりで分かってはいなさそうですが。


~ Aパート ~
 今日はハロウィン。校長も魔女のコスプレで盛り上がっていました。
  それでも、プリチケ狩りに没頭するのは変わりませんが。まったく、これさえなけりゃ、子供達に大人気の校長になれるのに、もったいないなあ。

 プリパラでもハロウィンをやるそうで、アトラクションも色々作られるそうです。
 らぁらは、お化け屋敷のお化け当番になりました。しかし、らぁらは怖がりなので、自信がありません。そのため、オープニング前では、のんから怖がらせ方を教わりましたが、本当のお化けが出たらどうしようと怖がります。
 そんならぁらに、みれぃは違反チケットを貼り付けます。
 違反したのは、校則31条「生徒は非科学的な事を言ってはならない」。これで、通算199枚目ですので、ゴールデンチケットにリーチとなりました。みれぃは去る際に、ハロウィンが分からない視聴者達に、ハロウィンの説明をします。
 何だよ、まだ200枚じゃないのかよ。もったいぶらせやがって。せっかくシャンパン用意して待ってたのに。(笑)

 プリパラはハロウィン仕様に。ホログラム映像で演出できるそうです。
  らぁら達も仮装して、ハロウィンを楽しみます。
  クマはエンジェルの仮装です。パンダにするかエンジェルにするか迷ったとの事。パンダにしていたら、白と黒がまるで囲碁のようだとシオンに気に入られる、と思ってやめたそうです。
 
 ねーよ。めが兄ぃならともかく、ライバルチームのマネージャーには振り向きもしないだろ。とりあえず、私的には、くまモンのコスをするのが無難だったと思いますね。クマだけに。(笑)
 その直後、らぁら達は前方にいる女の子の仮装に感心しますが、その女の子は姿を消してしまい、らぁらはお化けが出たと怖がります。段差で転んだとかいうオチじゃないのか、これ?

 気を取り直して、らぁら達はハロウィンを楽しみます。カボチャのアイス、カボチャのパイ、カボチャの煮物を美味しく味わいます。
 そふぃは3連続アップで存在感をアピールするとか、サービス精神をよく理解してますねー。とりあえず、親衛隊は、このシーンを10本はダビングしておいた方が良いでしょう。(笑)

 少しして、らぁらは、コウモリの風船をバックに写真を撮ります。その直後。ある女の子が現れます。
 この女の子は、しきりに、らぁらの動きや言葉をマネします。また、「プリズムボイス」という言葉を口にします。
 なかなか会話が成り立たない中、マネージャーと思われるマスコットが女の子を呼びに来ました。
 女の子の名前は「ファルル」。マスコットの名前は「ユニコン」。ユニコンはファルルを連れ出し、らぁらと別れます。

 らぁらはファルルを不思議な子だと感じます。
 その直後、クマがらぁらを呼びに来ました。らぁらはクマに、プリズムボイスについて聞きます。簡単に言えば、とっても素敵でナイスな伝説の歌声との事。
 また、クマは、ファルルについて聞いた事があるようですが、よく覚えてはいません。とりあえず、らぁらは、お化け屋敷でお化け役をしに行きます。

 お化け屋敷では、オオカミ役のめが兄ぃが栄子達を怖がらせて、いや、ときめかせていました。
 もはや、お化け屋敷じゃねーだろ、これ。(笑)
 みれぃ、そふぃもお化け屋敷の中にいましたが、まったく怖がらず。クマは、アイドルとして、怖くなくても、怖がって可愛げのあるところを見せるよう言い、みれぃ、そふぃはアピールします。
 そうそう、みれぃはこういうところで、あざとさをアピールして株を上げなきゃ(笑)。ついでに、棒読みのそふぃが可愛くて悶えます。(笑)
 屋敷の中には、愛も。また、ちゃん子もお化け役なのか、この屋敷にいました。
  えーと・・・? ここって、お化け屋敷じゃなくて、何かのお笑い劇場ですかね?(笑)

 その頃、らぁらも何とか怖がらせようと奮って出るも、「お務めご苦労様」と言われる始末。上手くいきません。
 そんな中、さっき消えた女の子が怖がらせようとしていましたが、可愛いと褒められていました。
 またしても、女の子は消えてしまい、らぁらはお化けだと怖がります。


~ Bパート ~
 と言っても、本当に消えたのではなく、転んで見えなくなっただけでした。
 この子も、このお化け屋敷のお化け役で、名前は「蘭」。「蘭たん」と呼んでほしいと言います。
 らぁらが、何で笑わせようとしたのかを聞くと、蘭はショックを受けて、怖がらせようとしてた、と答えます。この格好が良くない、と思った蘭は、どう思うか、聞きます。
 すごく・・・、可愛いです・・・。ここは正直に、こう答えなきゃ、人間失格ですよねー。(笑)
 らぁらは返答に困るものの、衣装はすべて自分で作ったと聞いて、すごいとほめます。でも、蘭は、怖がってくれずに、笑われている事に落ち込みます。褒められている事には変わりないんでしょうけどねえ。
 蘭は、ホラーが好きで、特殊メイクの勉強もしているようで、もっと沢山の人を怖がらせる、立派なお化けになりたいと思っています。そうしたら、天国に行けると言います。
「お化けの天国、それは・・・、恐怖の都、ホリウッドにゃ!」
 ・・・。あー、なんか、ツッこむのが面倒だ。まあ、どこかしらの感想ブログでは、ツッこんでるでしょう、きっと。(笑)
 蘭は、悲鳴を聞くとゾクゾクする、と言います。らぁらもステージに立って、ファンから歓声を浴びればゾクゾクするのと同じだと、蘭が言うと、らぁらは納得します。
 だけど、蘭は、全然怖がらせられないため、落ち込みます。メイクの出来が悪いからだと考えていますが、らぁらは、そんな事ない、と言います。熟考の末、
「蘭たん、怖がらせるのに向いてないんだと思うよ。だって・・・、可愛いもん!」
と言い、蘭は驚きます。
 ですよねー。さっきからずっと「ああ、もう、可愛くて困るな」しか、言葉が出てきませんし。これは、保存用、観賞用、布教用に最低10枚は画像を保存しておかなきゃな、とまで思っています。(お前は悪い意味で怖がられそうだな(笑))
 人を怖がらせるのが向いていない、と言われて落ち込む蘭。そんな蘭に、らぁらは、自分を怖いお化けにして、蘭の仮装がすごくよく出来ている事を証明する、と言います。

 少しして、Dressing Pafeの3人とウサギがお化け屋敷にいました。
 怖がりなウサギに対し、まったく動じないシオン。ドロシーはレオナに、怖かったら後ろに隠れるよう言います。
「レオナは、ボクがいないとダメなんだから、ゆ、勇気を出して、テンションマーックス!」「デラックス♪」
 ハイハイ、これは、ドロシーが怖がりってパターンですね、分かります。(笑)
 らぁらと蘭は協力して頑張ろうと意気込みます。まずは、影絵で怖がらせます。
 次は、コンニャク。ドロシーはますます怖がるものの、シオンは泰然自若。
  最後は、懐中電灯を自分に当てて、怖がらせます。
 気絶するウサギとドロシー。レオナは、「ドロシーが気絶するなら、私も」と気絶したフリをします。シオンはドロシー達を連れ出します。
 
 ああ、もう、可愛くて困るなあ。この言葉を、この回だけで何回発しただろうか(笑)。私的には、「幽体離脱~」もやってくれると、更に嬉しかったですね。双子ですし。(笑)

 怖がらせる事に成功して喜ぶらぁらと蘭。蘭は、怖がらせる事に自信がつき、勇気をもらったと言います。
 
 そう喜んでいると、次の客が。さっきのようにして怖がらせますが、来たのは、みれぃ、そふぃ、クマ。ライブが近付いているので、呼びに来ました。

 という事で、ライブにエントリー。
 今回のコーデは、蘭が考えたデザインスケッチを元にしたもの。らぁらは「まじょっこピンキーハロウィンコーデ」、みれぃは「まじょっこファンキーハロウィンコーデ」、そふぃは「まじょっこトリッキーハロウィンコーデ」。

  曲は「Pretty Prism Paradise!!!」。メイキングドラマは「トリトリ! ハロウィンパーティー!」。

 今回もライブは大成功でした。らぁらと蘭は、トモチケを交換します。
 蘭はホリウッドに言ってくると言い、らぁらに感謝して別れます。が、またしても、途中で消えてしまい、らぁらは、蘭は本当のお化けだったんじゃないかと怖がります。
 と言っても、段差で転んだだけ。蘭は、明日の学校のためにそろそろ帰らなくちゃ、と言って、プリパラを出ます。

 その夜、らぁらはまだ怖がっていて、のんと一緒に寝る事に。のんが怖がらせると、さらに、怖がります。

 今回は、これで終了です。


次回:「レオナ、全力ダッシュなの!」
 パプリカ学園に転校してきた、ドロシーとレオナ。
 ドロシーはますます、打倒SoLaMi SMILEに励むものの、レオナは「ドロシーがそう言うなら」と、曖昧です。本心はどうなのか? また、シオンはレオナに、メイキングドラマで気持ちを伝えるよう言いますが、どうなるのか?


【まとめ】
 タイトルには「恐怖のハロウィン」とあるものの、実際は、多くのキャラの可愛さに悶えまくって「幸せのハロウィン」でした。(笑)

 そんな訳で、今回は、真面目に考察する事があまりないですね。
 あるとすれば、蘭1人では、誰も怖がらせられなかったのが、らぁらと力を合わせればできた、というところですかね。「誰かと協力して頑張る事の大切さ」が今回のテーマだったかな、と思います。

 また、14話でオープニングが変わった時に気になったマスコット・ユニコンが本編初登場となり、ファルルの名前が明かされました。
 やはり、ユニコンはファルルのマネージャーっぽいですね。むしろ、声役が大谷育江さんである事に驚きました。可愛い声を演じる事に定評ある大御所ですし。
 ファルルについては、どうも人間ではなく、アンドロイドっぽい? 誰かのライブを見ると、完璧にそれを真似る能力とかあるのだろうか? ステージに立った時は、どんな実力を見せるのか、楽しみです。



 今回の感想は、これで以上です。ここからは、次回18話の感想についてです。
 次回の感想は、放映日当日に感想を書く余裕がありませんので、何日か遅れて投稿します。
 翌日の来月2日(日)も感想は書けませんが、この日はプリキュア放送がお休みですので、プリキュア感想も休みになります。そのため、翌日に感想を書く余裕ができますので、来月3日(月)に投稿したいと思います。
 放映日当日の感想を心待ちにしている方には、本当に申し訳ございませんが、来月3日までお待ち下さい。よろしくお願いします。

ハピネスチャージプリキュア! 第38話感想

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 「ハピネスチャージプリキュア!」第38話「響け4人の歌声! イノセントプリフィケーション!」の感想です。


~ オープニング前 ~
 前話でハピネスビッグバンを破ったキュアテンダー。彼女は、クイーンミラージュの忠実なるしもべだと言います。
 オレスキーはジャマをするなと言いますが、テンダーは、この程度の力に屈するとはミラージュのしもべなのかと返し、失せるよう言います。テンダーの力に怖れをなしたオレスキーは、テンダーの言葉に従い、退却します。
 その後、フォーチュンは、姉であるテンダーに呼びかけますが、応える事なく、攻撃してきます。ハニーのおかげで、回避しますが、フォーチュンはショックを受けます。
 直後、テンダーの背後に、大きな鏡が出てきます。鏡に映っているのは、クイーンミラージュ。


 オープニングは、今回も劇場告知バージョン。劇場告知オープニングは、これが5回目ですので、次回は通常に戻るでしょう。
 今回も、画像を交えての感想はなし。最初の約35秒は序盤から、その後の約8秒は中盤から、残りは終盤から出してきました。
 前話感想を書いた2日後に、劇場版の感想を書きました。ご覧になりたい方は、こちらから。ただし、ネタバレ注意です。


~ Aパート ~
 クイーンミラージュは、フォーチュン達が何を言っても、テンダーには届かないと言います。
 クイーンミラージュは、ラブリー達を倒すために、「プリキュアの墓場」に捕えられているプリキュアの中で最も強いテンダーを鏡から解放して、クイーンミラージュのしもべにしました。テンダーには、クイーンミラージュの命令しか聞こえません。
 フォーチュンはミラージュに怒るものの、すぐに、テンダーの攻撃を受け、吹き飛ばされます。

 テンダーは攻撃の手を緩めません。次は、ラブリー、プリンセスとの肉弾戦に。ラブリーとプリンセスは防戦一方となります。
 途中、ハニーがリボンで左腕を封じますが、力強く引っ張って、ハニーをラブリーとプリンセスにぶつけ、追撃でまとめて吹き飛ばします。

 フォーチュンは目を覚ますよう呼びかけますが、テンダーには届きません。
 この世の中は酷くて辛くて嫌な事ばかりで、こんな世界は滅んでしまえばいい、とクイーンミラージュは言い、テンダーにトドメをさすよう指示します。
 しかし、ブルーが間に入り、バリアを張って、テンダーの攻撃を抑えます。
 ブルーは、この世界は優しさにあふれていて、愛に満ちた守るべき世界だと言いますが、クイーンミラージュは、そんな綺麗事は吐き気がすると返します。
 ブルーは、無益な争いはもう止めようと言い、説得を試みますが、通用しません。
「聞きたくないわ! 話す事もない。だって、あなたの言いたい事なんて、想像がつくもの。『みんなの幸せが僕の幸せ。この地球のみんなが幸せに暮らす事が、僕の願いだ』。さすがは神様。ご立派だ事。だから私は、それを壊すのよ。あなたが守っている地球を滅ぼして、あなたの世界を不幸に染めるの! 腹立たしいでしょ? 私を憎みなさい、ブルー。それが私の望み。あなたが生み出したプリキュアを全員片付けてあげるわ!」
 そして、テンダーは攻撃を強めます。バリアが壊され、ブルーはテンダーの攻撃をまともに喰らい、倒れます。

「キュアフォーチュン。姉妹の絆など、このクイーンミラージュにかかれば他愛のないものだと分からせてやるわ。」
「私は信じてる。私の大好きなお姉ちゃんの心は、まだ残っていると! 人を愛する心は、誰にも操る事はできないわ! ミラージュ! 私は、優しいお姉ちゃんを取り戻してみせる!」
 そして、4人はイノセントフォームになります。

 その後、空中戦を展開します。
「何が愛だ! 愛など幻。あの神の言う事など、所詮、綺麗事!」
「そんな事ない! 私は、ブルーのおかげで、プリキュアになれた。かけがえのない仲間ができた。私はブルーと出会えて、いい事ばかりだよ。幸せハピネスだよ!
ミラージュ、あなただって、そうだったんじゃないの!? ブルーと出会って、幸せな気持ちをもらったんじゃないの!? ブルーは今でもあなたを大切に思っている!」
 テンダーは、分かったような事を言うな、と返しますが、
「分かるよ! ブルーとずっと一緒にいたから、見てたから分かる! 誰にだって、大切な人がいるのよ!」
と、ラブリーは言います。この言葉に、テンダーは、いおなの事が脳裏に浮かんで苦しみ、その後、爆発が起きます。


~ Bパート ~
 爆風の中で、テンダーは、クイーンミラージュに言われた事を思い出します。「愛は幻。幸せは一瞬」。そして、フォーチュン達を倒す事を決意します。

 爆風をかき消して戦闘再開。テンダーは、フォーチュンの呼びかけに応える事なく、ラブリー達を地に叩きつけます。
 その後、テンダーはフォーチュンに向けて、エネルギー波で攻撃しますが、ラブリーがかばいます。ラブリーは大ダメージを受けるものの、致命傷には至りませんでした。
 テンダーはこの光景を見て、いおなをかばってファントムに倒された事を思い出し、目の色が赤から青になります。
 フォーチュンは、これ以上大切な仲間を傷付けたくない、と呼びかけますが、ミラージュの命令により、目の色が赤に戻り、剣を手にします。
 フォーチュンはテンダーの剣をガードします。
「こんな事、したくないよね・・・。 お姉ちゃんは誰よりも強くて、誰よりも優しかったから・・・。人を傷つけるなんて、本当はしたくないよね・・・。大好きだよ、お姉ちゃん。だから、私がお姉ちゃんを止めるわ!」
 テンダーは迷いの末、フォーチュンに剣を振り下ろします。

 しかし、寸前の所で、剣が止まります。フォーチュンも避けませんでした。
  妹との思い出と洗脳との狭間で苦しむテンダー。フォーチュンはテンダーの手をとり、優しく語りかけます。
「お姉ちゃん、もうやめて。これ以上、苦しむ事ないよ・・・。お願い・・・。思い出して・・・。」
「私が、お前の・・・姉?」
「そうよ。お姉ちゃんが、あの時助けてくれたの。いや、いつだって、お姉ちゃんは、私を守ってくれた・・・。ありがとう・・・。お姉ちゃん・・・。」
「私にとって、大切な妹・・・、いおな・・・。」
 テンダーは涙を流し、元の優しい心を取り戻します。
 想定外の事態に戸惑うクイーンミラージュ。
「それは、フォーチュンの思いがお姉さんに届いたからに決まってるじゃない!」
「そうよ! 本物の愛は、力なんかで断ち切れないのよ!」
「愛は幻なんかじゃないんだよ! みんなが誰かのために助け合ったり、大切に思い合う気持ちが響き合えば、きっと世界は幸せハピネスになる!」
 ラブリー達の言葉に不快に感じたクイーンミラージュは、強制的にテンダーを洗脳します。フォーチュンの「もうやめてー!」という叫びに、シャイニングメイクドレッサーが反応します。フォーチュンの思いに応えて、新しい力を与えようとしていました。
「さあ、お姉さんを助けよう!」
「ラブリー・・・。」
「みんなの力を合わせれば、」
「お姉さんをクイーンミラージュから取り戻せるよ!」
「うん!」
 
『みんなの思いを1つに!』
 4人は、イノセントな思いを歌にして、表現します。
 
 
 
  そして、4人は、新技「イノセントプリフィケーション」を放ちます。テンダーは完全に洗脳から解き放たれ、いおなの姉・まりあに戻りました。

 プリフィケーションの力は、クイーンミラージュにまで及びました。クイーンミラージュは、自分の苦しみはこんなものでは消されない、と言います。
 そこに、ブルーが手をとります。クイーンミラージュは手を離すよう言いますが、ブルーは離しません。
「それでも、僕は君を憎めない。君が憎まなければならない敵だと分かっていても、どうしても憎めないんだ!」
「な、何を今更・・・。私を拒んだくせに!」
「拒まなければいけないと思ったんだ! 神は平等でなければならない。特別な存在を作ってはならない。だから、本当の気持ちを隠した。」
「本当の、気持ち・・・。」
「ミラージュ。本当は、君を・・・。」
 しかし、ここで、ディープミラーのジャマが入ります。ブルーとミラージュの手が離れ、ミラージュは幻影帝国へと戻されます。

 一方、めぐみ達は、まりあが目覚めない事に心配していました。
 しかし、少しして、まりあは目覚め、いおなの目から涙が流れます。すぐに、2人は抱き合います。
「ありがとう、いおな。あなたのおかげよ。」
「お姉ちゃん・・・。大好きだよ・・・。」
  ひめ達も感動して、もらい泣きします。さらに、プリカードもゲット。
 大切な人を取り戻し、めぐみ達は幸せハピネスを感じます。

 一方、幻影帝国では、クイーンミラージュは、ブルーは何を言おうとしたのかを気にし、一瞬、目の色が青くなりますが、ディープミラーが洗脳させます。
「気持ちなど知る必要はありません。そんな不確かなもの、知って何になりますか? あなたは捨てられた。それが事実でしょ? また同じ事を繰り返すつもりですか? あなたはブルーを愛した。愛したゆえ、苦しみにさいなまれ、今なお嘆き続けている。愛ゆえに不幸になったのです。幸せは一瞬。愛は幻。心を惑わす災い。私は、ずっとあなたの傍にいます。」
 クイーンミラージュの目は再び赤くなります。
 今回は、これで終了です。


次回:「いおな大ショック! キュアテンダーの旅立ち!」
 まりあが帰ってきた事により、5人で「ハピネスチャージプリキュア」になれる、と喜ぶいおな。しかし、まりあは、4人と一緒に戦う気はなく、両親がいるアメリカに行く事を希望しています。
 姉とずっと一緒にいたいいおなは、それを認めず、空手の勝負を挑みます。いおなが勝てば、一緒に戦う事に。
 いおなは姉に勝てるのか? そして、まりあが、一緒に戦う事を望まない理由は?


【まとめ】 ※今回も、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
 イノセントフォームでの合体技「イノセントプリフィケーション」が披露され、洗脳されていたキュアテンダーが元に戻りました。

 ちなみに、「プリフィケーション(purification)」は和訳すると、「浄化、精製」を意味します。今回見るまで、この英単語の意味知りませんでした。国立大学出身なのに・・・。(汗)

 さて、今回は、洗脳されて思考が支配されていても、愛や優しさまでは支配できず、「愛は幻ではない」というのがテーマだったでしょう。
 現実もそうなんですよね。我を忘れて悪い事をしようとしても、愛を思い出して踏みとどまる事は多々あります。たとえ、悪い事をしたとしても、それを悔いて反省したりするのも、愛ゆえの行動でしょう。
 人間は、ちょっとした事で簡単に不幸に陥る弱い生き物です。しかし、愛や優しさとかは、何年経っても心に根付ているものだから、不幸になっても頑張れるのだと思います。
 「愛」は目に見えない抽象概念ではありますが、しかし、人間の美徳ゆえ、「愛が幻」とは決して言えないのでしょうね。

 また、操られたテンダーを取り戻すところでは、特に、テンダーが振り下ろした剣を避けようとしなかったフォーチュンが印象に残りました。
 このシーンは、やはり、「プリキュア5Go!Go!」の劇場版を思い出させます。操られたココがドリームに剣を振り下ろすものの、寸前で止めたところですね。
 あのシーンも今回も、愛や優しさを信じた心が決め手になったでしょう。のぞみについては、「プリキュア5」1年目の1話からずっと、人を信じる心が強みとして出ていましたが、いおなは、そうではなかったんですよね。ファントムに敗れるまでは、ファントムへの復讐心に駆られ、同じプリキュアとして戦っているひめを無実だと信じなかった訳ですし。
 そう思うと、テンダーの振り下ろした剣を避けなかったシーンは、いおなの成長を感じました。ファントムに敗れるまでのフォーチュンだったら、テンダーを止めようとしても、姉を信じる強さが足りず、あの剣は避けていたでしょう。いくら呼びかけても、平行線のままで、結局、力勝負で敗れていたと思います。
 元の優しい姉に戻せたのは、やはり、ラブリー達と一緒に行動できたのが大きいでしょう。1人で行動していた時と比べると、圧倒的な強さは見せなくなったものの、大切な事を多く学び、その積み重ねが今回に繋がったと思うと、22話のプリカードの願いで、再びプリキュアになる道を選んで本当に良かったと思います。

 一方、幻影帝国側では、ディープミラーが、ますます不気味な動きを見せ、世界中に不幸を撒き散らす事だけが目的じゃないように思えました。
 もし、世界中に不幸を撒き散らすだけなら、今回でクイーンミラージュを見放したっていいはずです。幻影帝国の「名目上の」ボスで、元はプリキュアで、かつて巨悪を倒した力が今も健在だとしても、人材には不足してないのですから、切り捨てたとしても、そこまで痛手ではないと思うんですよね。
 前話感想でも書いたとおり、幹部は世界中に沢山いるでしょうし、「プリキュアの墓場」に捕えられている沢山のプリキュアを操って、敵として送り込む事もできるでしょう。今回のテンダーについては、クイーンミラージュが操っていましたが、そのクイーンミラージュを操っているのがディープミラーなのですから、ディープミラーが「プリキュアの墓場」に捕えられているプリキュアを操る事は、造作もない事だと思います。
 それに、ブルーが再度説得を試みる事はディープミラーも分かっているでしょう。もしそうなれば、今回のように、クイーンミラージュが、過去の思い出と洗脳との狭間で苦しむ可能性は大いにあります。そんなリスクを負ってまで、まだ手駒として使うのは、メリットよりもデメリットの方が大きいと思えます。

 となると、ディープミラーは、世界中に不幸を撒き散らす事だけが目的じゃないように思います。おそらく、ミラージュをディープミラーの傍に置かせる事も大事なんでしょう。
 と言っても、利用する事は二の次で、「苦しませる」事が主目的なんじゃないかと思います。たぶん、ディープミラーは、かつてミラージュに倒された巨悪なんでしょう。ブルーとの良き思い出と悲恋の苦しみの狭間で悩むミラージュを精神的に追い詰めて、復讐を果たそうと考えてそうな気がします。愛や優しさなどに揺れて、元に戻る可能性があったとしても、洗脳できる余地があれば、徹底的に洗脳して、苦しませるつもりなんでしょう。

 そう考えると、ミラージュはますます危機的状況に陥っていると思われます。今回は、ブルーとミラージュが話し合う段階までこぎ着け、元に戻る可能性も少しはありましたが、ミラージュ説得に、待ったなしの状況は変わらないでしょう。
 ブルーがミラージュに再度話しかける時は、いつになるのか? そして、次こそは、元に戻ってほしいものですが・・・。今後のストーリーにますます目が離せなくなりました。

「いろつく」で遊んでみた Part80

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 「『いろつく』で遊んでみた」第80回です。


 ここまで、「いろつく」記事では、プリキュアの名前を使って、しょっちゅう診断していましたが、「プリパラ」のキャラ名を使っての診断は、まだやった事がないんですよね。
 アニメが始まってからそろそろ4か月となり、今回は「いろつく」記事が80回目とキリがいい数字ですので、これを機に、「プリパラ」のキャラ名を使って、適当に診断します。

 で、やるのは、「握手券いくらで買うか100人に聞きました」。
 Part34では私の名前で、Part36ではプリキュアの名前で、Part38ではプリキュアの変身前の名前で診断したものです。

 入力する名前は、メインアイドルの6人。つまり、らぁら、みれぃ、そふぃ、シオン、ドロシー、レオナ、それぞれの本名で診断します。
 本編では現在、6人とも、人気上昇中のアイドルという立ち位置ですので、結構面白いでしょう。ひょっとすると、とんでもない金額がつくのかも!?
 大きな期待を込めて、いざ、診断!


 まずは、主人公のらぁらから。

 全員、100円でした。まあ、らぁらは小学生ですので、変に大金持たせたらダメ、という事で配慮しているのかもしれませんね。
 それに、100円という事は、ゲーム「プリパラ」を1プレイできるんですよね。100人とも100円という事は、100プレイ。マイチケ100枚ゲットできて、トモチケ100枚交換できますね。
 いやー、素晴らしい! たかが100円、されど100円ってやつですね。(1人当たり1,000円なら、交換できるのが10倍になるよな、という意見は、ゴミ箱に捨てます(笑))


 次は、みれぃ。

 95%の人が5,000円以上の値をつけ、1人あたりの平均額は4,801.5円に。
 3話では、様々な角度からの握手に対応できるようにと、握手アンドロイドを使って、見事な握手を披露していましたが、それが効いた形に。ただ、みれぃは、これより高い額になると計算してそうですね。


 続いて、そふぃ。

 最年少でプリパラデビューライブ優勝を果たした人気アイドルも、「いろつく」にかかれば、悪夢のような事態に。きっと、この100人は、握手する事よりも、一生「籠の小鳥」として飼われたいと思ってるんでしょうね。(笑)


 ここからは、Dressing Pafeの3人です。まずは、シオン。

 みれぃと同じく、半分以上の人が5,000円をつけましたが、つけた人数はかなりの差が出て、1人あたりの平均額は2,672円と、みれぃに軍配が上がりました。
 とはいえ、今月デビューで2,000円以上は、かなり高い数字でしょう。学生囲碁チャンピオンという肩書もあるでしょうけど、やはり、アイドルの才能はあると考えていいでしょうね。


 次は、ドロシー。

 約半分の人が3,000円、40人が10,000円と高値をつけた人が多く、1人当たりの平均額は5,530円と、みれぃを超えました。
 こんなに高額となったのは、ボクっ娘要素は関係してそうですけど、それだけではなさそうですね。後の回で、持ち味が沢山出るような話がほしいところです。


 最後は、レオナ。

 そふぃと同じく、まさかの0円。何で、ピンク髪のおとなしい子は、こうなってしまうのか・・・。それだけに、次回18話のメイン回に期待したいものですね。

データカードダス ハピネスチャージ5弾 カード紹介 No.2

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 データカードダス「ハピネスチャージ5弾」カード紹介第2回です。

 今回も9枚紹介します。それでは、どうぞ。


10.まっかなスイカのスリムタイト
 この時季にスイカのコーデとは、なんと季節外れな・・・。まあ、でも、女優のように見えて良いと思います。


11.ジューシーメロンボックスミニ
 マナりつと同じく、咲舞も4弾から連続で出ました。百合度の高いカップリングを2組も連続で出すとか、気前良過ぎですね。
 やはり、お揃いのコーデは見所タップリですね。メロンを仲良く食べ合うところも見てみたいです。


12.りんごみずたま2だんフリル
 りんごを斑点模様にしているため、赤が目立ち過ぎず、これなら、ひめに良く合っていると思います。


13.まっかなスイカのベアトップ
 さっきの真琴と同じコーデ。
 相変わらず、中学生とは思えないオーラが出てますね。20代の一流女優のように見えます。


14.カーニバルパインスカート
 パインといえば、やはり、祈里。
 こう見ると、パーティードレスに最適のように感じますね。祈里にパーティードレスとくれば、「フレッシュ」41話を思い出しますね。御子柴が沢山のブッ教徒(祈里ファンの通称)を敵に回していたのが懐かしいです。(笑)


15.いちごがらのラインパンツ
 前回のゆうこと同じコーデ。
 この2人は、黄色プリキュア、武術に優れている、変身後はツインテール、防御面に定評あり、兄がいる、と共通点が多くあり、気が合いそうですね。(「ありすって一人っ子じゃないの?」と思った方は、「ドキドキ!プリキュア オフィシャルコンプリートブック」を見てみましょう)


16.いぬ(トップス)
 「ハピネスチャージ」21話で服装チェンジしたのと同じ。このコーデは、「ひめのいい匂いがする」というセリフで妄想をかき立てられたり(笑)、泣き顔がすごく可愛かったりと見所満載でした。


17.カーニバルパインホルターネック
 さっきの祈里と同じコーデ。
 キャラクターカラーを考えると、ゆうこの方が合ってそうですが、いおなにもなかなか合っていると思います。それにしても、いおなは、「ハピネスチャージ」28話、32話、劇場版と、肩出しファッションが意外と多いですね。本人は恥すかしそうな気がするのに。


18.チェリー♡チェリーシャツベスト
 やはり、つぼみに、ピンクや赤のコーデは合いますね。こう見ると、少し大人びているように思えて良いと思います。

プリパラ 第18話感想

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 「プリパラ」第18話「レオナ、全力ダッシュなの!」の感想です。


~ オープニング前 ~
 登校時、らぁらは途中、そふぃにあいさつし、少しして、みれぃと対面。
 らぁらは、ゴールデンチケットにあと1枚と迫っているため、何か校則違反してないかと警戒しますが、今のところセーフ。とはいえ、せいぜい気をつけなさい、と釘を刺されます。
 その様子を見たシオンは、風紀を取り締まる人間が風紀を乱しては支離滅裂だと言いますが、みれぃは喝を入れているだけだと返します。

 その直後、ドロシーが現れます。しかも、パプリカ学園の制服を着ています。
 ドロシーは、同じチームにいるシオンと一緒の学校に通った方が何かと便利そうだと思って、家を引っ越して転校してきました。
 その後、ドロシーは、らぁらの元の姿が小さい事を知り、どうりで色気がないと茶化す一方、みれぃの元の姿を知って、驚きます。
 何だよ、その目は。いくら何でも驚き過ぎじゃね?(笑) まあ、こう驚かれるのは、みれぃの計算に入ってそうだけど。
 ドロシーがいるという事は、もちろん、レオナも一緒です。が、レオナが着ている制服は、ズボンに青ネクタイと、男子用の制服です。
 レオナが男だと知った、らぁら、みれぃ、シオンは驚きます。


~ Aパート ~
 男の子のレオナが、普段女の子の格好をしているのは、小さい頃からドロシーと同じ服を着ていたからです。
 でも、男の子もプリパラに行けるのか? それについては、プリチケが届いてる上、プリパラ憲章12条「プリチケが届いたものは、何人もプリパラに出入りしていい」というのがあるため、問題ありません。一件落着です。
 ほう、それは、いい事を聞いた。という事は、私のような、いい歳した独身男性にもチャンスはあるって事だな? 私もプリチケ持ってるし、マイチケをスキャンすれば、何の障害もなく、プリパラタウンに入れるんだな? 今は11月と、冬が近付いていますが、私には春が訪れたぜ! イヤッホイ!(「次元」の壁に跳ね返されろ(笑))
 その後、校長が現れますが、中等部の生徒にはプリパラは禁止していませんので、みれぃ達は無視。校長は、男の子がプリパラに行っているのを知り、世も末だと倒れます。

 それから少しして、ホームルームで転校生を紹介。ドロシーは、いつもの調子で元気よくあいさつします。
 今人気のアイドルなだけに、生徒には評判は良いですが、1人の男子生徒が、女の子なのに「ボク」と言ったり、上から目線で生意気だと言い、バカにします。
 すぐに、ドロシーは、その男子生徒に顔を近付けます。
「今、何て言った?」
 直後、この男子生徒は、ドロシーに魅了され、ボクっ娘最高だと言います。
  ちょろい、ちょろ過ぎる。「チョロ松」と呼んでいいっすか?(笑)

 レオナはドロシーと別のクラスに。みれぃと同じクラスメイトになりました。
 レオナは恥ずかしがりながらもあいさつ。可愛いのに男なのかと困惑していた生徒達は、この仕草を見て、プリパラの神も許すと納得します。
 みれぃがレオナを見ると、風紀委員の雨宮は、動揺します。何だ? お前、みれぃの事、好きなのか? 面白いな。だが、アイドルのみれぃを見て、ついて行けるかな?(笑)

 しばらくして、昼休み。ドロシーはレオナと一緒にカレーを食べる事になります。
 しかし、レオナはクラスの女子と一緒に食べる約束をしていました。なので、ドロシーと一緒に昼食を食べるのは明日、といきたいところですが、ドロシーの強い頼みに断れず、ドロシーと一緒に食べる事になります。
 この様子を遠くから見ていたシオンは、レオナは優柔不断だと感じます。

 学校が終わり、プリパラ内のレッスン室で、Dressing Pafeの3人とウサギは、打倒SoLaMi SMILEのための緊急会議を開いていました。チームが結成されて1月が経ちますが、まだSoLaMi SMILEに勝った事がありません。
 ドロシーは、「まだ」1月、これから本番だと言います。レオナも「ドロシーがそう言うなら」と同意見ですが、シオンは、「もう」1月、今まで練習だった訳ではない、と返します。
 ドロシーは、これからもっと本気出せば勝てる、と言いますが、シオンは、根拠がなく、意味不明だと返します。レオナは2人をなだめ、険悪な雰囲気は何とか収まります。
 ウサギは、何か良い対策を考えるよう言うと、シオンは、新しいメイキングドラマ作りを提案します。ウサギは、それはアリだと感じますが、14話で、メイキングドラマを作るのにもめていた事を思い出し、暗い表情を浮かべます。

 その後、新しいメイキングドラマを考えますが、14話と同じく、シオンとドロシーは意見が合いません。
 シオンはレオナに話を振りますが、レオナは、皆が良い方で、と言います。この答えに、シオンは、自分の意見はないのか、いつも人の意見を聞いてばかりの人間は感心しない、と返します。
 ドロシーは反感を感じますが、シオンは、同じチームの一員として切磋琢磨する人間を望む、と続けます。
 ドロシーは、文句があるなら自分が聞くと言いますが、
「そうやって、いつもドロシーの陰に隠れているような人間に、アイドルとしての輝きはあるのか?」
と、シオンは言います。ドロシーは、自分達は一心同体だからいい、と言いますが、シオンはレオナに意見を求めます。ですが、レオナは答えられません。
 そして、シオンは、新しいメイキングドラマはレオナが作って、自分がどうしたいのか思いをぶつけろ、と言います。


~ Bパート ~
 翌日の昼休み、ドロシーはレオナがどこにいるかシオンに聞きますが、分かりません。あれから、レオナは元気がなく、今日もドロシーの所に来なく、ドロシーはレオナを心配しています。
 ドロシーはシオンに、何かあったらシオンのせいだと言い残して、シオンから離れます。

 レオナは校舎の外から、月を見ていました。
 近くにも、月を見ている人がいました。それは、そふぃ。そふぃは、地面はお布団だと言います。
 レオナは月を見て、自分みたいだと感じます。
「私は月で、明るい太陽がドロシーで、照らしてもらって輝ける。でも、それじゃダメなんですね。きっと。」
「あなたと私、似てるかも。」
「似てる?」
「クラゲって、『海の月』って書くの。」
「同じ月?」

 ちょうどその時、らぁらのクシャミ声が聞こえます。
 が、これが校則192条「学園創立者の像の前でくしゃみは厳禁である」に違反し、累計200枚目の違反チケット「ゴールデンチケット」をゲットします。
 やれやれ、やっと200枚か。長々と待たせやがって。
 あれ? でも、そういえば、この放映日って、11月1日で、ゾロ目になっているのか。なるほど、それを記念して、「ゴールデンチケット」ゲットを今回にまわした訳か。やるじゃねーか、プリパラ!(ただの偶然かもしれませんが(笑))
 ゴールデンチケットをもらった生徒は、放課後、パプリカ学園の幼稚園児と小学生の交流会をお世話するボランティア活動をする事が課せられます。
 何だよ、全然、罰じゃねーじゃん。まあ、何にせよ、累計300枚も不可能じゃなさそうですね。めざせ、レッツゴー、300枚!(次回予告みたいに言うな(笑))

「私ね、姉のコスモと親衛隊に頼りきってたの。でも、あの2人(らぁらとみれぃ)が変わるチャンスをくれた。今のままじゃダメかなと思った時は、もう、変わり始めているから。」
「はい!」

 その後、レオナは1人で、新しいメイキングドラマについて考えます。
 すぐに、ドロシーが来ました。ドロシーは、シオンが昨日言った事は気にしなくていい、と言います。

 ちょうどその時、らぁらは、幼稚園児との交流会に混じっていました。
 少しして、1人の幼稚園児がシオンとぶつかって転びます。シオンは謝って心配するものの、その子は泣き出してしまいます。
 シオンは、泣くな、と厳しく言いますが、ますます泣き出してしまいます。

 その様子を見たドロシーは、顔を近付けて笑顔で話しますが、泣き止みません。今度は「マックス光線」のオマケつきですが、他の園児まで泣き出してしまい、園児たちは散り散りになります。
   その後、ある園児がレオナの元に。レオナが優しく微笑むと、園児は泣き止み、他の園児達もレオナの元に集まります。
 
 しかし、あと1人、園児がいません。その子は近くの木の下にいましたが、持っていた風船が木にひっかかっちゃいました。
 らぁらはジャンプして取ろうとしますが、全然届きません。この様子を見ていた園児達は、レオナに助けを求め、レオナは
「君達がそう言うなら。」
と言って、風船を取りに行きます。
 そして、レオナは木に登って、風船を取り、女の子に渡します。
  その後、レオナは園児達と一緒に遊びます。
  園児達と仲良く遊ぶレオナを見て、シオンは、人のために何かをするのが心底好きで、認めるべきところだと感心します。
 レオナは、新しいメイキングドラマのヒントを思い付きます。

 しばらくして、Dressing Pafeの楽屋で、シオンは、レオナの作ったメイキングドラマが素晴らしいと感じ、この後のライブで出す事になります。

 そして、ライブスタート。
 まずは、SoLaMi SMILEから。コーデ、曲、メイキングドラマは、「パイレーツコーデ」、「Pretty Prism Paradise!!!」、「かいほうオトメヴァルキュリア」。

 続いて、Dressing Pafe。コーデは、シオンは「フレッシュマーチングスター」、ドロシーは「サファイアマーチングスター」、レオナは「アメジストマーチングスター」。
 
 曲は、「No D&D code」。
「みんなの楽しい笑顔を見たい。それが私の心からの思いだって、ちゃんと分かったから!」
 メイキングドラマは「全力ダッシュ! とばせバルーン!」。
 
 そして、結果発表。今回は、Dressing Pafeが勝ちました。さらに、レオナはアイドルランクが「期待のアイドル」に上がりました。
 ドロシーは同じランクになった事に喜び、シオンも、レオナの性格、そして、立派なチームメイトである事を認めます。
 
 後日、学校で、レオナはそふぃに感謝します。
「私も、これからは、自分の思いをみんなの思いと同じように、大事にしていきます! これも、そふぃさんのお陰です!」
「私の・・・?」
「はい!」
「私の・・・。」
 その後、2人はトモチケを交換します。

 今回は、これで終了です。


次回:「みれぃとクマ、運命の出会いぷりクマ!」
 みれぃがプリパラデビューして、1年になります。
 ここまで来られたのは、マネージャーのクマのおかげだが、クマも、みれぃに引っ張られて、ここまで来られたようです。
 らぁらは、デビューしたばかりのみれぃの様子をクマに教えてもらいますが、みれぃとクマの出会いは、どんなものだったのか?


【まとめ】 ※今回も、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
 レオナのキャラ掘り下げ回でした。

 まずは、レオナが男の娘である事が発覚しました。
 今話放送日3日くらい前に、pixiv百科辞典などで、男の娘疑惑が出ていたのを見て、言われればそうかも、と感じていましたが、本当にそうだったと知った時は、やはり驚きました。
 という事は、16話感想で書いた「レオナのキスマーク入りトモチケをゲットしにプリパラに行くとするか!」とか、17話感想で、レオナが気絶したフリしたところで「ああ、もう、可愛くて困るなあ」と書いたところは、「だが男だ」とか「うわっ、お前、ホモかよ」とかツッこまれるのか・・・。
 ハッハッハ! いいね、いいね~! これだから、プリパラは面白い!
 しかも、こんな爆弾をオープニング前から投下してきたのも、すごいな、と思いました。ラストに出すものだとばかり思っていましたので、開いた口が塞がらなかったです。
 いやー、ホント、このアニメにハマって良かった! 感想書こうと思って良かった! プリパラ、万歳!!

 とまあ、今回は、のっけから衝撃的事実が明らかになったものの、今回の1番のポイントは、この子が他人思いの優しい子である事で、それがシオンに認められた事でしょう。
 Dressing Pafeは、シオン、ドロシーがSoLaMi SMILEへの対抗意識や自己主張が強い反面、レオナはそういったのがないために、チーム内で孤立するんじゃないかと心配していましたので、シオンに、立派なチームメイトだと認められたのは良かったですし、自信になったと思います。
 Aパートでシオンが言っていた通り、自己主張の強さは大事でしょう。でも、変に強過ぎると、自分の主張を譲らず、他者否定につながり、早期のチーム崩壊にもなりかねませんので、そうならないためにも、レオナのような他人思いな子もチームには必要なのでしょうね。
 また、アイドルランクが上がった事も自信になったでしょう。それでも、シオンやドロシーのような自己主張の強さは出せないと思いますが、長所である他人思いなところを最大限発揮して、チームを良い方向に導いてほしいと期待しています。

 さらに、そふぃと絡ませたのも良かったです。そふぃとレオナは、普段守られている事が多いという共通点がある事は気付かなかったので、見事だと思いました。
 確かに、そふぃも「月」のような存在なんですよね。チーム入りする前は、姉のコスモや親衛隊がいなければ、プリパラに行く事ができず、人気アイドルとして輝く事なんてありえなかった訳ですし。チーム入りする前のライブの曲が「『太陽』のflare sherbet」だった事を考えると、「月」というフレーズを出したのは上手いな、と思いました。
 でも、そんな弱い自分が誰かに認められれば、人は変われるもの。そふぃはそうでしたし、今回のレオナも、そふぃに「ダメかなと思った時は、もう、変わり始めている」と認められた事で、自分の思いを出す事に勇気を持つ事ができました。小さい頃から人気アイドルだったそふぃが、実際は、守られてばかりだったと知った事も影響しているでしょう。

 また、最後のトモチケ交換で、そふぃはレオナに、そふぃのお陰だと言われて不思議に感じたのも良かったと思います。
 これまで、そふぃは、アイドルとしての自分は多くのファンを元気付けさせていた反面、素の自分は迷惑をかけていた事が多かったために、実感が湧かないのでしょう。
 今回は、そふぃメイン回でないために、不思議に感じただけで、終わりましたが、いずれどこかの回で、素のそふぃが誰かの役に立って、大きな自信に繋がる描写を出してほしいな、と期待しています。

 また、今回はドロシーとレオナの双子愛の深さも見所でしたが、この双子について気になるところが2つほどあります。
 1つ目は、「どちらが先に、プリパラのデビューライブに出たいと思ったか?」。
 性格的には、ドロシーが出たいと思って、レオナもついでに誘ったように思えますが、レオナが先に出たいと思って、ドロシーが不安で一緒に出た、という線もありそうなんですよね。
 2つ目は、「ドロシーが自分の事を『ボク』と呼んだり、ボーイッシュに振舞う理由」。
 これは、今回、レオナが男である事が明かされた事から何となく察しがつきます。レオナは男の子なのに、女の子を格好をしていたり、おとなし過ぎるところが、小さい頃、多くの子達にからかわれていて、ドロシーは、そんなレオナを守るために強くなろうと思ったからなのかな、と思っています。
 そういったところが明かされれば、ドロシーとレオナの双子愛の深さをさらに感じる事ができて面白そうだな、と期待しています。
 ドロシーは、女の子なのにボーイッシュ。レオナは、女の子のように可愛い男の子。性別と性格・外見が逆転している面白い双子に、これからも注目していきたいと思います。

データカードダス ハピネスチャージ5弾 カード紹介 No.3

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 データカードダス「ハピネスチャージ5弾」カード紹介第3回です。

 今回も9枚紹介します。それでは、どうぞ。


19.フルーツワンピふうスカート
 No.1の響と同じコーデ。
 やはり、奏に白基調の服は合いますね。たおやかさがだいぶ上がっているように見えて良いと思います。

 さて、このカードも誰かの手が映ってますね。響と同じコーデ、と聞いて、これが誰の手か、察しがついたでしょう。
 そう、これは響の手なんですね。実は、このカード、No.1で紹介した「フルーツワンピふうジャケット」のカードと繋ぎ絵になっているんです。
 「フルーツワンピふうジャケット」のカードを左に、上のカードを右に置いて、繋げると・・・、



 こうなります。この「ハピネスチャージ5弾」では、こういう繋ぎ絵カードが何枚かあるのが面白いところです。


20.メルヘンストロベリートップス
 No.1ののぞみと同じコーデ。普段ボーイッシュなりんも、こういうメルヘンチックな服を着ると、すごく可愛く見えて良いですね。
 このカードも誰かの手が映っている、という事で、繋ぎ絵カードです。このカードを左に、No.1で紹介した「メルヘンストロベリーミニ」のカードを右に置いて繋げると・・・、



 さっきのひびかなに続いて、幼なじみコンビの繋ぎ絵完成です。こうやって、繋ぎ絵にすると、見応えがあって良いですね。


21.ジューシーメロンパフスリーブ
 前回の咲舞と同じコーデ。キャラクターカラーと服の色がマッチしていて良いですね。
 前回のかれんと同じく、台本を持っていますが、筆も持っているあたり、脚本を作ってるっぽい? 小説家志望となると、脚本作りにも興味を持ちそうですね。


22.いちごロリータボレロ
 ひかりがお姉さんという、すごく珍しい構図。見ていて、微笑ましくなります。


23.いちごロリータフレア
 さっきのひかり&アコと同じコーデ。ひかり、アコと一緒に映ってほしかったな、とつい贅沢を言いたくなります。
 亜久里はスイーツに目がないので、「食欲の秋」のような気がしますが、手先が器用な感じもして、「芸術の秋」も合っているかも。「一流のレディ」を目指いているとなると、芸術もだいぶたしなんでそうです。


24.ぶどうのまんまるスカパン
 この2人は、通常私服がロングスカートなだけに、パンツスタイルは意外に感じます。
 また、こう見ると、姉妹のように見えます。こう書くと、やよいは、自分がお姉ちゃんだと言いそうな気がしますが、それはそれで和みますね。


25.みずたまリンゴトップス
 前回のひめと同じコーデ。
 私的には、赤のフェイスペイントは誤解を招きそうな気が。これまでのブルーとのやりとりを考えると、キスマークと邪推してしまいます。(笑)


26.キウイフルーツブラウス
 こう見ると、姉妹のように見えて良いですね。しかも、2人とも緑のコーデがかなり合っていて癒されます。


27.ランダムアップルカーゴ
 No.1のマナりつと同じコーデ。
 ラブ&美希と、「フレッシュ」でスタイルの良い2トップ来ました。いつ見ても、中学2年生って詐称なんじゃないかと思います。(笑)

「いろつく」で遊んでみた Part81

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 「『いろつく』で遊んでみた」第81回です。

 今回も、「プリパラ」のキャラ名を使って、適当に診断します。

 今回やるのは、「アイドルグループ適正診断」。メインキャラ6人は、全員アイドルですし、やらなきゃ損ですね。
 具体的には、「ルックス」「笑顔」「カリスマ性」「ファンの対応」「人気」「ダンスのキレ」「歌唱力」「前へ出る気持ち」の8項目について、5段階評価します。

 では、メインアイドルの6人の名前を入力して、いざ、診断!


 まずは、主人公のらぁらから。

 ランク2以下の項目が5つもあり、芳しくない結果に。特に、「笑顔」は最高ランクでもおかしくないでしょう。
 それでも、「前へ出る気持ち」の最高ランクは納得ですね。「カリスマ性」については、プリズムボイスの持ち主なので、分からなくもないかも。


 次は、みれぃ。

 ランク3以上の項目が6つ、最高ランクが3つと、アイドル適正度は、らぁらより高くなりました。
 「ファンの対応」の最低ランクは残念ですが、みれぃは、どれも平均以上な感じがしますので、この結果は、まあ納得ですね。


 続いて、そふぃ。

 最低ランクが半分の4項目もあり、Part80の握手券に引き続き、良くない結果に。「歌唱力」「ダンスのキレ」「人気」は、最高ランクでもいいのに・・・。


 ここからは、Dressing Pafeの3人。まずは、シオンから。

 ランク2以下が半分の4項目と、この勝負も、みれぃに軍配が上がりました。最低ランクだった「カリスマ性」「人気」については、ランク4か5でもいいでしょうね。
 逆に、「前へ出る気持ち」の最高ランクは納得です。アイドルランクは、まだ研究生クラスと思われるのに、全員デビュークラスのSoLaMi SMILEに勝とうと思ってますしね。


 次は、ドロシー。

 最高ランクが5項目もあり、Part80の握手券と同じく、かなり良い結果に。私的には、最高ランクの項目はなくても、全体的に平均以上という印象が強いのですが、まあ、これはこれで良いでしょう。


 最後は、レオナ。

 直近の話がメイン回だった影響か、ランク4以上が6項目もあり、ドロシーと同じく、アイドル適正度は高くなりました。「前へ出る気持ち」はそこまで大きくなさそうな気がしますが、他の5項目については、納得です。

プリパラ 第19話感想

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 「プリパラ」第19話「みれぃとクマ、運命の出会いぷりクマ!」の感想です。


~ オープニング前 ~
 今回は、SoLaMi SMILEの楽屋から。クマは、買い出しに行っていて、ここにはいませんでした。
 すぐに、めが姉ぇが楽屋に来ました。めが姉ぇは、みれぃが今日でプリパラデビュー1周年を迎えた事に、お祝いのメッセージを残して、楽屋を去ります。
 その後、らぁらとそふぃにも祝福され、照れるみれぃ。みれぃは現在中学1年生なので、小学生の時にデビューしていた事になります。
 みれぃは、そんな事ないとごまかしますが、プリチケバッグを落とした拍子に散らばったプリチケの中に、小学部の制服を着ているみれぃの顔写真が載っているものがありました。


~ Aパート ~
 みれぃは、小学生の頃からプリパラをやっていた事を認めます。
 らぁらは、どうして今まで教えてくれなかったのか、と怒る一方で、あの校長のいる中で、よく隠し通せた、と感心します。それは、緻密な計算で何とかなったそうです。
 具体的には、プリチケの匂いが漏れないように袋に三重に入れて、缶に入れて、備長炭とスプレーで匂いを消し、ふたをして、細心の注意を払って保管していました。
 
  また、生徒会長だったので、持ち物検査の日も分かっていましたし、真面目さもアピールしていましたので、校長にバレずに済みました。


 そう話した直後、クマが楽屋に戻ってきました。クマは、充電を頼まれていた、みれぃのプリパスをどこかに落としてしまったそうです。
 プリパスがないと、ライブでのサイリウムチェンジができなくなります。みれぃは、プリパスが見つからなかったらクビだと言い、アイドルを輝けなくするなんて、ダメマネージャーの鑑とも言います。
 ショックを受けたクマは、楽屋を出ます。らぁらはクマを追いかけ、みれぃとそふぃはプリパスを探しに行きます。

 クマは広場の噴水にいました。
 らぁらは、噴水に飛び込むものだと思い、急いで近付きますが、段差でつまづいた拍子に突き落としてしまいます。クマは噴水の中にプリパスが落ちていないか見ていただけでした。
 クマは、みれぃに厳しく言われたものの、共に荒波を乗り越えた仲なので、みれぃの性格ならよく知っている、と言います。また、クマは小学生の頃のみれぃも、よく知っていて、みれぃと出会った頃の事を話します。

 1年前、クマは、駆け出しマネージャー予備軍でした。
 しかし、マネージャー予備軍には2年という期限がありました。その間にスカウトに成功させないと、プリパラの地下の奥深くにある「マスコットの墓場」に強制連行されてしまいます。
 「マスコットの墓場」行きまであと1か月となった頃、みれぃと出会います。
 クマは、しっかりキャラ作りして、アイドルとして売り出そうとしているみれぃを気に入って、名刺を差し出します。
 ホント、ムダに長い名前やなあ。憶えたところで、あまり役には立たなそうですが、万が一の時は、この画像を見て憶えるとしますか。(笑)
 本名が長いので、略して「クマ」と呼ぶ事に。みれぃも、自分の名を名乗ります。
 すぐに、クマは、マネージャーをやらせてほしいと頼みますが、みれぃは、マネージャーにするならカリスマ的なアイドル仕掛け人と決めていたため、断ります。
 その直後、それを聞いたウサギがやって来て、一流マネージャーの自分なら素敵なプリパラライフをエスコートすると言って、名刺を差し出します。
 しかし、みれぃは、片手で名刺を渡すような礼儀知らずのマネージャーでは、この先思いやられる、と言って、断ります。クマは、そんなみれぃに、ますます憧れます。

 あの後、クマはずっと、みれぃの様子を見ていました。
 みれぃは、他の子達と一緒に練習するも、完璧を求め過ぎるあまり、他の子達がついていけず、誰も、みれぃと一緒にチームを組もうとはしませんでした。


~ Bパート ~
 みれぃは、チームができずに落ち込んでいたところに、クマが声をかけます。クマは、「マスコットの墓場」に連行される日が近付いていますので、かなりボロボロの姿になっています。
 しかし、クマは、みれぃの心の方がボロボロだと言い、自分なら的確なアドバイスをすると、再度、マネージャーを申し出ますが、断られます。
 みれぃが信じているのは、自分の頭脳だけで、誰のアドバイスも受けない、とみれぃは言います。そんなみれぃにクマは、
「確かに、歌やダンスを完璧にするのは大切クマ。でも、それだけじゃ、固いんだクマ。みんなが求めているのは、柔らかいハートのこもったライブクマよ。」
と、アドバイスします。

 クマがらぁらにその事を話している頃、みれぃとそふぃはプリパスを探していましたが、見つかりません。少しして、ショーケースに飾られているぬいぐるみを見て、みれぃも過去を思い出します。

 あのアドバイスを受けた後、みれぃは街中で、6話にあった、あのクマのぬいぐるみを見つけます。
  ちょっと待て。「99% off」とあったぞ。という事は、お値段99%引きって事だよな? そういうの売って、店の利益は大丈夫か?(笑)
 みれぃは、そのぬいぐるみを手に取ると、その柔らかさに気に入ります。店員も、綿が詰まったギュウギュウのぬいぐるみよりも、こういうクタクタなものが人気だと推します。だったら、なおさら、99%オフで売らない方がいいのでは?(笑)
「そっか。ぬいぐるみでも、硬いのは癒されないんだね。クマの言いたかった事、なんか分かったよ。これ、買います!」

 その後に行われたライブで、みれぃは初めて優勝します。キャッチフレーズである「ポップ、ステップ、げっちゅー!」も、ここで披露されました。
 クマも、みれぃの輝いている姿に喜びますが、すぐに、2人のめが姉ぇに連行されます。
「あなたがマネージャー予備軍にいた2年間、一度もスカウトに成功した事がなく、誰のマネージャにもなれませんでした。よって、ポンコツと診断され、本日、『マスコットの墓場』行きを決行します」。
 このめが姉ぇ、怖過ぎるんですけど・・・。このシーンを見て、めが姉ぇを「カイジ」の黒服、「マスコットの墓場」を「地下強制労働施設」だと思った人は、私だけではないはずっ・・・!(「カイジ」っぽく書いてみました(笑))
 しかし、その時、みれぃが声をかけました。
「待って! 私のマネージャーをどこに連れて行くぷり?」
  こうして、「マスコットの墓場」行きは免れました。

 回想は、これで終了。噴水で、みれぃ、そふぃと合流します。らぁらは、みれぃもいいとこあると感心します。
「まあ・・・、未来あるアイドルがスケジュール管理までするのも大変だし、仕方なくクマを雇っただけぷり。」
「まーた、そんなもう! みれぃをここまで大きくしてやったのは、このクマクマ! 感謝が足りないクマ!」
「それは、こっちの言うセリフぷり!」
「こっちクマ!」
「クマクマうるさいぷり!」
「ぷりぷりうるさいクマ!」
 らぁらは、みれぃとクマを、ケンカするほど仲がいいと感心します。
 とはいえ、プリパスはまだ見つかっておらず、ライブまで残り5分と迫っていました。みれぃは、自分だけサイリウムコーデなしも、棄権も、嫌だと感じています。

 その時、花屋の店員めが姉ぇが、注文していたフラワーアレンジメントを持ってきて現れました。
 このフラワーアレンジメントは、クマが頼んでおいたもの。楽屋に届けるつもりでしたが、誰もいなかったので、直接届けに来ました。
 また、プリパスも渡します。花屋に忘れていました。
 みれぃのプリパスが戻って、一安心。それと同時に、らぁらは、花の中にあったカードを手にします。
 カードには、みれぃのプリパラデビュー1周年を祝うメッセージが書かれていました。クマは、ライブ直前にカッコ良く渡すつもりでしたが、失敗しました。
 ライブの時間が迫っていますので、エントリーに向かいます。
「クマ! 本当にダメダメなマネージャーね。本番前のアイドルを泣かせて、どうするぷり・・・。今日のライブは、クマへプレゼントするぷり! まばたき禁止ぷり!」

 そして、ライブスタート。
 コーデは、16話と同じく、「カエルちゃんコーデ」。曲は、「Pretty Prism Paradise!!!」。
 メイキングドラマは「実りのオータムスイーツ」。「もぎたてスイーツパーク」の秋バージョンってやつですね。

 ライブが終わり、らぁら達は、みれぃのプリパラデビュー1周年パーティをしました。
 らぁらは、みれぃとクマの出会いがなければ、SoLaMi SMILEの結成はなかったと言い、そふぃも、良い出会いは大事だと合わせます。
 そして、SoLaMi SMILEのキラキラな未来を祝って、乾杯します。

 一方、その頃、Dressing Pafeの3人は、らぁらの両親が営んでいる店「パパのパスタ」でスイーツを食べていました。
 ドロシーは、敵の偵察も兼ねて、こういうところで作戦会議するのもアリだと思って、この店に来ていました。
 しかし、校長が店にやって来たのを見て、隠れます。中等部の生徒のプリパラは禁止されていないものの、面倒事は避けたいのと、あまりの気迫に隠れました。

 校長は、らぁらの母に、らぁらはプリパラに行ってるんじゃないかと聞きますが、らぁらからはそんな話は聞いてない、と答えます。「らぁらからは」という事は、妹ののんから、らぁらがプリパラに行っている事を聞いた可能性はあるのかも?
 それでも、校長は、親に秘密にしている可能性もあると疑いますが、
「でも、プリパラって、そんなに悪い所なんでしょうか? 女の子なら、誰でもああいう世界に憧れるものでしょ?」
と、らぁらの母は返します。
 しかし、この答えに対し、校長は、プリパラなんて考えただけでもおぞましいと強調し、店を出ます。ドロシー達も、何事もなくて良かったと安心します。
 今回は、これで終了です。


次回:「パスタVS忍者!」
 商店街に新しいお好み焼き屋さんができました。そこは、ドロシーとレオナの両親が営む店。同じ飲食店の「パパのパスタ」がピンチだと、らぁらは感じます。
 ドロシーは、ライブだけでなく、お店対決でも勝つと意気込みます。勝負の行方は?
 っていうか、「忍者」って、何だよ。5話の「ワニ」のような、笑わせ要素として出てくるんですかね?


【まとめ】
 やっぱり、みれぃとクマは良いコンビですね。
 前話まで、似た者同士だな、と思わせる描写はいくつもありましたが、今話を見た感じでは、お互いの穴を埋め合っているように思えて、良かったです。クマは、みれぃの固過ぎる考えをいい感じに解していましたし、みれぃは、クマのドジの多さを真面目な性格でフォローしているように思いました。
 みれぃもクマも、お互いがいて、大きくなったようなものですが、お互いがいなければ、今の自分達はプリパラにいないのも事実でしょう。みれぃがいなければ、クマは「マスコットの墓場」に行っていましたし、みれぃもクマと会えなければ、神アイドルになる事を諦めていたかもしれません。
 お互いに言い合う事は多々あるものの、2人3脚でここまで歩み続けて、今もプリパラで夢を追いかけられるのは良い事ですよね。特に、みれぃは、6話でも触れられていたように、家に友達を連れてきた事がないくらいですので、パートナーの存在はすごく大事でしょう。 
 今話のタイトルの通り、みれぃとクマの出会いは運命的だったと思います。みれぃとクマの良きコンビネーションに、これからも注目していきたいものです。

 そんな良い話だったのに、校長の相変わらずのプリパラへの嫌悪感をラストに出したのは、どういう事なのか? 何か重大なストーリーが進む前触れなのでしょうか?
 このアニメは全38話らしく、本当にそうであれば、次回から後半となりますので、そろそろ、校長がプリパラを嫌う理由について明かされてもいい頃なのかもしれません。
 校長がプリパラを認める日は来るのか? それとも、先に、らぁらがプリパラへ行けなくされてしまうのか? 目が離せなくなってきました。
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