今話の名セリフ:「テアティーヌへ。私を、のどか達のいる地球に誕生させていただき、ありがとうございます。」(風鈴アスミ)
「ヒーリングっど♡プリキュア」第26話「びっくり! アスミのラテ日記」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、バス停でひなたの到着を待つのどか達。そのひなたは・・・、
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『わー!』
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「もう! ひなた! ニャトラン!」
「ビックリしたラビ・・・。」
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「サプライズ! サプライズ!」
「まあ。お二人とも遅かったですね。」
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「何でアスミン驚かないの?」
「驚きましたよ。」
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「全然分かんないし!」
「のどか達くらいビックリしてくんないと、驚かしがいないんだよな・・・。」
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「そうなのですね。私もそれくらいビックリしてみたいですね。」
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まあ、こちとら、キミの常識外な行動にビックリさせられてばかりだけどな。今後も、そういうのがどれだけ見られるのか、少しばかり楽しみだったりします。(笑)
~ Aパート ~
それから後日、のどかは、アサガオの観察日記をつけていました。
最初に蒔いたアサガオはもう枯れてしまったが、種が取れるようになったとか。ラビリンは、月日が経つのはあっという間だと言うとともに、パートナーを見つけるためにヒーリングガーデンを出る前の事を思い出します。
それを聞いたアスミはラビリンに、どうしてのどかをパートナーに選んだのかを聞きましたが、のどかは学校に用事があるようで、家を出ました。
その後、ラビリンは、のどかとの初めての出会いや、のどかがプリキュアになった事を振り返りました。
ラビリンも何か用事があるようで、アスミに留守番を任せます。
「絶対お家にいるラビよ・・・。」
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ラビリン。そう言うのは逆効果だと思うぞ? 「押すなよ! 絶対押すなよ!」と似たようなもんやで?(笑)
残されたアスミは、ラテの成長日記を書こうと思い付きました。そうなると、アスミが生まれる前のラテの事を知る必要があり、ちゆ達に話を聞くために出かけようと考えます。
ですが、ラテにとっては、都合が悪い模様。そこで、ラテは、一緒に遊ぼうとフラワーメロディーベルを持ち出してきましたが、アスミは、お散歩がてら皆に会い行こうと考え、無意味に終わってしまいました。
それから少しして・・・、
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「ペギタン、何をしているのです?」
「た、竹を運んでただけで、別に怪しい事は何も・・・。」
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そう言っちゃうと、何か怪しい事をしているんじゃないかと勘付かれると思うよ? こういうちょっと不器用なペギタン、可愛いなあ。(笑)
その後、アスミはペギタンに、ちゆとペギタンの出会いがどうだったのかを聞き、ペギタンは、その事を話しました。
ペギタンが語った後、アスミは、ちゆにも話を聞こうと考えますが、ちゆの家に行くのはダメだとペギタンは言って、ひなたの家に行くよう勧めました。
しばらくして、ひなたの家に着いたアスミですが、ちょうどひなたが急いでどこかに出かけました。
ニャトランは、ひなたはいつもバタバタしていると言うと、アスミは、ひなたとニャトランが出会った時からそうだったのか聞きました。そして、ニャトランは、ひなたとの初めての出会いを振り返ります。
ニャトランも用事があるようで、ある程度語ったら、アスミの元を離れました。
その後、アスミは、ひなたの家のカフェで休憩。姉・めいから、花火大会がある事を聞きました。
~ Bパート ~
花火大会と聞いて、花火とは一体どのようなものなのかと考えるアスミ。
そんな中、近くには、浴衣姿の人が。
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彼女達も花火大会の事を話しており、アスミも楽しそうだと感じます。
その直後、ちゆがアスミの姿を見かけました。
「アスミ!? おかしいわね・・・。家にいるはずじゃ?」
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ちょっ。ちゆの表情がまたすごい事に・・・。美人の部類に入るキャラに対して、こうも多くギャグ顔にしてくるのは、ご飯が進んでおいしいです。(他に言い方ないのか(笑))
アスミは、ちゆにも、ラテの成長日記をつけている事を話しました。ちゆも、ペギタンもその事を言っていたと話します。
そのペギタンは、別の準備があり、ちゆとは別行動。別行動といえば、のどか達と水族館に出かけた時に迷子になった事もあり、あのおかげで、ひなたと仲良くなれたと、ちゆは振り返ります。
そして、3人で力を合わせるうちに自然と距離が縮まったとも言い、アスミの元を離れました。
それから少しして、アスミは、ひなたを発見。ひなたは、何をしているのか疑われますが、何とか隠して、ラテの成長日記について話題を振りました。
ひなたが語ったのは、プリキュアをやめようと思った事について。3人のコラボ技についても話しました。
「3人のコラボ技・・・。何だかうらやましいです・・・。」
「うらやましいって、またまた! アスミンは1人でも十分強いっしょ?」
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「1人でも・・・?」
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直後、ひなたのスマホに着信音が。ひなたは用事のため、アスミの元を離れました。
「1人でも・・・。」
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しばらくして、アスミは、すこやか中学校に。そこで、のどかと会いました。
アスミが、3人のコラボ技・ヒーリングオアシスの事を話すと、のどかは、ヒーリングオアシスで初めてメガビョーゲンを浄化した時の事を思い出しました。
「私も、皆さんと一緒にお手当てしたいです・・・。」
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「ん? アスミちゃんも、みんなと一緒にお手当てしてるよ?」
「私も、そう思っていたのですが、どうしてだか、今日はそう思えず・・・。」
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のどかは、何があったのか心配しますが、直後、男子生徒が、のどかに声をかけてきました。
彼は花火大会の事を話そうとしますが、アスミがいるこの場では、その話は良くない模様。それを見たアスミは、学校を離れました。
そして、アスミは家に戻りました。ラテの成長日記も、いい感じに埋まっています。
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また、アスミは、自分が生まれたきっかけについて振り返りました。ラテがパートナーとなった事も。
「私はラテをお守りするために生まれました。私はラテがいれば、それで十分なのです・・・。」
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「すみません・・・。私、本当は、のどか達と一緒に花火大会に行きたかったのです・・・。」
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その直後、のどかがアスミの部屋に入ってきました。アスミは寂しさのあまり、身体が透明に。
のどかは、アスミをどこかへ連れていきました。場所を知らせるのは良くないのか、アスミには目を閉じさせて、手を引いて連れていきます。
そして、着いた先は・・・、
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『サプラーイズ!』
「皆さん!?」
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「あれは!?」
「やったー! アスミンが驚いた!」
「え・・・。」
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「アスミちゃんを驚かせるために、みんなでコッソリ準備してたんだよ!」
「驚いてみたいって言ってたでしょ?」
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「そういう事でしたか!」
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「ラテもアスミちゃんを引き留めようとしたんだけどね・・・。」
「まあ、ラテも知っていたのですか?」
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「オレ達も流しそうめんの組み立てに苦労したんだぜ!」
「ラビリン達の力作ラビ!」
「竹を集めるのは大変だったペエ!」
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「本番はこれからよ!」
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「それじゃ、流すペエ!」
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「これが流しそうめん?」
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「こうして食べるのよ!」
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このラテの花火は、さっきの男子生徒の父親が花火師という事で、特別に作ってもらったそうです。
「どう? アスミちゃん? 沢山ビックリできた?」
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「ええ! 私、ビックリが大好きになりそうです!」
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「テアティーヌへ。私を、のどか達のいる地球に誕生させていただき、ありがとうございます。」
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今回は、これで終了です。
次回:「気球よ飛んで! アスミとラテの熱い想い」
のどかの父・たけしは、学生の頃に気球のサークルに入っていて、今日はその後輩達が大会に出るとの事で、皆で応援しに行きました。
しかし、最初の競技では上手く風に乗れず失敗。午後の部で巻き返そうと話していたら、風を読むのが上手なメンバーの具合が悪くなり、参加できない事態に。
のどか達のまわりで一番風を分かっているのはアスミですが・・・。
【まとめ】 ※今回も、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
宿題でアサガオの観察日記をつけているのどかを見て、アスミはラテの成長日記をつけようと考え、自分が生まれる前のことを教えてもらおうと、のどか達に話を聞こうとするものの、のどか達の忙しそうな雰囲気に寂しく感じてしまいましたが、アスミを驚かそうと内緒で用意していた流しそうめんや浴衣や花火で楽しい夜を過ごしました。
という事で、今話は、のどか達メインキャラとヒーリングアニマル達との初めての出会いなどを振り返る総集編といった感じでしょう。これまでの出来事が回想シーンとして多く流れていましたし。
ついでに、今回の話は、プリキュア公式Youtubeチャンネルで期間限定配信されているあたりも、総集編的な立ち位置を強めているでしょう。配信期間は10月30日まで。そして、この日は「ミラクルリープ」の公開日前日です。
前々作、前作は見たけど、今作は見てないとか、長期休止期間で見なくなったという子達もいるでしょう。そういう子達に、「この動画を見て、今のプリキュアを知って、『ミラクルリープ』を楽しもう!」と伝えているように感じました。まあ、そうは言っても、アスミは「ミラクルリープ」に出ないと思いますが・・・。(汗)
また、今話は、戦闘シーンなしという、超異例の展開にもなりました。累計話数800を超えるプリキュアシリーズでは初めての事じゃないのでしょうか。
かといって、変身後の姿がまったくないという訳ではなく、回想シーンで、変身シーンと技シーンが流れていました。変身後の姿を見せるのは、あれでノルマ達成といったところですかね。
とはいえ、戦闘シーンがまったくなかったのは、「『プリキュア』は、可愛いコスチュームをまとった中学生くらいの女の子が、悪者と戦ってナンボ」と思っている方々にとっては、大きな不満を感じたかもしれませんね。まあ、私は、プリキュアとしての戦い様よりも、メインキャラ達の成長を第一に見ていますので、今話のような戦闘シーンがない回も悪くないと思っていますが。
それに、「なかよし」に掲載されている漫画版は、メインキャラ達の日常を描く事が主体であり、戦闘シーンがない話は、ざらです。そのため、漫画版に慣れれば、今回のような展開も受け入れられるでしょう。まあ、そうは言っても、「漫画は漫画、アニメはアニメ」と割り切る方が多いのかもしれませんが。
ですが、このアニメのメイン視聴層は女の子達。その大半が今回の話を面白く受け止めていれば、大人視聴者がどうこう言おうと成功なのかな、と思います。
今回は総集編的な話でしたが、見所がまったくなかった訳ではなく、Bパート終わりの方では、メインキャラ達の浴衣姿が出てきました。
今作も皆、浴衣姿がよく似合ってますね。普段と違う髪型も良いところ。全員、色違いの花飾りを着けているのもポイントですね。
浴衣姿が出ていた時間は1分もありませんでしたが、今は9月下旬と時季外れですし、仕方のないところでしょう。4月後半に放送休止が決まった時に、浴衣回がなくなる事は覚悟していましたので、短い時間とはいえ浴衣姿を描いてくれただけでも御の字だと思っています。
他にも、「1人」と「みんな」の対比も見所だったと感じています。ひなたから1人でも十分強いと言われた時に疑問を抱き、皆と一緒にお手当てしたいとか、のどか達と一緒に花火大会に行きたかったと言っていたあたり、「1人」でいる事に「怖れ」を感じ、「みんな」をより強く求めるようになったんじゃないかと思いますね。
アスミは、プリキュアになれば、他3人と比べてかなりの強さを発揮し、メガパーツにより強化されたメガビョーゲンに対しても遅れをとる事はありません。ひなたが言う「1人でも十分強い」とは、そういう事でしょう。
また、アスミは、ラテを守れればそれで十分だと考え、生まれたばかりの頃は、「1人」や「みんな」を意識しなかったでしょう。今は、のどかと一緒に住んでいる身ですが、常識にこだわらなければ別に1人で過ごす事だってできますし、それで最後まで押し通す事もできます。特に、前作のユニは、故郷の星が戻るまではずっとそうでした。
だけど、のどか達と一緒に行動したり、多くの見知らぬ人達と会ったりするうちに、色んな事を学ぶのが楽しくなったのでしょう。そして、「みんな」の存在を必要とし、「1人」だけになる事が「怖さ」になったように思いますね。
皆と一緒にお手当てしたいというのも、単純に4人でメガビョーゲンを相手して浄化するというものではなく、4人で心を通わせて、気持ちを1つにし、それこそ合体技で浄化できるほどにまでなりたいという事なのでしょう。
じゃあ、「怖さ」ができたから弱くなったのか、と言われたら、そうではないでしょう。人は決して1人の力だけでは生きられないと思うと、良い傾向だと思います。
それに、プリキュアになればかなりの強さを発揮するアスミですが、敵側は、メガビョーゲンを強化させるメガパーツをいくらでも採取できる上、メガビョーゲン自体も時間が経てば経つほど強くなります。敵側は、無限的な強さを持っていると言っても過言ではないでしょう。
そう考えると、アスミ1人だけでラテを守り続けるのは難しい話であり、のどか達「みんな」を求めるのは、良い事のように思いますね。
4人の合体技については、例年通りであれば、30話あたりで初お披露目となるでしょう。となると、10月か11月上旬に出てきそうな気がします。
関連玩具は1週間足らずで発売を迎えますが、合体技が出るまでに、アスミがのどか達とどう絆を深めていくか、しっかり見ていきたいところですね。
さて、今話は26話目。今作が50話完結なのであれば、今話は後半最初の回となります。1話少ない49話だとしても、後半が始まったばかりです。
そう考えると、このタイミングで総集編的な話を入れてきたのは、前話までを今作前半と位置付け、前半のメインどころを振り返って後半を楽しもうという意図があるのかもしれません。放送休止期間分、最終話放映日も延ばすように思え、来年3月が最終回になるんじゃないのでしょうか。
今話の浴衣姿についても、本来であれば7月か8月に出すものを、放送休止期間分後ろ倒しにした感があります。となれば、大きなお友達待望の(笑)水着姿も、来月に出たりするのかも? まあ、出たとしても、季節外れである事から、短時間しか映さないと思いますが。
もしかしたら、例年通りの来年1月完結なのかもしれませんが、そうだとしても、次回以降も引き続き、のどか達の変化や成長にしっかり注目していきたいもの。今後も、目の前の1話を精一杯楽しみたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「ヒーリングっど♡プリキュア」第26話「びっくり! アスミのラテ日記」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、バス停でひなたの到着を待つのどか達。そのひなたは・・・、

『わー!』


「もう! ひなた! ニャトラン!」
「ビックリしたラビ・・・。」

「サプライズ! サプライズ!」
「まあ。お二人とも遅かったですね。」

「何でアスミン驚かないの?」
「驚きましたよ。」

「全然分かんないし!」
「のどか達くらいビックリしてくんないと、驚かしがいないんだよな・・・。」


「そうなのですね。私もそれくらいビックリしてみたいですね。」

まあ、こちとら、キミの常識外な行動にビックリさせられてばかりだけどな。今後も、そういうのがどれだけ見られるのか、少しばかり楽しみだったりします。(笑)
~ Aパート ~
それから後日、のどかは、アサガオの観察日記をつけていました。
最初に蒔いたアサガオはもう枯れてしまったが、種が取れるようになったとか。ラビリンは、月日が経つのはあっという間だと言うとともに、パートナーを見つけるためにヒーリングガーデンを出る前の事を思い出します。
それを聞いたアスミはラビリンに、どうしてのどかをパートナーに選んだのかを聞きましたが、のどかは学校に用事があるようで、家を出ました。
その後、ラビリンは、のどかとの初めての出会いや、のどかがプリキュアになった事を振り返りました。
ラビリンも何か用事があるようで、アスミに留守番を任せます。
「絶対お家にいるラビよ・・・。」

ラビリン。そう言うのは逆効果だと思うぞ? 「押すなよ! 絶対押すなよ!」と似たようなもんやで?(笑)
残されたアスミは、ラテの成長日記を書こうと思い付きました。そうなると、アスミが生まれる前のラテの事を知る必要があり、ちゆ達に話を聞くために出かけようと考えます。
ですが、ラテにとっては、都合が悪い模様。そこで、ラテは、一緒に遊ぼうとフラワーメロディーベルを持ち出してきましたが、アスミは、お散歩がてら皆に会い行こうと考え、無意味に終わってしまいました。
それから少しして・・・、




「ペギタン、何をしているのです?」
「た、竹を運んでただけで、別に怪しい事は何も・・・。」


そう言っちゃうと、何か怪しい事をしているんじゃないかと勘付かれると思うよ? こういうちょっと不器用なペギタン、可愛いなあ。(笑)
その後、アスミはペギタンに、ちゆとペギタンの出会いがどうだったのかを聞き、ペギタンは、その事を話しました。
ペギタンが語った後、アスミは、ちゆにも話を聞こうと考えますが、ちゆの家に行くのはダメだとペギタンは言って、ひなたの家に行くよう勧めました。
しばらくして、ひなたの家に着いたアスミですが、ちょうどひなたが急いでどこかに出かけました。
ニャトランは、ひなたはいつもバタバタしていると言うと、アスミは、ひなたとニャトランが出会った時からそうだったのか聞きました。そして、ニャトランは、ひなたとの初めての出会いを振り返ります。
ニャトランも用事があるようで、ある程度語ったら、アスミの元を離れました。
その後、アスミは、ひなたの家のカフェで休憩。姉・めいから、花火大会がある事を聞きました。
~ Bパート ~
花火大会と聞いて、花火とは一体どのようなものなのかと考えるアスミ。
そんな中、近くには、浴衣姿の人が。

彼女達も花火大会の事を話しており、アスミも楽しそうだと感じます。
その直後、ちゆがアスミの姿を見かけました。
「アスミ!? おかしいわね・・・。家にいるはずじゃ?」


ちょっ。ちゆの表情がまたすごい事に・・・。美人の部類に入るキャラに対して、こうも多くギャグ顔にしてくるのは、ご飯が進んでおいしいです。(他に言い方ないのか(笑))
アスミは、ちゆにも、ラテの成長日記をつけている事を話しました。ちゆも、ペギタンもその事を言っていたと話します。
そのペギタンは、別の準備があり、ちゆとは別行動。別行動といえば、のどか達と水族館に出かけた時に迷子になった事もあり、あのおかげで、ひなたと仲良くなれたと、ちゆは振り返ります。
そして、3人で力を合わせるうちに自然と距離が縮まったとも言い、アスミの元を離れました。
それから少しして、アスミは、ひなたを発見。ひなたは、何をしているのか疑われますが、何とか隠して、ラテの成長日記について話題を振りました。
ひなたが語ったのは、プリキュアをやめようと思った事について。3人のコラボ技についても話しました。
「3人のコラボ技・・・。何だかうらやましいです・・・。」
「うらやましいって、またまた! アスミンは1人でも十分強いっしょ?」


「1人でも・・・?」

直後、ひなたのスマホに着信音が。ひなたは用事のため、アスミの元を離れました。
「1人でも・・・。」

しばらくして、アスミは、すこやか中学校に。そこで、のどかと会いました。
アスミが、3人のコラボ技・ヒーリングオアシスの事を話すと、のどかは、ヒーリングオアシスで初めてメガビョーゲンを浄化した時の事を思い出しました。
「私も、皆さんと一緒にお手当てしたいです・・・。」

「ん? アスミちゃんも、みんなと一緒にお手当てしてるよ?」
「私も、そう思っていたのですが、どうしてだか、今日はそう思えず・・・。」


のどかは、何があったのか心配しますが、直後、男子生徒が、のどかに声をかけてきました。
彼は花火大会の事を話そうとしますが、アスミがいるこの場では、その話は良くない模様。それを見たアスミは、学校を離れました。
そして、アスミは家に戻りました。ラテの成長日記も、いい感じに埋まっています。

また、アスミは、自分が生まれたきっかけについて振り返りました。ラテがパートナーとなった事も。
「私はラテをお守りするために生まれました。私はラテがいれば、それで十分なのです・・・。」


「すみません・・・。私、本当は、のどか達と一緒に花火大会に行きたかったのです・・・。」


その直後、のどかがアスミの部屋に入ってきました。アスミは寂しさのあまり、身体が透明に。
のどかは、アスミをどこかへ連れていきました。場所を知らせるのは良くないのか、アスミには目を閉じさせて、手を引いて連れていきます。
そして、着いた先は・・・、

『サプラーイズ!』
「皆さん!?」



「あれは!?」
「やったー! アスミンが驚いた!」
「え・・・。」


「アスミちゃんを驚かせるために、みんなでコッソリ準備してたんだよ!」
「驚いてみたいって言ってたでしょ?」


「そういう事でしたか!」

「ラテもアスミちゃんを引き留めようとしたんだけどね・・・。」
「まあ、ラテも知っていたのですか?」


「オレ達も流しそうめんの組み立てに苦労したんだぜ!」
「ラビリン達の力作ラビ!」
「竹を集めるのは大変だったペエ!」

「本番はこれからよ!」



「それじゃ、流すペエ!」

「これが流しそうめん?」




「こうして食べるのよ!」



このラテの花火は、さっきの男子生徒の父親が花火師という事で、特別に作ってもらったそうです。
「どう? アスミちゃん? 沢山ビックリできた?」


「ええ! 私、ビックリが大好きになりそうです!」




「テアティーヌへ。私を、のどか達のいる地球に誕生させていただき、ありがとうございます。」

今回は、これで終了です。
次回:「気球よ飛んで! アスミとラテの熱い想い」
のどかの父・たけしは、学生の頃に気球のサークルに入っていて、今日はその後輩達が大会に出るとの事で、皆で応援しに行きました。
しかし、最初の競技では上手く風に乗れず失敗。午後の部で巻き返そうと話していたら、風を読むのが上手なメンバーの具合が悪くなり、参加できない事態に。
のどか達のまわりで一番風を分かっているのはアスミですが・・・。
【まとめ】 ※今回も、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
宿題でアサガオの観察日記をつけているのどかを見て、アスミはラテの成長日記をつけようと考え、自分が生まれる前のことを教えてもらおうと、のどか達に話を聞こうとするものの、のどか達の忙しそうな雰囲気に寂しく感じてしまいましたが、アスミを驚かそうと内緒で用意していた流しそうめんや浴衣や花火で楽しい夜を過ごしました。
という事で、今話は、のどか達メインキャラとヒーリングアニマル達との初めての出会いなどを振り返る総集編といった感じでしょう。これまでの出来事が回想シーンとして多く流れていましたし。
ついでに、今回の話は、プリキュア公式Youtubeチャンネルで期間限定配信されているあたりも、総集編的な立ち位置を強めているでしょう。配信期間は10月30日まで。そして、この日は「ミラクルリープ」の公開日前日です。
前々作、前作は見たけど、今作は見てないとか、長期休止期間で見なくなったという子達もいるでしょう。そういう子達に、「この動画を見て、今のプリキュアを知って、『ミラクルリープ』を楽しもう!」と伝えているように感じました。まあ、そうは言っても、アスミは「ミラクルリープ」に出ないと思いますが・・・。(汗)
また、今話は、戦闘シーンなしという、超異例の展開にもなりました。累計話数800を超えるプリキュアシリーズでは初めての事じゃないのでしょうか。
かといって、変身後の姿がまったくないという訳ではなく、回想シーンで、変身シーンと技シーンが流れていました。変身後の姿を見せるのは、あれでノルマ達成といったところですかね。
とはいえ、戦闘シーンがまったくなかったのは、「『プリキュア』は、可愛いコスチュームをまとった中学生くらいの女の子が、悪者と戦ってナンボ」と思っている方々にとっては、大きな不満を感じたかもしれませんね。まあ、私は、プリキュアとしての戦い様よりも、メインキャラ達の成長を第一に見ていますので、今話のような戦闘シーンがない回も悪くないと思っていますが。
それに、「なかよし」に掲載されている漫画版は、メインキャラ達の日常を描く事が主体であり、戦闘シーンがない話は、ざらです。そのため、漫画版に慣れれば、今回のような展開も受け入れられるでしょう。まあ、そうは言っても、「漫画は漫画、アニメはアニメ」と割り切る方が多いのかもしれませんが。
ですが、このアニメのメイン視聴層は女の子達。その大半が今回の話を面白く受け止めていれば、大人視聴者がどうこう言おうと成功なのかな、と思います。
今回は総集編的な話でしたが、見所がまったくなかった訳ではなく、Bパート終わりの方では、メインキャラ達の浴衣姿が出てきました。
今作も皆、浴衣姿がよく似合ってますね。普段と違う髪型も良いところ。全員、色違いの花飾りを着けているのもポイントですね。
浴衣姿が出ていた時間は1分もありませんでしたが、今は9月下旬と時季外れですし、仕方のないところでしょう。4月後半に放送休止が決まった時に、浴衣回がなくなる事は覚悟していましたので、短い時間とはいえ浴衣姿を描いてくれただけでも御の字だと思っています。
他にも、「1人」と「みんな」の対比も見所だったと感じています。ひなたから1人でも十分強いと言われた時に疑問を抱き、皆と一緒にお手当てしたいとか、のどか達と一緒に花火大会に行きたかったと言っていたあたり、「1人」でいる事に「怖れ」を感じ、「みんな」をより強く求めるようになったんじゃないかと思いますね。
アスミは、プリキュアになれば、他3人と比べてかなりの強さを発揮し、メガパーツにより強化されたメガビョーゲンに対しても遅れをとる事はありません。ひなたが言う「1人でも十分強い」とは、そういう事でしょう。
また、アスミは、ラテを守れればそれで十分だと考え、生まれたばかりの頃は、「1人」や「みんな」を意識しなかったでしょう。今は、のどかと一緒に住んでいる身ですが、常識にこだわらなければ別に1人で過ごす事だってできますし、それで最後まで押し通す事もできます。特に、前作のユニは、故郷の星が戻るまではずっとそうでした。
だけど、のどか達と一緒に行動したり、多くの見知らぬ人達と会ったりするうちに、色んな事を学ぶのが楽しくなったのでしょう。そして、「みんな」の存在を必要とし、「1人」だけになる事が「怖さ」になったように思いますね。
皆と一緒にお手当てしたいというのも、単純に4人でメガビョーゲンを相手して浄化するというものではなく、4人で心を通わせて、気持ちを1つにし、それこそ合体技で浄化できるほどにまでなりたいという事なのでしょう。
じゃあ、「怖さ」ができたから弱くなったのか、と言われたら、そうではないでしょう。人は決して1人の力だけでは生きられないと思うと、良い傾向だと思います。
それに、プリキュアになればかなりの強さを発揮するアスミですが、敵側は、メガビョーゲンを強化させるメガパーツをいくらでも採取できる上、メガビョーゲン自体も時間が経てば経つほど強くなります。敵側は、無限的な強さを持っていると言っても過言ではないでしょう。
そう考えると、アスミ1人だけでラテを守り続けるのは難しい話であり、のどか達「みんな」を求めるのは、良い事のように思いますね。
4人の合体技については、例年通りであれば、30話あたりで初お披露目となるでしょう。となると、10月か11月上旬に出てきそうな気がします。
関連玩具は1週間足らずで発売を迎えますが、合体技が出るまでに、アスミがのどか達とどう絆を深めていくか、しっかり見ていきたいところですね。
さて、今話は26話目。今作が50話完結なのであれば、今話は後半最初の回となります。1話少ない49話だとしても、後半が始まったばかりです。
そう考えると、このタイミングで総集編的な話を入れてきたのは、前話までを今作前半と位置付け、前半のメインどころを振り返って後半を楽しもうという意図があるのかもしれません。放送休止期間分、最終話放映日も延ばすように思え、来年3月が最終回になるんじゃないのでしょうか。
今話の浴衣姿についても、本来であれば7月か8月に出すものを、放送休止期間分後ろ倒しにした感があります。となれば、大きなお友達待望の(笑)水着姿も、来月に出たりするのかも? まあ、出たとしても、季節外れである事から、短時間しか映さないと思いますが。
もしかしたら、例年通りの来年1月完結なのかもしれませんが、そうだとしても、次回以降も引き続き、のどか達の変化や成長にしっかり注目していきたいもの。今後も、目の前の1話を精一杯楽しみたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。