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ドキドキ!プリキュア 第26話感想

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 「ドキドキ! プリキュア」第26話「ホントの気持ちは? 六花またまた悩む!」の感想です。


オープニング前。
 「あたしの夢は総理大臣です! そして、みんなの笑顔を守ります!」
と、学校の授業で、自分の将来の夢を発表するマナ。
 一方、六花の将来の夢は医者。しかし、医者を目指している理由について疑問を感じています。
 それにしても、マナは総理大臣になりたいのか。壮大な夢ですし、実際になったら、面白いかも。しかし、国会議員でないと選べないのがなあ・・・。選挙で選べる、都道府県知事や市町村長とかなら良いのですが・・・。もしかしたら、マナの住む国はアメリカ大統領みたく、国民投票で首相を選べるのかも!? 「どちらにせよ、住む世界が違うんだから、議論するのは無意味だろ?」とか、現実的なツッコミはクシャポイしておきます。(笑)


Aパート。
 茶店であんみつを食べるマナ、六花、ありす、真琴。ここでも、六花は、医者を目指す理由について疑問を感じています。母が医者であり、それに憧れているのはありますが。
「それはつまり、本当の気持ちではなかったという事ですね。」
と言う亜久里。彼女は店内にいました。以前から、この店のあんみつが気に入っていたようで、通い詰めていたようです。

 そして、この恍惚の表情。っていうか、デコ光らせんな。そして、約7秒後には、デコ強調してるんじゃないか、と思わせる、下の画像。

これは、何だ、「アイドルマスター」の伊織を意識してるのか? 中の人的に。(笑)
「ねえ、本当の気持ちじゃないって、どういう事?」
「その答えは、自分で探すものじゃなくて? どうも、あなたは心が揺らいでいるようね。ならば、ちょうどいい機会です。自分の本当の気持ちについて、とことん悩んでみては、いかがですか?」
そう言って、亜久里は4人と別れます。

 夕方、マナと六花はエースの事について語っていました。
 少しして、六花は、父が3か月ぶりに帰ってきて、母も帰りが早いらしく、久しぶりに一家団欒できる事を楽しみにしていました。
 そして、六花もマナと別れ、家に向かいます。

 敵のアジト。イーラはリーヴァとグーラに遊ばれます。
 アジトを出て、海に出たイーラ。すぐさま、雷に打たれ、海中に落ちます。

 夜、六花の家。急患が入ったのか、母は帰れなくなったようです。父も飛行機の欠航で帰れなくなったようです。という事で、一家団欒はお預けに。
 六花はいつもの事だと、気にしてないように言いますが、ラケルは、本当は寂しいんじゃないか、と六花を気にしているような表情。
 六花は、そんなラケルの耳をくすぐり、明日はデートしよう、と言います。

 翌日、六花とラケルは自転車で海に行きました。どうでもいいですが、2日続けて、同じ服なんだな。たぶん、同じ服が何着もあるんでしょうけど、それでもバリエーションつけてほしいな、なんて思います。私だけですかね?(笑)
 海に来た理由は、これといってないようです。そして、
「風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ 砕けてものを 思ふころかな」
と、百人一首の歌を言います。ちなみに、現代語訳すると、
「風が激しくて、岩に打ち当たる波が自分だけ砕け散るように、私だけが心も砕けんばかりに物事を思い悩んでいるこの頃だなあ。」
 まさしく、今の六花がそんな感じですね。
「やっぱりママに憧れてただけだったのかな? 思えばプリキュアになったのも、生徒会に入ったのも、マナと一緒ならって思ったからだし。結局、私って、いつも誰かに憧れているだけなのかも。それじゃ、私自身の気持ちは一体どこにあるんだろう? 私はどうしたいのかな?」
「それは、きっと六花にしか分からないケル。」
「そうね・・・。」
 その直後、浜辺に人が倒れているのを見つけます。
 それは、昨夜雷に撃たれたイーラでした。ラケルは警戒しますが、六花は少し迷った末、イーラを助ける事に。簡単にではありますが、ケガの手当てをします。
 しばらくして、イーラは目を覚ましますが、
「あなたが・・・、助けてくれたんですか? ありがとうございます。それにしても、ボクは何を・・・? いや、そもそも、ボクは誰だ・・・?」
と、どうやら、記憶喪失になったようです。
 その後も手当てを続ける六花。イーラに優しいと言われて、照れます。

 いやー、これぞ「ひしかわいい」ってやつですね! こういう時によく使われるのは「りっかわいい」なんでしょうけど、あえてマイナーなところを突くのが私ですので、「ひしかわいい」にしました(笑)。それに、歳の近い男子とあまり接してないんだろうなあ、とも感じました。何にせよ、貴重なデレ六花、ありがとうございました!
 その直後、腹の虫が鳴り、六花は家に帰り、オムライスを作ります。
 オムライスをテーブルに運ぶ途中、段差につまずきますが、イーラがキャッチします。

 こんな感じでしたが。このあたりで、「ふざけんな、イーラ!」とか「俺と入れ替われや!」などと思った輩は多そうですね。(その前から続出してそうですけど&笑)
 無事で良かった、と言う六花に対し、「天使のような人だ」と言うイーラ。まったく、記憶喪失なのに、よくそんなセリフが出てくるよな。天井にカンペでも用意されてるんじゃないのか?(笑)
 その後、今の体勢にラケルがツッコみます。

 それにしても、この怒っているラケルがカワイくて良いですね!(笑)
 その後、食事となりましたが、イーラはスプーンを持つのも難しいようです。という事で、六花が食べさせる事に。

それを面白くないと感じるラケル。

 いやー、ハッハッハ! ホント、ラケルがカワイイわ! 「ケガしてるからって甘やかし過ぎケル」なんて言ってたけど、イーラにやきもち妬いてるんでしょ? 分かるよ?(笑)
 ついでに、六花とラケルって本当に似てるよな、って思いました。このやきもち妬きなところとか、下の画像の、イーラに優しいと言われて照れてたところとか。

 ラケルは六花の弟って感じで良いですよね。
 ラケルがふてくされているところに、シャルルとランスがやってきました。六花がイーラにオムライスを食べさせているところを見て、目が点になります。


Bパート。
 六花がイーラを助けた事について、他の子にも話します。ありすは、六花らしいと言いますが、真琴は警戒し、亜久里は甘いと言います。
 亜久里は続けて、イーラを助けて後に何か起きたら責任取れるのか、ケガしてようが敵である事は変わらない、と言い、変身します。しかも、ラブキッスルージュを手にします。イーラを倒す気でいます。
 六花は間に入って、やめるよう言います。ちょうどその時、雨が降り出します。
「その者の今までの行い、忘れた訳ではないでしょう?」
「もちろん憶えているわ。でも、どんな人であっても、ケガをして苦しんでいるのなら、私は助けてあげたい。でなきゃ、きっと後悔する。私は後悔したくない! 自分の思いを信じるわ!」
 ラケルも他の3人も六花をフォローします。
 ちょうどその時、グーラが現れます。エースは、六花の思いを見極めさせてもらう、と言い、その場を去ります。
 その後、マナ達も変身。イーラはマナ達が変身するのを見て、記憶が戻ろうとしています。
 プリキュア達とグーラとのバトルでも、自分の記憶が戻りつつあり、苦しむイーラ。グーラに自分の名前を呼ばれ、完全に記憶を取り戻します。
 グーラの攻撃で、イーラを巻き添えにされそうになりましたが、イーラはそれを弾いて、プリキュアを倒すのは自分の役目だと言います。
 ダイヤモンドは、イーラが記憶を取り戻した事に安心した表情で、「良かった」と言います。
「なんで怒んねーんだよ? 変なヤツ。」
「だって、嬉しいんだもん。きっとこれが、私の素直な気持ちなんだと思う。」
 直後、グーラが直接攻撃を仕掛けてきます。イーラは風を起こして、プリキュア達を吹き飛ばします。そのため、グーラの攻撃の軌道から外れる事に。
 これは意図的でしょうね。バトル後の1シーンを見た感じでも、これをきっかけに和解に繋がりそうな気がしますが、果たして?
 その後、イーラは去り、ダイヤモンドからオーラが出ます。エースも出てきます。
「見せてもらいましたわ。あなたの本当の気持ち。プリキュア5つの誓い! 一つ! プリキュアたるもの自分を信じて決して後悔しない!」
 ダイヤモンドは、エースがイーラを倒そうとした事が、自分の本当の気持ちを出させるための演技だったと気付き、礼を言います。
 その後、ダイヤモンドはグーラと対等以上に戦い、
「お行儀の悪い食いしん坊さん! このキュアダイヤモンドがあなたの頭を冷やしてあげる!」
と言います。3話以来ですね。「あなたの頭を冷やしてあげる!」というセリフ。
 その後、エースショットで、グーラを泡に閉じ込め、ダイヤモンドがダイヤモンドシャワーを放ちます。
 グーラは、頭だけ泡から出るようになり、ダイヤモンドシャワーをかき氷と思って飲み込みます。それでも構わず、技を放ち続け、どんどん飲み込ませます。
 全然効かなかったかのように思えますが、氷を食べ過ぎたために頭が痛くなりました。この痛さに耐えられず、グーラは撤退します。

 その夜、六花の両親が家に帰ってきてました。
「改めて言うのも照れくさいけど、私、夢ができたの。」
「夢って、医者じゃなかったっけ?」
「私の夢はお医者さん。ただ、今までとちょっと心構えが違うっていうか。」

 今回はこれで終了です。


次回、「バレちゃった!? キュアエースの弱点!」
 「プリキュア5つの誓い」のラストが明かされそうですね。
 あと、次回は8月に入っていますので、エンディングが変わりそうですね。
 だが、それよりも・・・、
日本の伝統美、来たぜ! イエイ!
 
 
 例年と違って、浴衣ではないですし、今作の浴衣姿はカットされそうな気がしますが、これはこれで良いでしょう。
 伝統美姿が出るのは、全話のうち2、3%ほどしかありませんが、私にとっては重要要素です! これがなければ、最後まで見る気にはなれません!
 という事で、次回は、酒を片手に伝統美姿を堪能します!


〜 まとめ 〜
 ラケルのカワイさを堪能しつつも(笑)、六花の成長が見られた回でした。

 Aパートでは、六花は、敵であるイーラを助けました。母が一家団欒よりも急患を助ける事を優先したところや、マナの誰かれ構わず愛を振り撒くところを、自分の行動に繋げた事で「いつも誰かに憧れているだけ」から抜け出せたのは良かったかな、と思います。前話までは、憧れを具体性に繋げるような描写が、これといってなかったですしね。
 それに、医者は患者を選べるような立場にはありません。患者が自分にとって気に入らない者だから助けない、となると、罪に問われます。そう考えれば、イーラを助けた事は、医者の夢に1歩近付けたのではないかと思います。
 とはいえ、今後、何かの壁にぶつかったり、他に何かやりたい事を見つけたりなどして、医者の夢を諦めるのかもしれません。たとえそうなったとしても、今回イーラを助けた事みたく、悔いなく選んだのであれば、それを支持します。24話感想でも述べましたが、プリキュア達には、後に起こりうるリスクをあれこれ考えるよりも、今に対して「悔いなき決断」を選び続けてほしい。それが私の願いです!

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