「プリパラ」第70話「プリンセス・ファルル」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、ファルルは、ヘリでパラジュクに向かっていました。今回は、58話の時と違い、ファルル単独での帰国です。
プリパスを通じて、ユニコンはファルルを娘のように心配し、ミニファルル達はファルルを応援します。
しかし、ユニコンの元にいるミニファルルが1体いません。
その足りない1体は、ガァルル。ガァルルもパラジュクに行きたいと、勝手についてきました。
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~ Aパート ~
ファルルが帰国してきた事は、ニュースにも取り挙げられました。今回は、一時帰国ではなく、長期滞在するようです。
ニュースを見たひびきは、やっとファルルに会えると心躍らせます。
一方、ファルルは、ガァルルがついて来た事をユニコンに報告していました。ユニコンは、さっさとガァルルを送り返すよう言いますが、もうすぐパラジュクに着くため、一旦ファルルは連絡を中断します。
そして、ファルルはパラジュクに着きました。58話と同じく、らぁら達6人、クマ、ウサギが出迎えます。
が、あじみが間に出てきて、このファルルは実は偽物なんじゃないかと疑い、ファルルの鼻をつまみます。
これには、ガァルルは怒り、あじみの右手を噛みます。と言っても、痛さはなく、甘噛みですが。
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その後、ファルルが帰って来た事に、パラジュクは賑わいます。
一方、ファルルはらぁら達から、怪盗ジーニアスがドリームパレードコーデを強奪した悪者である事を知ります。先程あじみに警戒されたのは、それゆえだと、クマとウサギは謝りますが、ファルルとガァルルは、みんなに会えただけでも嬉しい、と返します。
ですが、ガァルルはすぐにプリパリに戻らなきゃダメだと、ファルルは諭します。
そう言われたガァルルは落ち込みますが、それを見たそふぃは、今日だけでも一緒にいていいんじゃないか、と提案します。
その後、ユニコンに連絡して、許可をもらいました。ガァルルは喜びます。
直後、ドロシーは、ユニコンがファルル単独でパラジュクに向かわせた事を指摘します。
それは、ドリームパレードに出たいとお願いしたら、頑張ってくるよう応援されたからだと、ファルルは言います。ファルルがドリームパレードに出ると聞いて、らぁら達は、一緒に頑張ろうと盛り上げます。
その直後、ファルルの歓迎パキり会が行われ、沢山の女の子達とトモチケを交換しました。
その中には、あろまとみかんの姿も。ファルルは、59話で占いをしてくれた事に感謝します。
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少しして、ふわりやヤギ達とも会います。
58話、59話では、ファルルはふわりと会っていないために、ドロシー達は、ふわりの事を簡単に紹介。元はプリンセス特待生だった事と、「サマーアイドルドリームグランプリ」のチーム結成はちょっとした冒険だった事を話します。
そんな中、みれぃは、ふわりがプリンセスを目指すのをやめた直後からジーニアスが現れた事について疑問を感じます。
らぁらは、ファルルの仕事が終わったら、皆でクレープを食べようと提案します。
その後、ガァルルのガブリ会が行われていました。
痛くもなくかゆくもなく絶妙な甘噛みだとか。中には食われてるマスコットもいますが。
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ハリ治療と同じようなものだと思えば、需要はあるのかも? とりあえず、トリコがどんな味だったか聞いてみたいですね。(笑)
その頃、ファルルはインタビューの仕事に出たり、グラビアの撮影に臨んだりと、大忙し。合間に、のんと楽しく話します。
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おい、いくら何でも、テレビ朝日のあの長寿番組のパロディはやめとけ。「同一司会者によるテレビトーク番組最多放送」のギネス世界記録に認定されている番組までパロディにするとか、ホントいい度胸してるよなあ。(笑)
しばらくして、ファルルの仕事が終わりましたが、閉園の時間となってしまいました。らぁら達は、ファルルと別れて、家路につきます。
プリパラタウンからどんどん女の子が帰って行く事に寂しさを感じるファルルとガァルル。ファルル達も部屋に戻ります。
その夜、ガァルルは、ファルルの子守歌で眠りにつきました。
その後、ファルルはテレビを見ようとしますが、放送は終わっていました。クマとウサギは何をしているのか気になりますが、今頃は、明日の仕事のために休んでいると考えます。
まあ、実際は、ネコのバーに入り浸っていて、この有様ですが。
ファルルは、お前らの事を気遣っているのに、お前らときたら・・・。お前らは、いっぺんユニコンにツノられろ。(笑)
それからしばらくして、ファルルはユニコンの事が気になりますが、1人でも頑張るんだと気負います。
ちょうどその時、「ファルルののん」が壊れてしまいました。さらに、その直後、部屋のドアが開かれました。
やって来たのは、ジーニアス。
「ボンソワール。プリンセス。」
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~ Bパート ~
ジーニアスは、ファルルにずっと会いたかったと話しかけますが、ファルルは無視。
それからも、ジーニアスは、面と向かって話そうとしますが、ファルルはことごとく顔を合わせません。オープニング前に、ユニコンに、知らない人と口を聞いたらダメだと言われた事を守ります。
しかし、少しして、ジーニアスは「ファルルののん」を奪い取り、あっという間に修理。ファルルは、「ファルルののん」が直った事に喜びますが、知らない人と口を聞いた事を自省します。
ジーニアスは、無視され続けた理由を察します。そして、会ってから5分も経っていれば、もう知り合いだと、ジーニアスは言います。
その後、ファルルは、「ファルルののん」を直してくれたお礼として、花を差し上げますが、ジーニアスは断り、代わりに自分と踊ってほしいと申し出ます。
「私は、プリパラを守る魔法使い。」
「プリパラを?」
「そして、あなたに焦がれる、1人の男。」
ファルルは、男がプリパラに入れる事に疑問を感じますが、ジーニアスは、魔法使いだからだと言って流します。
「私は、ずっと待っていました。あなたと会える、この時を。」
そう言われたファルルは、ジーニアスの目をじっと見つめます。
少しして、ファルルは、ジーニアスの手をとります。
「魔法使いさん。プリパラを守るって、どういう事?」
「今のプリパラの人々は、コーデの真の輝きをほとんど眠らせたまま、100%使いこなせていないのです。」
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「見つけた5人のプリンセスでアイドルチーム、すなわち、プリンセスチームを作り上げ、このプリパラに革命を起こしたい。プリパラを、より素晴らしい場所に育てあげたい。」
「プリンセスチーム・・・。」
「そのためには、あなたが必要だ。ぜひ、私のチームに入って下さい。プリンセスファルル。」
「私が、プリンセス・・・。」
ちょうどその時、ガァルルが駆けつけて、ファルルを噛むなと、ジーニアスに噛みつきました。
しかし、ジーニアスは冷静に対応。
「プリンセスファルル。2人だけの秘密です。誰かに話したら、私は消えてしまいます。では、ごきげんよう、プリンセス。そして、リトルプリンセス。」
そして、ジーニアスは、ファルルと別れました。
その翌日、ファルルはライブに臨もうとしていました。
ガァルルは昨夜の件について、そふぃに話そうとしますが、ファルルに口止めされます。そふぃは、少し気になるものの、質問はしませんでした。
そして、ファルルは、ライブに出ます。今回のコーデは、「ジュエリープリンセスコーデ」。
曲は、58話と同じく、「0-week-old」。
「真のコーデの輝き、もし、ファルルにその力があるのなら、みんなに見せてあげたい! ファルル、プリンセスになる!」
メイキングドラマも、58話と同じく、「とどけたい! チックタックフラワー」。
ライブが終わり、ファルルのアイドルランクは、「トップ」クラスの「こくみんてきアイドル」へと上がりました。
「みんなー! ファルルはプリンセスになる! 約束する!」
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それからしばらくして、らぁら達6人とファルルは、ガァルルを見送ります。
しかし、ガァルルは、あの魔法使いは嫌いだと、ファルルの事を心配しますが、ファルルは特に気にせず。そして、ガァルルは、ファルル達と別れます。
一方、ひびきは、ファルルのライブを見て、プリンセスになる資格が十分あると見込み、ほくそ笑みます。
今回は、これで終了です。
次回:「誕生日の約束、かしこまっ!」
もうすぐ、らぁらが誕生日を迎えます。らぁらは、親友のなおとも誕生日が同じで、らぁらとなおは、今年も一緒に誕生日を祝おうと約束します。
2人は毎年そうやって一緒に誕生日を迎えてきましたが、今年は、プリパラで、らぁらバースデイイベントが開催されるようです。果たして、らぁらは、なおとの約束を守れるのか?
次回は、2期始まって、やっと、らぁらとなおの友情にスポットライトが当てられそうですね。待ってました! これは、8話以来の神回の予感がして、次回が待ち遠しいです!
【まとめ】
プリパリから再び帰ってきたファルルは、ジーニアスと会った事で、プリンセスになる意欲が増し、アイドルランクを上げる事ができました。
今話見終えて、今後ファルルに大事なのは、プリンセスになるために何が大切なのか、正しく理解する事だろうな、と思いました。
このアニメでいう「プリンセス」というのは、プリパラで最も輝いているアイドル達の事。誰からも注目や喝采を受けるとなれば、誰もがプリンセスに憧れるのは当然の話ですよね。
そして、プリンセスになるには、「アイドルドリームグランプリ」で優勝する必要があり、ファルルのような素質のある子ほど、有利だと思います。特に、Bパートでジーニアスに素質を認められれば、ますます自信に繋がり、プリンセスになる確率は上がるでしょう。
だけど、その「自信」が「過信」にならないかが、問題でしょうね。
特に、「コーデの真の輝き」というフレーズからは、1期のパラダイスコーデを思い出さずにはいられず、あの時の二の舞になるんじゃないかと、心配もします。「あの時の二の舞」というのは、31話でパラダイスコーデを光らせられず、ファンが離れていった事に寂しさを感じた事です。
パラダイスコーデを光らせられたのは、30話の「パラダイスプライズ」で見せたような、類まれなる素質ではなく、ファルルを復活させたいと思うプリパラアイドル全員の想いでした。もっと簡単に言えば、「友情」ですね。「友達」がいるからこそ、今のファルルがある訳です。
プリンセスになる素質があると見込まれて、自分を磨く事は大切でしょう。
だけど、同時に、もっと友情を築けるかどうかも求められ、それが今後のファルルの課題だと思いますね。特に、ファルルは、らぁら達と違って、プリパラの外で友情を育む事はできないと思うと尚更でしょう。
そのあたり、Aパートの歓迎パキり会で、沢山の子と知り合えたのは良かったと思います。ライブシーンで、「真のコーデの輝き、もし、ファルルにその力があるのなら、みんなに見せてあげたい!」と感じていたのも良かったですね。
しかし、これが、良い方向へと進むかどうかは、今後のストーリー次第でしょう。
今後もジーニアスがファルルに接触する機会があると、懸念が現実になりそうな気がしますが、今回だけだったら大丈夫かも? 思い入れのあるパラジュクに長期滞在するとなれば、沢山の友情を築けて、友達の大切さを、より実感できると思いますし。
そのあたり、今後のらぁらとの交流が大きなポイントになると思っていますが、どうなるのか? 次回以降も、ファルルの心理面に注目したいと思います。
~ オープニング前 ~
ある日、ファルルは、ヘリでパラジュクに向かっていました。今回は、58話の時と違い、ファルル単独での帰国です。
プリパスを通じて、ユニコンはファルルを娘のように心配し、ミニファルル達はファルルを応援します。
しかし、ユニコンの元にいるミニファルルが1体いません。
その足りない1体は、ガァルル。ガァルルもパラジュクに行きたいと、勝手についてきました。

~ Aパート ~
ファルルが帰国してきた事は、ニュースにも取り挙げられました。今回は、一時帰国ではなく、長期滞在するようです。
ニュースを見たひびきは、やっとファルルに会えると心躍らせます。
一方、ファルルは、ガァルルがついて来た事をユニコンに報告していました。ユニコンは、さっさとガァルルを送り返すよう言いますが、もうすぐパラジュクに着くため、一旦ファルルは連絡を中断します。
そして、ファルルはパラジュクに着きました。58話と同じく、らぁら達6人、クマ、ウサギが出迎えます。
が、あじみが間に出てきて、このファルルは実は偽物なんじゃないかと疑い、ファルルの鼻をつまみます。
これには、ガァルルは怒り、あじみの右手を噛みます。と言っても、痛さはなく、甘噛みですが。

その後、ファルルが帰って来た事に、パラジュクは賑わいます。
一方、ファルルはらぁら達から、怪盗ジーニアスがドリームパレードコーデを強奪した悪者である事を知ります。先程あじみに警戒されたのは、それゆえだと、クマとウサギは謝りますが、ファルルとガァルルは、みんなに会えただけでも嬉しい、と返します。
ですが、ガァルルはすぐにプリパリに戻らなきゃダメだと、ファルルは諭します。
そう言われたガァルルは落ち込みますが、それを見たそふぃは、今日だけでも一緒にいていいんじゃないか、と提案します。
その後、ユニコンに連絡して、許可をもらいました。ガァルルは喜びます。

それは、ドリームパレードに出たいとお願いしたら、頑張ってくるよう応援されたからだと、ファルルは言います。ファルルがドリームパレードに出ると聞いて、らぁら達は、一緒に頑張ろうと盛り上げます。
その直後、ファルルの歓迎パキり会が行われ、沢山の女の子達とトモチケを交換しました。
その中には、あろまとみかんの姿も。ファルルは、59話で占いをしてくれた事に感謝します。

少しして、ふわりやヤギ達とも会います。

そんな中、みれぃは、ふわりがプリンセスを目指すのをやめた直後からジーニアスが現れた事について疑問を感じます。
らぁらは、ファルルの仕事が終わったら、皆でクレープを食べようと提案します。
その後、ガァルルのガブリ会が行われていました。
痛くもなくかゆくもなく絶妙な甘噛みだとか。中には食われてるマスコットもいますが。



その頃、ファルルはインタビューの仕事に出たり、グラビアの撮影に臨んだりと、大忙し。合間に、のんと楽しく話します。




しばらくして、ファルルの仕事が終わりましたが、閉園の時間となってしまいました。らぁら達は、ファルルと別れて、家路につきます。
プリパラタウンからどんどん女の子が帰って行く事に寂しさを感じるファルルとガァルル。ファルル達も部屋に戻ります。
その夜、ガァルルは、ファルルの子守歌で眠りにつきました。
その後、ファルルはテレビを見ようとしますが、放送は終わっていました。クマとウサギは何をしているのか気になりますが、今頃は、明日の仕事のために休んでいると考えます。
まあ、実際は、ネコのバーに入り浸っていて、この有様ですが。


それからしばらくして、ファルルはユニコンの事が気になりますが、1人でも頑張るんだと気負います。
ちょうどその時、「ファルルののん」が壊れてしまいました。さらに、その直後、部屋のドアが開かれました。
やって来たのは、ジーニアス。
「ボンソワール。プリンセス。」

~ Bパート ~
ジーニアスは、ファルルにずっと会いたかったと話しかけますが、ファルルは無視。
それからも、ジーニアスは、面と向かって話そうとしますが、ファルルはことごとく顔を合わせません。オープニング前に、ユニコンに、知らない人と口を聞いたらダメだと言われた事を守ります。
しかし、少しして、ジーニアスは「ファルルののん」を奪い取り、あっという間に修理。ファルルは、「ファルルののん」が直った事に喜びますが、知らない人と口を聞いた事を自省します。
ジーニアスは、無視され続けた理由を察します。そして、会ってから5分も経っていれば、もう知り合いだと、ジーニアスは言います。
その後、ファルルは、「ファルルののん」を直してくれたお礼として、花を差し上げますが、ジーニアスは断り、代わりに自分と踊ってほしいと申し出ます。
「私は、プリパラを守る魔法使い。」
「プリパラを?」
「そして、あなたに焦がれる、1人の男。」

「私は、ずっと待っていました。あなたと会える、この時を。」



「魔法使いさん。プリパラを守るって、どういう事?」
「今のプリパラの人々は、コーデの真の輝きをほとんど眠らせたまま、100%使いこなせていないのです。」




「そのためには、あなたが必要だ。ぜひ、私のチームに入って下さい。プリンセスファルル。」
「私が、プリンセス・・・。」



「プリンセスファルル。2人だけの秘密です。誰かに話したら、私は消えてしまいます。では、ごきげんよう、プリンセス。そして、リトルプリンセス。」

その翌日、ファルルはライブに臨もうとしていました。
ガァルルは昨夜の件について、そふぃに話そうとしますが、ファルルに口止めされます。そふぃは、少し気になるものの、質問はしませんでした。
そして、ファルルは、ライブに出ます。今回のコーデは、「ジュエリープリンセスコーデ」。

「真のコーデの輝き、もし、ファルルにその力があるのなら、みんなに見せてあげたい! ファルル、プリンセスになる!」

ライブが終わり、ファルルのアイドルランクは、「トップ」クラスの「こくみんてきアイドル」へと上がりました。


それからしばらくして、らぁら達6人とファルルは、ガァルルを見送ります。
しかし、ガァルルは、あの魔法使いは嫌いだと、ファルルの事を心配しますが、ファルルは特に気にせず。そして、ガァルルは、ファルル達と別れます。
一方、ひびきは、ファルルのライブを見て、プリンセスになる資格が十分あると見込み、ほくそ笑みます。
今回は、これで終了です。
次回:「誕生日の約束、かしこまっ!」
もうすぐ、らぁらが誕生日を迎えます。らぁらは、親友のなおとも誕生日が同じで、らぁらとなおは、今年も一緒に誕生日を祝おうと約束します。
2人は毎年そうやって一緒に誕生日を迎えてきましたが、今年は、プリパラで、らぁらバースデイイベントが開催されるようです。果たして、らぁらは、なおとの約束を守れるのか?
次回は、2期始まって、やっと、らぁらとなおの友情にスポットライトが当てられそうですね。待ってました! これは、8話以来の神回の予感がして、次回が待ち遠しいです!
【まとめ】
プリパリから再び帰ってきたファルルは、ジーニアスと会った事で、プリンセスになる意欲が増し、アイドルランクを上げる事ができました。
今話見終えて、今後ファルルに大事なのは、プリンセスになるために何が大切なのか、正しく理解する事だろうな、と思いました。
このアニメでいう「プリンセス」というのは、プリパラで最も輝いているアイドル達の事。誰からも注目や喝采を受けるとなれば、誰もがプリンセスに憧れるのは当然の話ですよね。
そして、プリンセスになるには、「アイドルドリームグランプリ」で優勝する必要があり、ファルルのような素質のある子ほど、有利だと思います。特に、Bパートでジーニアスに素質を認められれば、ますます自信に繋がり、プリンセスになる確率は上がるでしょう。
だけど、その「自信」が「過信」にならないかが、問題でしょうね。
特に、「コーデの真の輝き」というフレーズからは、1期のパラダイスコーデを思い出さずにはいられず、あの時の二の舞になるんじゃないかと、心配もします。「あの時の二の舞」というのは、31話でパラダイスコーデを光らせられず、ファンが離れていった事に寂しさを感じた事です。
パラダイスコーデを光らせられたのは、30話の「パラダイスプライズ」で見せたような、類まれなる素質ではなく、ファルルを復活させたいと思うプリパラアイドル全員の想いでした。もっと簡単に言えば、「友情」ですね。「友達」がいるからこそ、今のファルルがある訳です。
プリンセスになる素質があると見込まれて、自分を磨く事は大切でしょう。
だけど、同時に、もっと友情を築けるかどうかも求められ、それが今後のファルルの課題だと思いますね。特に、ファルルは、らぁら達と違って、プリパラの外で友情を育む事はできないと思うと尚更でしょう。
そのあたり、Aパートの歓迎パキり会で、沢山の子と知り合えたのは良かったと思います。ライブシーンで、「真のコーデの輝き、もし、ファルルにその力があるのなら、みんなに見せてあげたい!」と感じていたのも良かったですね。
しかし、これが、良い方向へと進むかどうかは、今後のストーリー次第でしょう。
今後もジーニアスがファルルに接触する機会があると、懸念が現実になりそうな気がしますが、今回だけだったら大丈夫かも? 思い入れのあるパラジュクに長期滞在するとなれば、沢山の友情を築けて、友達の大切さを、より実感できると思いますし。
そのあたり、今後のらぁらとの交流が大きなポイントになると思っていますが、どうなるのか? 次回以降も、ファルルの心理面に注目したいと思います。