「アイドルタイムプリパラ」第12話「打て! アイドルタイムグランプリ」の感想です。
オープニング直後の提供画像
~ Aパート ~
前話の続きです。地獄ミミ子の大飛球をキャッチするも、足を痛めたゆい。
5回表は無失点。にのは、ゆいの足を心配しますが、ゆいはヘッチャラだと答えます。
「大丈夫だって! 私には夢パワーがあるもん!」
「何すか? それ?」
「困った事が起きてもね、夢を信じていれば、ビックリするくらいのパワーが湧いてくるの! それが夢パワー!」
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「そういうの、にのは信じないっす・・・。」
「え・・・。ユメショック・・・。」
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「にのにも早く素敵な夢が見つかるといいのに・・・。」
「夢、夢言ってる場合じゃないっす! ここはいいから、早く医務室で手当てしてくるっす!」
「だから、夢パワーで大丈夫なのに・・・。」
「バツっす! 認めないっす!」
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「にの・・・、夢、全然信じてないんだ・・・。」
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ちょうどその時、らぁらがグラウンドにやって来ました。らぁらは、ゆいのライブの時間が近付いていると告げます。
ゆいは、らぁらにグローブを渡しました。らぁらにソフトボールの試合を任せて、ゆいはグラウンドを後にします。
5回裏も、チームは、地獄ミミ子の投球に翻弄されます。にのも、夢の事を考え過ぎて、打つ事に集中できず、またしても三振に打ち取られました。
グラウンドを出たゆいは、足にかなりの痛みを感じていました。
その時、校長がやって来ました。校長は、ゆいが足をケガしていると知って、すごく心配し、医務室に行くよう勧めます。
ゆいは、医務室に行くところだと答えたものの、別の場所に向かっているように思えます。
「にの・・・。あんなに自信を失っているにの、初めて見たよ・・・。」
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「それに比べたら、こんなの何でもないよ! それにね、こっちには、何たって神アイドルのらぁらがついてるんだよ! イマイチ頼りないけど・・・。」
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「私、ケガなんかしてない! 私は小さい頃、闇の組織、ゴルゴンゾーラにサイボーグにされて・・・、足首には鋼鉄が入ってるの!」
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小学生がケガをおしてまで夢を叶えようとする姿には、ものすごく感動するのに、いらん妄想で落とすな。さすが、感動をギャグに転化させる事に定評があり過ぎるアニメです。(笑)
少しして、ソフトボールの試合は7回裏2アウトまできていました。
「あーあ、見てらんないなあ。」
「ドロシー!? レオナ!?」
「ボク達が助っ人してやるよ!」
「頑張ります!」
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「あと1アウトで試合終了。我がチームの勝利は秒読み。つまーりー・・・、」
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「参加者が2組以上に満たないとグランプリは失敗に終わるから・・・、つまーり・・・、あの悪の根源、パパラ宿のプリパラも・・・、」
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「今回をもって、サヨウナラって訳・・・。」
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「なーに笑ってんのさ。ヘッポコピッチャーさーん!」
「しまった・・・。いつの間に・・・。」
「へーい、へーい。ピッチャー、ビビってるー。」
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ドロシーはともかく、レオナに「ピッチャー、ビビってる」なんて言われるとか、ざまあねーな。まあ、私も言われたいと思ってますが。(笑)
ってゆーか、ホント、地獄ミミ子は、詰めの甘さに定評があり過ぎるよなあ。前話活躍し過ぎた反動でしょうか。とりあえず、「つまーり・・・、あの悪の根源、パパラ宿のプリパラも・・・、今回をもって、サヨウナラって訳・・・」というセリフは、死亡フラグ語録に登録しておこう。(笑)
地獄ミミ子は、気を取り直して、次のバッター・らぁらに集中します。
1塁にいるレオナは、タイミング良く打つようアドバイス。そして、らぁらは、バットを振りますが、タイムングが合わずに空振り。
気を取り直して、2球目は・・・、
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そして、すべての塁が埋まり、にのに打席が回りました。
しかし、地獄ミミ子に「井の中の蛙、大海を知らず」と言われた事を思い出し・・・、
「そう、目先の小さな目標ばかり叶えて、いい気になってただけっす・・・。夢・・・。」
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にのがそう考えていた直後、らぁらのアイドルウォッチに着信音が。ゆいからのメールです。
らぁらは試合を中断し、テレビを持ってきました。ゆいのライブが始まろうとしていました。
ゆいは、マイチケをスキャンして、コーデチェンジ。コーデは「マジカる☆スターピンクコーデ」。
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ステージに立ったゆいですが、足に痛みを感じているのは変わりません。
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しかし・・・、
「このステージでライブするのは、私の・・・、夢でした! 最初は、お客さんがめが姉ぇさんばっかりで・・・、それでも、予想できないような困った事があっても、夢を信じていたから、ここに立つ事ができました!」
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「ユメ大切な人に、この気持ち届けます! 届け! ユメライブ!」
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~ Bパート ~
同じ頃、校長は、ゆいがプリパラにいる事を知り、ゆいのライブを止めようとプリズムストーンに来ました。
ミュージックスタート。曲は「チクタク・Magicaる・アイドルタイム!」。
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ゆいのライブが盛り上がってきたところで、校長が、ライブを中止させようと観客席に乱入。ですが、みれぃとそふぃが、止めようとします。
「いいえ! ルールも何もありません! ケガした足でライブするなんて、止めなくては!」
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「このライブは、ゆいの夢だって言ってたぷり! 最後まで見守るぷり!」
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「ゆい・・・。ケガしてるのに、こんなに元気に・・・。」
「夢パワーがあれば、ヘッチャラなの!」
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「にのも、夢見つけたいっす!」
「きっといつか、見つかるよ!」
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メイキングドラマは「ゆめかわ! マジカルクロックランド」。
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「あのケガをおして、一体何のババためですの・・・?」
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「ゆいだって、こんなに頑張ってるっす・・・。にのも頑張らなきゃっす! 必ず打つ!」
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にのの打球はホームラン。という事で、にの達が勝ちました。
となれば、急いでプリパラに行き、ライブを行うだけ。しかし、地獄ミミ子が、行かせまいと行く手を阻みます。
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ですが、ドロシーとレオナが取り押さえました。
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にのは、2人に感謝して、プリパラに向かいます。
アイドルタイムグランプリのエントリーの締切時間が近付いてきました。このままでは、出場者が2組に満たず、グランプリは無効となってしまいます。
しかし、にのが到着。にのは、ゆいのライブを見てパワーをもらったと言い、そのままグランプリにエントリー。
「そういう訳だったんですの・・・。ババ美しき友情ですわ・・・。」
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にのは、マイチケをスキャンして、コーデチェンジ。コーデは「ベースボールゲームコーデ」。
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曲は「あっちゃこっちゃゲーム」。
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メイキングドラマは「ピコピコ! ポップンビットスクランブル」。
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そして、結果発表。グランプリの勝者は、ゆい、にの、どちらの手に?
ちょうどその時・・・、
「スーパーアイドルタイム!」
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「時の楽園・タイムガーデンへようこそ!」
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「あなたは誰? 私は、ファララ!」
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「夢いっぱいの時間、アイドルタイムハープ!」
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「アイドルタイムマイク、完成!」
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「そして、時は輝く!」
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「さあ、こっちへ来て!」
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「アイドルタイムコーデの1つ、時のヘアアクセをあなたに! 素敵な時間をありがとう!」
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という事で、第1回アイドルタイムグランプリの優勝者は、ゆい。
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「こ、これは・・・、新たなレアコーデ、夢レア!? それに、あの少女は一体・・・。」
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優勝したゆいも、「ファララ」という女の子が何者なのか気になっていました。彼女については、めが兄ぃが、後に調べる事に。
そして、パパラ宿のプリパラには、また建物が増えました。
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その頃、WITHのメンバーも、アイドルタイムグランプリを見ていました。6話同様、アサヒとコヨイは、面白いと感心するものの、ショウゴは相変わらず興味なし。
しかも、妹のゆいがグランプリに優勝したと知ると、怒りを感じます。
「認めねえ! 女子プリなんて、邪道だぜ!」
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しばらくして、帰路につくゆい達。にのは、ゆいをおぶっていました。
「にの・・・、大丈夫だよ・・・。普通に歩けるし・・・。」
「無理は禁物っす! ゆいは、大切な友達! しっかり労わるっす!」
「えへへ・・・、ありがとう!」
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らぁらは、今もグランプリの興奮が残っています。にのは、今日はグランプリだと知らされなかったと不満はあるものの、次のグランプリの優勝に目を向けていました。
そんな時、校長が、ゆいに声をかけてきました。
「グランプリ優勝・・・、おめでとう・・・。」
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「友情ライブ、プリパラの客席でじっくり拝見しましたわ・・・。」
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「ええ、正直・・・、ババ・・・、感動しましたわ!」
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「今まで私は、プリパラを誤解していたようです。プリパラは・・・、素晴らしい! ビバプリパラ! ババプリパラですわ!」
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「じゃあ、これからは・・・。」
「ええ、もちろん! 全力でプリパラをプッシュしていきますわ!」
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『やった!』
「花マルっす!」
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今回は、これで終了です。
次回:「レッツゴー! パラ宿」
ゆいとらぁらは、パラ宿のプリパラに遊びに来ました。ゆいは、憧れのパラ宿の皆と会い大感激。
らぁらも、久々に皆と再会して喜び合っていましたが、突如メカ姉ぇが現れ、自爆装置のカウントダウンがスタートしました。自爆を止めるには、ライブでメカ姉ぇを感動させる必要があるようです。
果たして、メカ姉ぇの心の琴線に触れるライブはできるのか?
次回予告直後の提供画像
【まとめ】 ※今回もかなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
ソフトボールの試合で苦戦を強いられたにのは、ゆいのライブからパワーをもらって、サヨナラ満塁ホームランで勝利し、アイドルタイムグランプリにも出場でき、第1回アイドルタイムグランプリは成功に終わりました。
さて、今回のポイントは「夢」でしょう。これが、アイドルタイムグランプリを成功に導いたキーポイントだったと思いますね。
「夢」というのは、自分がいつかなりたいもの、もしくは、実現してみたいもの。「夢」があるという事は、未来の自分を描けているという事であり(具体性が伴っているかどうかは別問題ですが)、それに向けて、気概を持って明るく頑張れるものです。
そして、「夢」は、痛みや苦しさ、不安をも乗り越えてくれるのでしょう。
ゆいが負ったケガの痛みは、客観的にみれば、相当のものだったのかもしれません。しかし、ライブに出て、それも、痛みの表情を一切浮かべずに、普段通りのライブをやり通したのは、「夢」があってこそだと思いますね。
よく「病は気から」という言葉を耳にしますが、ケガや病気から感じる心配や不安は、本人の気持ち次第なのでしょう。ゆいは、女の子があまり来ないプリパラでも必死にアイドルを頑張ろうという気持ちがあったからこそ、実はそんなに痛みを感じていなかったのかもしれませんね。
そう思うと、「夢」は、素晴らしいものだと思いますね。
しかし、「夢」を持っていない人も、珍しくはないでしょう。
「夢」と聞くと、壮大なイメージを感じ、具体性やカッコよさを求め過ぎて、結論が出ないなんて事は、よくあるんじゃないかと思います。私なんかも、具体性のある将来の自分を描こうとはせず、「夢」を持たないまま、25年以上もの時を過ごしてきました。
とはいえ、近未来的な「目標」を持っている事はあるでしょう。「夢」と比べると、「目標」は下方修正感があるように聞こえますが、未来志向という意味では、「夢」も「目標」も同じようなものだと私は思いますね。
にのは、「夢」を持っていない子ではありますが、しかし、シオンを超えたいと思っているんですよね。私からすれば、それは、立派な「夢」なんじゃないかと思います。
それに、助っ人として成功し続けていた時も、「夢」に繋げられそうな要素はいくらでもあったでしょう。たとえば、8話のサッカーの試合では、ドリブルを取られた局面や、シュートを外した局面があったかもしれません。
そこを反省要素として振り返り、足りなかったところを課題にして、上手くいったところは、どうすれば次も上手くいくのか考えるなどできたでしょう。それが、「向上心」という未来志向へと繋がり、「夢」への一歩になるんじゃないかと思いますね。
ただ、これまで勝ち続けてきた事が、向上心を薄れさせてしまったのでしょう。
たとえ大した相手でなくても、勝てば、その満足感から、気が抜けてしまうもの。そして、考える事を放棄してしまったのかもしれませんね。
まあ、世の中には、いくらでも「夢」に繋がる要素があります。今は「夢」がないのなら、「夢」に繋がりそうなものを見つける挑戦心を持てばいいだけの話です。
と言っても、ここ最近は、にのが主軸の話が続いていて、さらに、アイドルタイムグランプリという一大イベントが終わったとなると、にののブームは終わったでしょう。次のにのメイン回は、1か月以上は先になるんじゃないかと思います。
それでも、その時は、にのがどんな挑戦心を持っているのか、しっかり見ていきたいものですね。
また、「夢」は、誰かに勇気や希望を与えていたのも、今話では示されていました。
ゆいのケガをおしてのライブに、にのは、ソフトボールの試合の逆転に繋げましたが、校長のプリパラへの姿勢まで変わったのは、すごく印象に残りました。予告には校長の姿がまったくなかったですので、あの心変わりは予想外でしたね。
これまでプリパラを快く見ていなかった校長が一転して好意的になったとなれば、ゆい達にとっては、心強い味方を得た事でしょう。
とはいえ、これで終わりではありません。みちるのプリパラ入りはまだですし、ショウゴは依然女の子のプリパラを面白く思ってませんし、地獄ミミ子の問題だってあります。
ですが、一大イベントの成功のためにかけた労力や、失敗した時のプレッシャーを考えれば、息抜きは必要でしょう。いくら「夢」が痛みや苦しさを吹き飛ばしてくれるとはいえども、休むべき時にはしっかり休むもの。来年3月いっぱいまで放映すると考えると、まだ40話近くも話数があるのですから、諸問題の解決は多少ゆっくりでもいいと思いますね。
次回は、パパラ宿を離れて、パラ宿が舞台。メカ姉ぇも登場します。
メカ姉ぇといえば、約1年前は、前作最大のギャグ回をもたらしたキャラ。それだけに、次回は腹筋崩壊に気を付けたいと思います。(笑)

~ Aパート ~
前話の続きです。地獄ミミ子の大飛球をキャッチするも、足を痛めたゆい。
5回表は無失点。にのは、ゆいの足を心配しますが、ゆいはヘッチャラだと答えます。
「大丈夫だって! 私には夢パワーがあるもん!」
「何すか? それ?」
「困った事が起きてもね、夢を信じていれば、ビックリするくらいのパワーが湧いてくるの! それが夢パワー!」


「そういうの、にのは信じないっす・・・。」
「え・・・。ユメショック・・・。」

「にのにも早く素敵な夢が見つかるといいのに・・・。」
「夢、夢言ってる場合じゃないっす! ここはいいから、早く医務室で手当てしてくるっす!」
「だから、夢パワーで大丈夫なのに・・・。」
「バツっす! 認めないっす!」

「にの・・・、夢、全然信じてないんだ・・・。」

ちょうどその時、らぁらがグラウンドにやって来ました。らぁらは、ゆいのライブの時間が近付いていると告げます。
ゆいは、らぁらにグローブを渡しました。らぁらにソフトボールの試合を任せて、ゆいはグラウンドを後にします。
5回裏も、チームは、地獄ミミ子の投球に翻弄されます。にのも、夢の事を考え過ぎて、打つ事に集中できず、またしても三振に打ち取られました。
グラウンドを出たゆいは、足にかなりの痛みを感じていました。
その時、校長がやって来ました。校長は、ゆいが足をケガしていると知って、すごく心配し、医務室に行くよう勧めます。
ゆいは、医務室に行くところだと答えたものの、別の場所に向かっているように思えます。
「にの・・・。あんなに自信を失っているにの、初めて見たよ・・・。」

「それに比べたら、こんなの何でもないよ! それにね、こっちには、何たって神アイドルのらぁらがついてるんだよ! イマイチ頼りないけど・・・。」

「私、ケガなんかしてない! 私は小さい頃、闇の組織、ゴルゴンゾーラにサイボーグにされて・・・、足首には鋼鉄が入ってるの!」



小学生がケガをおしてまで夢を叶えようとする姿には、ものすごく感動するのに、いらん妄想で落とすな。さすが、感動をギャグに転化させる事に定評があり過ぎるアニメです。(笑)
少しして、ソフトボールの試合は7回裏2アウトまできていました。
「あーあ、見てらんないなあ。」
「ドロシー!? レオナ!?」
「ボク達が助っ人してやるよ!」
「頑張ります!」

「あと1アウトで試合終了。我がチームの勝利は秒読み。つまーりー・・・、」

「参加者が2組以上に満たないとグランプリは失敗に終わるから・・・、つまーり・・・、あの悪の根源、パパラ宿のプリパラも・・・、」



「今回をもって、サヨウナラって訳・・・。」


「なーに笑ってんのさ。ヘッポコピッチャーさーん!」
「しまった・・・。いつの間に・・・。」
「へーい、へーい。ピッチャー、ビビってるー。」


ドロシーはともかく、レオナに「ピッチャー、ビビってる」なんて言われるとか、ざまあねーな。まあ、私も言われたいと思ってますが。(笑)
ってゆーか、ホント、地獄ミミ子は、詰めの甘さに定評があり過ぎるよなあ。前話活躍し過ぎた反動でしょうか。とりあえず、「つまーり・・・、あの悪の根源、パパラ宿のプリパラも・・・、今回をもって、サヨウナラって訳・・・」というセリフは、死亡フラグ語録に登録しておこう。(笑)
地獄ミミ子は、気を取り直して、次のバッター・らぁらに集中します。
1塁にいるレオナは、タイミング良く打つようアドバイス。そして、らぁらは、バットを振りますが、タイムングが合わずに空振り。
気を取り直して、2球目は・・・、




そして、すべての塁が埋まり、にのに打席が回りました。
しかし、地獄ミミ子に「井の中の蛙、大海を知らず」と言われた事を思い出し・・・、
「そう、目先の小さな目標ばかり叶えて、いい気になってただけっす・・・。夢・・・。」

にのがそう考えていた直後、らぁらのアイドルウォッチに着信音が。ゆいからのメールです。
らぁらは試合を中断し、テレビを持ってきました。ゆいのライブが始まろうとしていました。
ゆいは、マイチケをスキャンして、コーデチェンジ。コーデは「マジカる☆スターピンクコーデ」。

ステージに立ったゆいですが、足に痛みを感じているのは変わりません。


しかし・・・、
「このステージでライブするのは、私の・・・、夢でした! 最初は、お客さんがめが姉ぇさんばっかりで・・・、それでも、予想できないような困った事があっても、夢を信じていたから、ここに立つ事ができました!」


「ユメ大切な人に、この気持ち届けます! 届け! ユメライブ!」

~ Bパート ~
同じ頃、校長は、ゆいがプリパラにいる事を知り、ゆいのライブを止めようとプリズムストーンに来ました。
ミュージックスタート。曲は「チクタク・Magicaる・アイドルタイム!」。







ゆいのライブが盛り上がってきたところで、校長が、ライブを中止させようと観客席に乱入。ですが、みれぃとそふぃが、止めようとします。
「いいえ! ルールも何もありません! ケガした足でライブするなんて、止めなくては!」

「このライブは、ゆいの夢だって言ってたぷり! 最後まで見守るぷり!」

「ゆい・・・。ケガしてるのに、こんなに元気に・・・。」
「夢パワーがあれば、ヘッチャラなの!」


「にのも、夢見つけたいっす!」
「きっといつか、見つかるよ!」


メイキングドラマは「ゆめかわ! マジカルクロックランド」。






「あのケガをおして、一体何のババためですの・・・?」






「ゆいだって、こんなに頑張ってるっす・・・。にのも頑張らなきゃっす! 必ず打つ!」




にのの打球はホームラン。という事で、にの達が勝ちました。
となれば、急いでプリパラに行き、ライブを行うだけ。しかし、地獄ミミ子が、行かせまいと行く手を阻みます。

ですが、ドロシーとレオナが取り押さえました。

にのは、2人に感謝して、プリパラに向かいます。
アイドルタイムグランプリのエントリーの締切時間が近付いてきました。このままでは、出場者が2組に満たず、グランプリは無効となってしまいます。
しかし、にのが到着。にのは、ゆいのライブを見てパワーをもらったと言い、そのままグランプリにエントリー。
「そういう訳だったんですの・・・。ババ美しき友情ですわ・・・。」

にのは、マイチケをスキャンして、コーデチェンジ。コーデは「ベースボールゲームコーデ」。

曲は「あっちゃこっちゃゲーム」。

















メイキングドラマは「ピコピコ! ポップンビットスクランブル」。















そして、結果発表。グランプリの勝者は、ゆい、にの、どちらの手に?
ちょうどその時・・・、
「スーパーアイドルタイム!」


「時の楽園・タイムガーデンへようこそ!」

「あなたは誰? 私は、ファララ!」


「夢いっぱいの時間、アイドルタイムハープ!」

「アイドルタイムマイク、完成!」


「そして、時は輝く!」







「さあ、こっちへ来て!」

「アイドルタイムコーデの1つ、時のヘアアクセをあなたに! 素敵な時間をありがとう!」


という事で、第1回アイドルタイムグランプリの優勝者は、ゆい。

「こ、これは・・・、新たなレアコーデ、夢レア!? それに、あの少女は一体・・・。」


優勝したゆいも、「ファララ」という女の子が何者なのか気になっていました。彼女については、めが兄ぃが、後に調べる事に。
そして、パパラ宿のプリパラには、また建物が増えました。

その頃、WITHのメンバーも、アイドルタイムグランプリを見ていました。6話同様、アサヒとコヨイは、面白いと感心するものの、ショウゴは相変わらず興味なし。
しかも、妹のゆいがグランプリに優勝したと知ると、怒りを感じます。
「認めねえ! 女子プリなんて、邪道だぜ!」

しばらくして、帰路につくゆい達。にのは、ゆいをおぶっていました。
「にの・・・、大丈夫だよ・・・。普通に歩けるし・・・。」
「無理は禁物っす! ゆいは、大切な友達! しっかり労わるっす!」
「えへへ・・・、ありがとう!」

らぁらは、今もグランプリの興奮が残っています。にのは、今日はグランプリだと知らされなかったと不満はあるものの、次のグランプリの優勝に目を向けていました。
そんな時、校長が、ゆいに声をかけてきました。
「グランプリ優勝・・・、おめでとう・・・。」

「友情ライブ、プリパラの客席でじっくり拝見しましたわ・・・。」


「ええ、正直・・・、ババ・・・、感動しましたわ!」


「今まで私は、プリパラを誤解していたようです。プリパラは・・・、素晴らしい! ビバプリパラ! ババプリパラですわ!」

「じゃあ、これからは・・・。」
「ええ、もちろん! 全力でプリパラをプッシュしていきますわ!」


『やった!』
「花マルっす!」

今回は、これで終了です。
次回:「レッツゴー! パラ宿」
ゆいとらぁらは、パラ宿のプリパラに遊びに来ました。ゆいは、憧れのパラ宿の皆と会い大感激。
らぁらも、久々に皆と再会して喜び合っていましたが、突如メカ姉ぇが現れ、自爆装置のカウントダウンがスタートしました。自爆を止めるには、ライブでメカ姉ぇを感動させる必要があるようです。
果たして、メカ姉ぇの心の琴線に触れるライブはできるのか?

【まとめ】 ※今回もかなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
ソフトボールの試合で苦戦を強いられたにのは、ゆいのライブからパワーをもらって、サヨナラ満塁ホームランで勝利し、アイドルタイムグランプリにも出場でき、第1回アイドルタイムグランプリは成功に終わりました。
さて、今回のポイントは「夢」でしょう。これが、アイドルタイムグランプリを成功に導いたキーポイントだったと思いますね。
「夢」というのは、自分がいつかなりたいもの、もしくは、実現してみたいもの。「夢」があるという事は、未来の自分を描けているという事であり(具体性が伴っているかどうかは別問題ですが)、それに向けて、気概を持って明るく頑張れるものです。
そして、「夢」は、痛みや苦しさ、不安をも乗り越えてくれるのでしょう。
ゆいが負ったケガの痛みは、客観的にみれば、相当のものだったのかもしれません。しかし、ライブに出て、それも、痛みの表情を一切浮かべずに、普段通りのライブをやり通したのは、「夢」があってこそだと思いますね。
よく「病は気から」という言葉を耳にしますが、ケガや病気から感じる心配や不安は、本人の気持ち次第なのでしょう。ゆいは、女の子があまり来ないプリパラでも必死にアイドルを頑張ろうという気持ちがあったからこそ、実はそんなに痛みを感じていなかったのかもしれませんね。
そう思うと、「夢」は、素晴らしいものだと思いますね。
しかし、「夢」を持っていない人も、珍しくはないでしょう。
「夢」と聞くと、壮大なイメージを感じ、具体性やカッコよさを求め過ぎて、結論が出ないなんて事は、よくあるんじゃないかと思います。私なんかも、具体性のある将来の自分を描こうとはせず、「夢」を持たないまま、25年以上もの時を過ごしてきました。
とはいえ、近未来的な「目標」を持っている事はあるでしょう。「夢」と比べると、「目標」は下方修正感があるように聞こえますが、未来志向という意味では、「夢」も「目標」も同じようなものだと私は思いますね。
にのは、「夢」を持っていない子ではありますが、しかし、シオンを超えたいと思っているんですよね。私からすれば、それは、立派な「夢」なんじゃないかと思います。
それに、助っ人として成功し続けていた時も、「夢」に繋げられそうな要素はいくらでもあったでしょう。たとえば、8話のサッカーの試合では、ドリブルを取られた局面や、シュートを外した局面があったかもしれません。
そこを反省要素として振り返り、足りなかったところを課題にして、上手くいったところは、どうすれば次も上手くいくのか考えるなどできたでしょう。それが、「向上心」という未来志向へと繋がり、「夢」への一歩になるんじゃないかと思いますね。
ただ、これまで勝ち続けてきた事が、向上心を薄れさせてしまったのでしょう。
たとえ大した相手でなくても、勝てば、その満足感から、気が抜けてしまうもの。そして、考える事を放棄してしまったのかもしれませんね。
まあ、世の中には、いくらでも「夢」に繋がる要素があります。今は「夢」がないのなら、「夢」に繋がりそうなものを見つける挑戦心を持てばいいだけの話です。
と言っても、ここ最近は、にのが主軸の話が続いていて、さらに、アイドルタイムグランプリという一大イベントが終わったとなると、にののブームは終わったでしょう。次のにのメイン回は、1か月以上は先になるんじゃないかと思います。
それでも、その時は、にのがどんな挑戦心を持っているのか、しっかり見ていきたいものですね。
また、「夢」は、誰かに勇気や希望を与えていたのも、今話では示されていました。
ゆいのケガをおしてのライブに、にのは、ソフトボールの試合の逆転に繋げましたが、校長のプリパラへの姿勢まで変わったのは、すごく印象に残りました。予告には校長の姿がまったくなかったですので、あの心変わりは予想外でしたね。
これまでプリパラを快く見ていなかった校長が一転して好意的になったとなれば、ゆい達にとっては、心強い味方を得た事でしょう。
とはいえ、これで終わりではありません。みちるのプリパラ入りはまだですし、ショウゴは依然女の子のプリパラを面白く思ってませんし、地獄ミミ子の問題だってあります。
ですが、一大イベントの成功のためにかけた労力や、失敗した時のプレッシャーを考えれば、息抜きは必要でしょう。いくら「夢」が痛みや苦しさを吹き飛ばしてくれるとはいえども、休むべき時にはしっかり休むもの。来年3月いっぱいまで放映すると考えると、まだ40話近くも話数があるのですから、諸問題の解決は多少ゆっくりでもいいと思いますね。
次回は、パパラ宿を離れて、パラ宿が舞台。メカ姉ぇも登場します。
メカ姉ぇといえば、約1年前は、前作最大のギャグ回をもたらしたキャラ。それだけに、次回は腹筋崩壊に気を付けたいと思います。(笑)